タヒチ、クック諸島、ハワイ、ニュージーランドなどではポリネシア神話としての共通性を確認できる
マオリではランギとパパが神々の起源とされ、彼らの間には 70 柱もの男神が誕生したとされる
ハワイではカナロア、ク、ロノ、カネの四大神を起源としている
ただし創世神話『クムリポ』においてはクムリポとポエレが起源とされる
ウルテンガンガナ(ウルテンガーンガナ / Uru-te-ngāngana) ≪マオリ≫
人物:
天体の神
ランギ(天)とパパ(地)の長子
事績:
ランギとパパの分離には賛同せず。自分の枕石が開闢の斧に
所持:
斧鎌:テハエマタ / テフィロヌイ
タフィリマテア(ターフィリマーテア / Tāwhirimātea) ≪マオリ≫
人物:
風神
ランギ(天)とパパ(地)の次子
事績:
ランギとパパの分離に反対。兄弟たちとの戦い。マナイアの船団を沈める
所持:
兵器:テアプタヒアパワ
タンガロア(Tangaroa) ≪マオリ≫
タナオア(Tana'oa) / テ・ファトゥ・モアナ(Te Fatu Moana) ≪タヒチ≫
カナロア(Kanaloa) ≪ハワイ≫
人物:
海神
ランギ(天)とパパ(地)の息子
事績:
ランギとパパの分離に協力。ハワイ諸島を切り分ける(ハワイ ver.)。ヴァイタケレ(A.D.50 年頃の人物)の娘を娶る(クック諸島 ver.)。洪水を起こす(マルケサス諸島 ver.)
所持:
刀剣:オヘカプ
法具:ウイアラカカノ
乗物:カカヴェレオア
トゥマタウエンガ(トゥーマタウエンガ / Tū-mata-uenga) ≪マオリ≫
ク(クー / Ku) / クカイリモク(クーカイリモク / Ku-kaʻili-moku) / クワハイロ(クーワハイロ / Ku-waha-ilo) / クウラカイ(クーウラカイ / Ku-ula-kai) / クウラ(クーウラ / Ku-ula) ≪ハワイ≫
人物:
戦神。ハワイでは魔神や漁神の側面も
ランギ(天)とパパ(地)の息子。正妻ヒナとの間にアイアイらの子供がいる(ハワイ ver.)。ハウメアとの間に娘ペレやナマカオカハイなどがいる(ハワイ ver.)
事績:
ランギとパパの殺害を提案。風神ターフィリマーテアとの戦い。兄弟たちの子供(鳥、魚、芋、果実など)を食料とする。カモホアリイに焼き殺される(ハワイver.)
所持:
斧鎌:トゥーマタウエンガノクワ
鈍器:カアオナ
変種:カフオイ / トゥーマタウエンガノアミ / マナイアカラニ
ロンゴ(Rongo) / ロンゴマラエロア(Rongo-marae-roa) / ロンゴマタネ(ロンゴマーターネ / Rongo-mā-Tāne) ≪マオリ≫
ロノ(Lono) ≪ハワイ≫
人物:
作物(芋)の神。クック諸島では地下世界に住む
ランギ(天)とパパ(地)の息子
事績:
ランギとパパの分離に協力
所持:
斧鎌:ルアテアトンガ
槍戟:テアロアロランギ / テイティラレラレ / テピヴァイランギ / テポオポオランギ / テマタトゥアレレ / ニオニオロロア / プアプアアイナノ / ラウティアレ
タネ(ターネ / Tāne) / タネヌイアランギ(ターネヌイアランギ / Tāne-nui-a-Rangi) ≪マオリ≫
カネ(カーネ / Kane) ≪ハワイ≫
人物:
森の神
ランギ(天)とパパ(地)の息子。娘で死の女神のヒネヌイテポーの夫
ターネヌイアランギ(太陽神 / 開闢)とターネテホカホカ(森の神)が混合
事績:
ランギとパパを引き離す。斧を使うのは日本に余り伝わっていないバージョンか
所持:
斧鎌:テアフィオランギ / テフィロヌイ / パレアライマラマ / モトゥファリキ
ルアウモコ(ルーアウモコ / Rūaumoko) / ルアモコ(ルーアモコ / Rūamoko) ≪マオリ≫
人物:
地震の神
ランギ(天)とパパ(地)の末子。姪で死の女神のヒネヌイテポーの夫。タヒチではヒナファアウルヴァア(Hina-fa'auru-va'a)の夫
母思い?
