9月1日 日本顔学会2018大会にて、「顔身体学企画シンポジウムー顔・身体研究の学際的アプローチー」を開催しました
日時:9月1日 13:30-14:25
会場:明治大学中野キャンパス
参加者:70名
第23回日本顔学会大会において、顔身体学シンポジウム ― 顔・身体研究の学際的アプローチ ― が開催されました。今回のシンポジウムでは、3名の話題提供者をお招きし、ご講演いただきました。松田 壮一郎(筑波大学)先生には、見る顔、見られる顔、見つめ合う顔という演題にて、自己と他者からの視覚的認知、そして、視覚的相互作用についてご講演いただきました。田中 咲子(新潟大学)先生には、造形表現にみる身振りの役割と問題点 -古代ギリシア美術を中心に-という演題にて、絵画におけるヒトの認知的解釈について、ご講演いただきました。社 浩太郎(NTT西日本大阪病院/ 大阪大学)先生には、下顔面や口腔の身体図式の歪み:ファントムバイト症候群と口腔セネストパチーという演題にて、解剖学的検知からの顔認知について、ご講演いただきました。シンポジウム会場は多くの来場者で席が埋まり、フロアからの多数の質問により、活発な議論が行われました。
(by T. Takamura, Chuo University)