第2回心理班若手研究会

「身体性から考えるミニマル・セルフとナラティブ・セルフ」

2020年6月29日、Zoomを利用して、2020年度第2回領域若手研究会が開催されました(共催:中央大学人文科学研究所研究会「視覚と認知の発達」)。

日時:6月29日(月)16:30 - 18:00

会場:ZOOM Meeting

参加者:30名

講演者:田中彰吾 教授(東海大学 現代教養センター)

田中彰吾先生(東海大学)に「身体性から考えるミニマル・セルフとナラティブ・セルフ」と題した講演をしていただきました。

講演では田中先生が現在行っている研究だけでなく、身体性に関する新たな研究アイデアの提案や、今後検討していくべき課題についてお話しいただきました。具体的には、ギャラガーの提唱したナラティブ・セルフは身体との関係が曖昧であることを指摘し、それを解消するために習慣と身体イメージに焦点をあてることが必要であると議論されていました。オンライン開催のため、講演中にもチャット内で質問が多数挙げられ、ミニマル・セルフとナラティブ・セルフを今後どのように調べていくのかについて熱い議論が交わされました。

(by S. Tsurumi, Chuo University)