いよいよ成果を上げる第一の習慣、「時間を管理する」に入りました。
PDCAという言葉があります。元々は工場における継続的な品質向上を行うマネジメントサイクルです。「計画Planー実行Doー確認Checkー改善Action」の頭文字ですが、これは「計画」から始まっています。
ドラッカーは、「仕事についての助言は、計画せよ、から始まる。もっともらしく思えるが、問題はそれではうまく行かないところにある。計画は紙の上で消える。良き意図の表明に終わる。実行されることは稀である。」と、計画からスタートしても成果を上げられないと明言しています。
スタートは時間の記録です。「記憶」ではなく「記録」せよ、ということを例を挙げて述べています。その次に時間の整理、そして時間をまとめるという三つのプロセスを示しました。
自分の予定表や手帳などを見ても、会議など人と時間を合わせる必要のあるイベントは記録してあるのですが、それ以外の時間をどのように使っているかを記録している人は少ないのではないでしょうか。
2013/4/30
update:2015/9/8