事績:
悲しむパパ(地)の体内に熱をもたらす。天地を分ける(タヒチ ver.)
所持:
兵器:アヒコマウ
乗物:テアポリ
ヒネヌイテポ(ヒネヌイテポー / Hine-nui-te-pō) ≪マオリ≫
人物:
死の女神
父ターネと叔父ルーアウモコの妻
事績:
マウイを殺す
所持:
乗物:テアエアカフルマヌ
ティニラウ(Tinirau) ≪マオリ≫
人物:
魚の守護者。モトゥタプ島に住む
タンガロアの息子。マウイの女兄弟ヒナウリの夫
事績:
鯨を食べてしまった神官カエをヒナウリら猛女軍団にさらって来させる
所持:
刀剣:ティカラウ
法具:ウイアラカカノ
ハウメア(Haumea) ≪ハワイ≫
人物:
地母神
ペレやヒイアカの母
マオリのハウミア神とは区別される
事績:
カウル神に殺される
所持:
杖棒:マカレイ
ペレ(Pele) ≪ハワイ≫
人物:
火山の女神。キラウエアに住む
クワハイロとハウメアの娘
事績:
南方からハワイへ移る。カマプアアとハワイ島を二分
所持:
杖棒:パオア
乗物:ホヌアイアケア
ヒイアカ(Hiʻiaka) ≪ハワイ≫
人物:
月の女神。ニイハウ島で生まれる
(クワハイロと)ハウメアの娘
事績:
ロヒアウとのロマンス
所持:
斧鎌:ヒイアカノオノ
弓矢:ヒイアカノヤ
防具:ヒイアカノクンス
ワケア(ワーケア / Wakea) ≪ハワイ≫
人物:
天空神
カヒコ神の子。地母神パパハナウモクの夫
ハワイの支配者たちの先祖
所持:
乗物:クムエリ
カホアリイ(Ka-hoali'i) ≪ハワイ≫
人物:
地下神
ペレの親族? カモホアリイと混同されることも
事績:
神殿(heiau)作りの際に現れる
所持:
斧鎌:オロプ / ハウマプ
ナファヌア(Nafanua) ≪サモア≫
人物:
戦の女神
冥界プロトゥの王サベアシウレオの娘
事績:
トアの木を切り倒し武器を制作。サバイイ島の暴君リロマイアバとの戦い。ナファヌアが女性と知れたため戦いが終わる
所持:
鈍器:ウリマサオ / タフェシラファイ / ファアウリウリト / ファアマテガタウ
ンデンゲイ(Ndengei) / デゲイ(Degei) ≪フィジー≫
人物:
フィジーの創造神。タンガニーカ湖付近の出身
ルトゥナソバソバの異母兄弟。バージョンによって兄弟が増える
虹の蛇の姿。時を告げる鳥(鳩または鷹)を所有
事績:
兄弟らとアフリカを出航。ビティレブ島到着。さらに東を目指す。洪水を起こす
所持:
乗物:カウニトニ
タヴタヴマタ(Thavuthavu-mata) ≪フィジー≫
人物:
神
事績:
美男の顔を盗む
所持:
鈍器:シンガナイタマナ
キホトゥム(Kiho-tumu) / キホ(Kiho) / キオ(Kio) ≪トゥアモトゥ≫
人物:
至高神
天の川に関連。その伝承に疑いの声も
所持:
槍戟:マニヒロア
杖棒:ヘトゥイマタギ
防具:トゥアアヌアヌア / トゥイトゥイアウラ
装飾:ヒロオロ
乗物:テマゴロア
タバケア(Tabakea) ≪キリバス≫
人物:
バナバの創造神
アウリアリアの兄または父(ナレアウらも子供)
亀の姿
所持:
杖棒:テラカウ
アウリアリア(Auriaria) ≪キリバス≫
人物:
二番目に生まれた神
タバケアの弟または息子(ナレアウらの兄弟)
赤髪の巨人
事績:
タバケアに命じられ天地を分ける
所持:
杖棒:テラカウ
乗物:タベラニカイニブティニベル
ナレアウ(Nareau) ≪キリバス≫
人物:
ギルバート諸島の創造神
テ・ボ・マ(Te Bo Ma)とテ・マキ(Te Maki)から生まれる。またはタバケアの息子(アウリアリアの甥または兄弟)
蜘蛛の姿。二代目に変わったか自身が若返ったかして人間態に
事績:
原初の存在(世界)や神々を生み出す。タラワに居を構える
所持:
乗物:テアンガマノノアバ / テロロ
タマイワホ(Tama-i-waho) ≪マオリ≫
人物:
天上の神。ヒクランギ山の上に住まう
ラキ(ランギ)の息子(ンガーイ・タフ ver.)
