仕事を緊急性と重要性の二軸で分類する方法があります。「重要かつ緊急」の仕事は優先度が高く「重要でもないし緊急でもない」仕事は優先度が低い。「重要だが緊急ではない」仕事を優先しないと「重要ではないが緊急な」仕事に時間を取られて、重要なことにいつまでも手を付けられなくなるというものです。
ドラッカーのいう劣後順位を決めろというのもこれに似ていますが、もっと過激かもしれません。
劣後順位をつけられた仕事は延期ではなく、実際には中止を意味するというところが、その決定を尻込みさせてしまいます。やらなくて良い仕事なんてあるはずがないと考えてしまうからです。
過去から続けている方法ではなく新しいやり方を優先する、横並びではなく独自性を優先する、組織内部の承認よりも外部への貢献を優先する、いずれも、誰かの反対に合って萎えてしまいそうな選択です。どれも「勇気」のいる選択ですが、それをやることが成果につながるのだということなのでしょう。
2013/5/27
renew:2015/10/31