どのような職場でも、守らなくてはならない様々なルールがあります。そのルールがゆえに新しいものに踏み出せないという面があるかもしれません。
ただ、ドラッカーはその点も見抜いていて、「何もさせてくれないという言葉は、惰性のままに動くための言い訳ではないかと疑わなければならない」と、ちょっとした衝突や意見調整、ルール変更を面倒がって、できることを避けているのではないか、と耳の痛い指摘を入れてきます。
成果をあげるエグゼクティブは、簡単にして良いことでする値打ちのあることを探すと言っていますが、その際に意識すべきものが自らの強みです。
普段からよく自分と周囲を観察し「他の人には難しいが自分には簡単にやれることは何か」を考えていると、自らの強みを知るヒントが得られるでしょう。
2013/5/22
renew:2015/12/2