邪悪な神として描かれることも。70 柱中の雷神タマテウイラとの関連は?
事績:
ターファキに呪文を授ける。鳥に変身したターファキの羽を切り落とす(ンガーティ・ポロウ ver.)。ターネ神の鳥を食べてしまい殺される
所持:
斧鎌:テラクラクオテランギ
アイアイ('Ai'ai) ≪ハワイ≫
人物:
ハナ(マウイ島)またはニオロパ(オアフ島)に暮らす
魚の神クウラカイ(漁師クウラ)とヒナの息子。ケアウニニの兄弟と言えば兄弟
事績:
両親の仇ハナの首長カモホアリイ(ペレの兄弟)への復讐(マウイ島 ver.)。ホノルルの首長から魔法の釣り針を取り戻す(オアフ島 ver.)
所持:
変種:カフオイ / マナイアカラニ
登場:
『アイアイの伝説』 - 真珠の釣り針の伝説
ケアウニニウラオカラニ(Keaunini-ula-o-ka-lani) ≪ハワイ≫
人物:
魔神クワハイロとヒイレイの息子。アイアイの兄弟と言えば兄弟
様々なバージョンがあり設定も様々
事績:
ハイナコロとのロマンス
所持:
鈍器:カアオナ
登場:
『ハイナコロ』
マウイ(マーウイ / Maui) / マウイ・ティキティキ(マーウイ・ティキティキ / Maui Tikitiki) ≪マオリ≫
人物:
半神の英雄。賢人(タヒチ ver.)
冥界の守護者マケアトゥタラまたはタランガの息子。アカラナと女神ヒナの息子(ハワイ ver.)
事績:
海中から大地引き上げる。また乗っていたカヌーも島に。太陽の運行を遅くする。火の発見。巨大ウナギとの戦い(ハワイ ver.)。不死を得ようとして失敗
所持:
斧鎌:ナイア / マトリトリ
槍戟:ムリランガフェヌア
杖棒:アトゥアタネ
変種:マナイアカラニ(トゥファファキアテランギ / フイアタパタパ / マキノキノ / マロタケ)
乗物:アウラロトゥイア / タイタイアロヒア / ピピマハコハコ / ピリタオテランギ / マフヌイ
モデル:
マオリ族以前にニュージーランドに到達した人物(エジプト人)? そんな説もあるようだが根拠のある話ではない
登場:
『マウイの伝説』
タファキ(ターファキ / Tawhaki) ≪マオリ≫
タファイ(Tafa'i) ≪サモア・タヒチ≫
タハキ(Tahaki) ≪トゥアモトゥ≫
カハイ(Kaha'i) ≪ハワイ≫
人物:
半神の英雄。ハワイキ(カヒキ)に住まう
女神ファイティリの孫。ラタの祖父
雷の姿
事績:
父の仇討ち。天に登りタマイワホから呪文を習得。洪水の逸話。タヒチ島の成り立ちの逸話
所持:
斧鎌:テパフルヌイマテヴァイタウ / テラクラクオタファキ? / マレレヌイマルアトア
変種:トゥクトゥクラホヌイ / マロタケ
乗物:アヌアヌア / ニウ
登場:
『タファキの伝説』
カマプアア(Kamapua'a) ≪ハワイ≫
人物:
半神(kupua)。海を司る。オアフ島の生まれ
ニホオレキの友人
時に豚の姿
事績:
女神ペレとハワイ島を二分。カウアイ島の争いを力づくで抑える
所持:
鈍器:カヒキコロ
タウトル(Tautoru) ≪マオリ≫
人物:
半神
海神タンガロアの息子
tautoru はオリオン座のベルトを表す言葉
事績:
隣の島の王妃に恋をしてしまう。竜アイマリを殺す
所持:
槍戟:トコクラ
