2020年11月21日、Zoomを利用して、領域若手研究発表ワークショップが開催されました。
日時:11月21日(土)13:00 - 16:35
会場:ZOOM Meeting
参加者:24名
今回の「若手研究発表ワークショップ」では、10名の若手研究者が「顏・身体」にかかわる研究発表を行いました。文化人類学、心理学、身体運動科学など、さまざまな領域で行われた研究が紹介され、10分間の質疑応答では、領域の垣根を超えた熱い議論が展開されました。本ワークショップでは、研究成果の発表や発表に対する活発な議論もさることながら、コロナ禍での研究活動が話題の一つとして上がりました。いかにしてコロナ禍以前よりも質の高い研究成果を挙げ続けていくのか、このことは研究者が立ち向かうべき喫緊の課題であると感じています。今回の「若手研究発表ワークショップ」は、領域横断的な視点を生み出すとともに、研究活動のあり方についても意見を交わすことができた貴重な機会となりました。
プログラム:
13:00-13:05 趣旨説明
13:05-13:25 「顔を覆う仮面の役割:中東・湾岸地域の事例から」
後藤真実
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
13:25-13:45 「俳優の演技に関する実験的検討:表情と情動に着目して」
ヒュース由美
東京大学大学院学際情報学府
13:45-14:05 「変化する表情に対する認知特性: 呈示比率と系列の効果」
原田佑規
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能障害研究部発達障害研究室
14:05-14:25 「化粧品の使用による肌表面特徴の変化と顔印象への影響」
中村航洋
早稲田大学理工学術院総合研究所
14:25-14:30 休憩
14:30-14:50 「ヒトの顔とキャラクターの顔に対する乳児の脳活動の検討」
山中七菜子
中央大学文学部
14:50-15:10 「体勢と音声の組み合わせからの視聴覚情動知覚における発達的変化」
山本寿子
東京女子大学現代教養学部・日本学術振興会
15:10-15:30 「制御対象の不確定性と目標位置の不確定性は異なる動作速度計画を導く」
女川亮司
東京大学大学院総合文化研究科
15:30-15:35 休憩
15:35-15:55 「共同視覚探索場面における他者の注意対象の空間学習」
坂田千文
京都大学文学研究科
15:55-16:15 「自己主体感をオンラインで測りたい」
中村杏奈
東京女子大学人間科学研究科
16:15-16:35 「他者との対面立位時の身体動揺ダイナミクス-個人内に着目して-」
向井香瑛
早稲田大学理工学術院
16:35-16:40 休憩
16:40-17:30 オンライン交流会(Gather Town)
by K. Mukai (Waseda University)