成果を大幅に改善する方法というセクションでありながら、具体的な方法については触れていませんね。
ここでは、スーパーマンを雇ったり育てたりすることは無理だから、いろいろな分野に強みを持つ人を組み合わせて組織の成果を生み出す能力を高めよと言っています。
ドラッカーは、「平凡な人の能力を組み合わせて非凡な成果をあげられるのが組織というものだ。」という趣旨のことを繰り返しいろいろなところで述べています。
ただ、一人ひとりはその専門分野で強みを発揮してほしいが、自分の専門分野に閉じこもり他の仕事との関係に興味を持たないのは、困ったことだとも言っています。
やはり、自分の専門分野ではなくとも、周りの人たちがどんな仕事をしているのかについては概略レベルでも知っておくべきということです。
2013/4/24
renew:2015/9/4