霊界王の番人 ≪ハワイ≫
人物:
霊界王(おそらくミル)の三番目の番人
事績:
槍の名前を知る者の望みを聞く
所持:
槍戟:カマケロア
登場:
『カイリオハエの霊界行』 - マウイの伝説
カニカア(Kani-ka'a) ≪ハワイ≫
人物:
ハワイ島の精霊(aumakua)の長
人々を導く存在
事績:
カプノフに協力するようになる
所持:
槍戟:カニカウィ
登場:
『カプノフの伝説』 - ハワイの伝説
紀元前 2000 年頃にモンゴロイド系の民族が到達(フィリピンやスラウェシ島を経て)
この地で原住民と混血しラピタ人(原ポリネシア人)が出現
現在ではインドネシアとパプアニューギニアで島を分割
ウォリユ(Woryu / Woliyu) / ウォリウ(Woliw)
人物:
最初の人間
事績:
各地を旅する。最初に死を迎える。死者の国へ
所持:
法具:ミングイ
登場:
マリンド・アニム族(インドネシア)の伝説
ハボイ(Haboi)
人物:
最初の人間たちの一人。地上の Yomoko 村に暮らす
事績:
天上の人々の精霊退治に協力
所持:
刀剣:ウェロデューフィエンバイ
登場:
センタニ族(インドネシア)の伝説
タウラマ(Taurama)
人物:
モトゥ族の英雄
ケアウラの兄
事績:
妻と関係したケアウラを弾き飛ばす。ケアウラが食料を持って帰って来る。取引の始まり
所持:
刀剣:タウラマノケン
登場:
ポートモレスビーの伝説
エダイ・シアボ(Edai Siabo) / エダイ・ボエラ(Edai Boera)
人物:
Boera の人。モトゥ族
事績:
精霊からカヌーの製法を教わる。交易(hiri)のはじまり
所持:
乗物:ボゲバダ
登場:
ポートモレスビーの伝説
ゲアダプ(Geadap) / ギダプ(Gidap)
人物:
Gizra 族の文化英雄(創造主?)。Kulalae 村
不死の存在。魔法の力
Kulalae 村ではムイアムを語ることはできない。ヒドと同一視される
事績:
妻を惑わす弟ムイアムを追い出す。二つの村の起こり
所持:
弓矢:コムトム
登場:
西部州南部の伝説
ムイアム(Muiam)
人物:
Gizra 族の文化英雄。Waidoro 村
魔法の力
Waidoro 村ではゲアダプを語ることはできない
事績:
兄に嫉妬され村を追い出される。灰から水を生み出し船で旅をする。キワイ島でシドと出会う。交易の始まり
所持:
乗物:ムムル
登場:
西部州南部の伝説
ヒド(Hido) / シド(Sido) / ワエア(Waea)
人物:
キワイ族の文化英雄
妻は妹ヒワブ(ヒド)またはサガル(シド)
共通して旅の逸話を持つ。ゲアダプと同一視される
事績:
死者の国 Dudi を目指す(ヒド)。逃げた妻を追いかける(シド)
所持:
斧鎌:アワトゥ
登場:
『シドの伝説』 - キワイ島の伝説
マリス(Maris)
人物:
Yepyeporo の人。サルミ(インドネシア)の先祖の一人
事績:
洪水から人々を逃す。船でサルミまで逃れる
所持:
乗物:ババジョフ
ナモル(Namor) / アンボギム(Ambogim)
人物:
英雄マラ(Mala / キリボブ(Kilibob))の子。蛇アンボギム(Ambogim)に育てられた
