成果をあげる三つ目の習慣は、「アクションプランを作る」です。
個人の成果にせよ、トップマネジメントの成果にせよ、成果をあげるためには何かしらの行動が必要となりますが、行動の前には計画を立てろ、というわけです。
そのアクションプラン(行動計画)の中には、将来の特定の時点で期待通りに進んでいるのかどうかをチェックするポイント(計画時点の期待)を盛り込んでおくべきということです。
行動を起こす前にこれから起こることをすべてを見通して計画することなど不可能です。計画にある最初の行動を起こしたなら、その前には見えていなかった現実が突如現れたり、想定していなかった周りの変化が次のステップに進むことを阻害するでしょう。
そのため、「アクションプランは頻繁に修正すべきもの」と考えておきなさい、というわけです。特に、実行に移す初期の段階の方が修正の必要性が高いでしょうから、アクションプランそのものに進捗状況の確認と修正のタイミングを計画しておくと良いと思います。
上記の記述の中には、「9ヶ月」「1年半」「2年」といったちょっと中途半端な時間がでてきます。ほとんどの組織が1年という会計期間を持っていますが、あえて会計期間とずらすことによって、プランに対する会計(金)の影響を小さくしようとしたのではないかと思います。
create:2016/2/17