変身能力(死んだ父親の皮を被ったり鼠になったり)。何らかの理由で Kilenge 族への怒りを募らせる
事績:
富の木(malaz)を切り倒され Kilenge に振り落とされる。カヌーを作り Siassi 族に売却(Kilenge 族には使わせない)。カヌーを奪われるが取り戻す
所持:
乗物:エレヴェルティメ
登場:
シアシ族(ウンボイ島)の伝説
レリヤとレリヤパ(Lelya と Lelyapa)
人物:
兄弟
事績:
兄弟いずれかがもう一方の仇討ち。天上に昇る
所持:
弓矢:サングムリ
登場:
『Mae-Tarua』 - エンガ地方の伝説(tindi)
セミリとマンドイ(Semiri と Mandoi)
人物:
War 村の男子の双子
セミリ(Semiri)は太陽、マンドイ(Mandoi)は月を意味する
事績:
蛇ワクイ(ウォセイ)による村襲撃。妊娠中の母インバケリエウィ(Inbakeriewi)が蟹(ザリガニ)に助けられる。蛇退治
所持:
弓矢:スンバビ / ワナーンバビ
登場:
『Wakui-Woseiの伝説』 - Roon島の伝説?
カラ・カタイン・カタインとカラ・ガニ・ガニ(Kara Katain Katain と Kara Gani Gani)
人物:
Asigi 村の男子の双子。女兄弟カラ・カタイン・カラ・ガニと併せて三つ子
唯一の生存者である老婆の血から生まれる。食人豚の名前に因む
事績:
食人豚カラ・カタイン・カタイン・カラ・ガニ・ガニ(Kara Katain Katain Kara Gani Gani)により村壊滅。食人豚退治
所持:
槍戟:カラカタインカタイン / カラガニガニ
登場:
オロカイバ族の伝説?
クワパ(Kwapa)
人物:
Kaduwaga の人
マギブウェリ(Magibweli)の孫
事績:
義理の兄弟たちに命を狙われる。祖母マギブウェリやおばトブミョウ(Tobumyou)に助けられ生還
所持:
乗物:クウェタオラ
登場:
『Magibweli』 - トロブリアンド諸島の伝説
ヨリナ(Yolina)
人物:
Keli の人
インデドゥヤ(Imdeduya)の恋人
インデドゥヤの魔法を退ける力
事績:
航海の末にインデドゥヤと出会い結婚。喧嘩をして生き別れる。死後一方が太陽、一方が月となる
所持:
乗物:クウェドゥヤ
登場:
『Imdeduya』 - トロブリアンド諸島の伝説
クヴェ・カレペ(Kuve Kalepe)
人物:
Tawuni の長で文化英雄。Kataipa 族
Aibala 族のトロイ(Toroy)の義父。オブラトゥという犬を飼う
事績:
娘婿トロイに娘を殺される。トロイを殺す。Aibala 族を虐殺
所持:
鈍器:オイテンブリテヴェ
登場:
中央州北部の伝説
チェイポコ・マグウィヨウ(Cheyipoko Magwiyow)
人物:
Kwoma 族の先祖
Hongwama 族の戦士 Ariikiitub の養子
事績:
故郷 Maio から避難。Gala 族との戦い
所持:
盾:イサラコウ
登場:
東セピックの伝説
ユリア・ワトマエ(Yuria Watomae)
人物:
英雄
事績:
Haivaro 族の先祖たちに魔法の矢を与える
所持:
弓矢:トラカイワルピ
登場:
湾岸州北部の伝説?
古くからパプア人が定住
紀元前にモンゴロイド系の民族が到達(スラウェシ島やニューギニア島を経て)
原住民との混血によって生まれたラピタ文化が栄えた
ポロマウアオウオウ(Poromaua'ou'ou)
人物:
マラマシケ島の Sa'a 族
ポロエエワリリロアの兄弟
事績:
ウラワ島を釣り上げる
所持:
変種:アディオ
ポロエエワリリロア(Poroe'ewalililoa)
人物:
マラマシケ島のSa'a族。ウラワ島の祖
ポロマウアオウオウの兄弟
事績:
ウラワ島に到着
所持:
乗物:ワラアニムアパエナ
紀元前にモンゴロイド系の民族が到達(スラウェシ島やニューギニア島を経て)
西からもたらされたラピタ文化が栄えた
クアット(Qat)
人物:
バンクス諸島の文化英雄(神)
マウイと同一視される
事績:
石の爆発によって生じる。夜を創造。夜を切り裂き暁を創造
所持:
刀剣:クアットノナイフ
タイリ・タネとタイリ・ファフィネ(Tairi Tane と Tairi Fafine)
人物:
メレ島の祖。どこからか来た夫婦
事績:
メレ島(エファテ島の小島)到着
所持:
乗物:ラルアヴァーカロ
イフワ(Ihuwa)
人物:
タンナ島 Lounakiyamapën の人
魔法の使い手
事績:
飢饉を封じる儀式
所持:
法具:ナットプワティル
イフワ(Ihuwa)
人物:
タンナ島の若者
祖母は Yatëktauru 神の娘。父は Larëkam の高官(yani nıkòo)
理由なく人を殺すタイプ?
事績:
兄 Yamë の仇討ち。Numurukwen の民との戦い
所持:
火器:マロシ
法具:カサムカサウェ
紀元前からミクロネシア系住人が活動
サモアやフィジーなどからの干渉
マトゥアラング(Matuarang)
人物:
創造神ナレアウ(Tautebū)の息子
トリックスター
事績:
陸地 Uririo(サモア)を持ち上げる
所持:
変種:テウトゥアンガ
コウラ(Koura)
人物:
テトロンガ(マキン)の支配者(uea)。赤い顔の一族
サモアの人喰いネッタイチョウの死骸から生じた兄弟の一人
アウリアリアの聖木から生じたというバージョンも
事績:
女神ネイ・ティトゥアビネ(Nei Tituabine)に名付けられる。サモア式の集会所(maneaba)を建設。ブタリタリに移住
所持:
乗物:テブキニベネベネ
テン・リキとテン・タブリマイとテン・タブリトンゴウン(Ten Riki と Ten Taburimai と Ten Taburitongoun)
人物:
創造神ナレアウ(Ten Nareau)の息子たち。リキ(ウナギ)とタブリマイは母が同じ
別の逸話ではナレアウと同格の神々で親子関係はない。タブリマイはタバケアの息子。コウラと同じ赤い顔の一族というバージョンも
事績:
天地が分かれた際ニクナウ島へ行き支配地を三分割する。またはアウリアリアの聖木が失われた際
所持:
乗物:テカバンガキ
テボオイ(Tebooi)
人物:
創造神ナレアウの子。タラワのキラタ 1 世(Kirata-n-Tarawa)の兄弟
事績:
兄弟キラタとの争い
所持:
乗物:テナンンタイリキ
ネイ・キモアウエア(Nei Kimoauea)
人物:
サモアの女性。ネイ・テコタネアイ(Nei Tekotaneai)の護衛
タラワのキラタ 1 世(Kirata-n-Tarawa)の妻。キラタ 2 世(Kirata)の母
事績:
タラワでキラタ 1 世と出会う
所持:
乗物:テカボレイレイ
ブエ(Bue)
人物:
Tebongiroro の人。Ababou 氏族や Maerua 氏族の祖
太陽の息子(バージョンによっては娘)。妹はタラワのキラタ 2 世(Kirata-tererei)の妃の一人。キラタ 3 世の伯父
事績:
父である太陽に会いに行く。キラタ王の息子 Rirongo とともに各地に集会所(maneaba)を建設
所持:
杖棒:テカイニカマタ
乗物:テクオンアイネ
登場:
『Bue ma Rirongo』 - キリバスの伝説
ネイ・ベイアとネイ・カブウェブウェ(Nei Beia と Nei Kabwebwe)
人物:
創造神ナレアウ(Na Areau)の娘たち。ともにタラワのキラタ 3 世(Kirata)の妻
事績:
タラワでキラタ 3 世と出会う
所持:
乗物:テアタアタモア
紀元前 1100 年頃にラピタ人(原ポリネシア人)が到達(ニューギニア島やソロモン諸島方面から)
ラピタ人はこの地でポリネシア文化を発展させ、やがてタヒチやクック諸島へと旅立って行く
トンガやサモアなどとアヴァイキ・ラロ地方を形成
ルトゥナソバソバ(Lutunasobasoba)
人物:
フィジーの先祖の一人。タンガニーカ湖付近の出身
デゲイの異母兄弟
事績:
ヴィティ・レヴ島到着。ヴィセイセイに定住
所持:
乗物:カウニトニ
ロ・メラニシガ(Ro Melanisiga) / ロメラシガ(Romelasiga) / ロコラトゥ(Rokoratu)
人物:
レワの祖
ルトゥナソバソバの息子
事績:
レワ到着
所持:
乗物:ナマコ
ナティリカウモリとナカウサンバリア(Na-thiri-kau-moli と Na-kau-sambaria) / ナチリカウモリとナカウサバリア(Nacirikaumoli と Nakausabaria)
人物:
若い双子の兄弟
創造神ンデンゲイ(デゲイ)の大甥(孫、息子、甥など)
バージョンにより関係性に違いはあるが共通してンデンゲイと揉める
事績:
時を告げる鳩トゥルカワをンデンゲイに取られる。怒りで鳩を射ち殺す。故郷を追われる
所持:
弓矢:リヴァリヴァニシンガ
乗物:ナイヴァカナワナワ
登場:
フィジーの洪水伝説
トゥイノナ(Tuinona)
人物:
ヴガレイ(Vugalei)族の祖。西部のヴダから
事績:
フィジー東部への旅。Verata を経て Natakali へ移住
所持:
乗物:ヴガ
トゥタランギ(Tu-tarangi)
人物:
フィジーの支配者
フィロやタンギイアの先祖
事績:
アヴァイキ・ラロにおける戦い。クルにロンゴ神の 8 つの武器の奪取を命じる
所持:
槍戟:トコトコタイ
年代:
450 年頃
クル(Kuru)
人物:
フィジーの支配者トゥタランギの戦士
事績:
トゥタランギに命じられロンゴ神の 8 つの武器を奪いに行く。呪いの武器を手にし虐殺を始める
所持:
槍戟:ニオニオロロア
ウイテランギオラ(Ui-te-Rangiora)
人物:
ポリネシアの伝説的航海士。フィジーを出発(フィジーの人?)
本当に南極へ至ったのかについては意見が分かれる
事績:
南極海または南極大陸への航海。タイウカアピア(Tai-uka-a-pia)の発見
所持:
乗物:テイウィオアテア
年代:
南極への航海が 7 世紀頃とされる
セル・エペニサ・ザコンバウ(Seru Epenisa Cakobau) / カコバウ
人物:
フィジーの指導者(ratu)。初代フィジー王
事績:
フィジー統一。イギリスのヴィクトリア女王に統治権を譲る
所持:
鈍器:アイトゥトゥヴィクタイラディニバウ
年代:
d. 1883
紀元前よりラピタ人(原ポリネシア人)が活動(フィジーから?)
フィジーやサモアなどとアヴァイキ・ラロ地方を形成
トゥウタキ(Tuutaki)
人物:
エウア島の戦士
事績:
Veefefe の泉を作る。妻の親族を殺し妻から復讐される。崖から落ちココヤシに尻を貫かれ死亡。死体の状況を勘違いした侵略者が逃亡
所持:
槍戟:タマタウア
タラタマ(Talatama)
人物:
トンガの 12 代神聖王(トゥイ・トンガ)
姉妹 Fatafehi を可愛がっていた様子
事績:
首都をムアに移す
所持:
乗物:アーキヘウホ / トンガフエシア
年代:
統治が 1150 年頃
モエタラウリ(Moe-tara-uri) / モエテラウリ(Moeterauri)
人物:
ヴァヴァウ島の長
イロ(フィロ)の父
事績:
ライアテアの長ポウアリキの妻に子を産ませる。子への贈り物を遺して去る
所持:
槍戟:タウトゥテニオモレ / ニオタモレ
変種:テマタンギテレクラ
防具:アウマトゥアナキ
装飾:タヴァマナヴァ / プイリマエアエア
年代:
息子イロは 12 ~ 13 世紀
タヒタラ(Tahitala)
人物:
ウベア(ウォリス)の Niuvalu(Ha'afuasia)の少年。何らかの長?
事績:
トンガの Peautau に侮辱され大型カヌーを作る
所持:
乗物:ロミペアウ
年代:
ウベア王 Havea Fakahau の統治が 1456-1516
ウルアキマタ 1 世(ʻUluakimata I) / テレア(Teleʻa)
人物:
トンガの 29 代神聖王(トゥイ・トンガ)。ウベア(ウォリス)またはフィジーの人?
事績:
ウベアの人々に大型カヌーを作らせる
所持:
乗物:ロミペアウ
年代:
統治がおよそ 1580-1600
ヴァハイ・ウトイカマヌ(Vaha'i 'Utoikamanu)
人物:
Fo'ui 村の戦士長
事績:
トンガの市民戦争(1799 ~)で活躍。悪魔 Finaumeipulotu を打ち負かす
所持:
鈍器:モヘコノコノ
年代:
d. 1804?
ジョージ・トゥポウ 1 世(George Tupou I) / タウファアハウ(ターウファアーハウ / Taufaʻahau)
人物:
トゥイ・カノクポルの長。初代トンガ王
事績:
ヴェラタの戦いでトゥイ・トンガを撃破(1826 年)。キリスト教に入信。トンガ統一
所持:
鈍器:ヒクレオ
年代:
d. 1893
紀元前よりラピタ人(原ポリネシア人)が活動(ニューギニア島やソロモン諸島方面から)
彼らの伝説の故郷はサバイイと呼ばれる
サモアに到達したあたりでラピタ人の移動は一旦落ち着いたとされる
フィジーやトンガなどとアヴァイキ・ラロ地方を形成
アトンガ(Atonga)
人物:
サヴァイイ(伝説の故郷)の人
精霊とのハーフ。オロケウ(Olokeu)とオロイナノ(Olo-i-nano)の兄弟。カウクル(Kaukulu)の父。マル(Malu)の祖父
事績:
兄弟とともにサヴァイイで最初のカヌーを作る。鳥を使ってカヌーをウポル島まで運ぶ
所持:
乗物:オレヴァアファウポ
ファアタウベロ(Fa'atauvelo)
人物:
マノノ島の長。有名な戦士らしい
事績:
棍棒の所有者ということ以外は不明
所持:
鈍器:タママテイネ
年代:
19世紀頃?
紀元前よりラピタ人(原ポリネシア人)が活動
ペアウ(Peau)
人物:
ヌイ環礁の祖。サモアのマノノ島から
ヌイ環礁は精霊たちが引き上げたとされる
事績:
ヌイ環礁に到着
所持:
乗物:ヴァカティウマリエ
テロコ(Teroko)
人物:
ヌイ環礁の祖。キリバスの人
事績:
ヌイ環礁への侵略
所持:
乗物:トアンテブケ
テフォラハ(Tefolaha) / フォラサアイトゥ(Folasa-Aitu)
人物:
ナヌメア環礁の英雄。南方からの移住者
霊体に変化する能力
事績:
サモアやトンガでの戦い。ナヌメア環礁に定住。死後も守護霊として子孫を援ける
所持:
槍戟:カウマイレ
ラピ(Lapi)
人物:
ナヌメア環礁の長。テフォラハの子孫
事績:
トンガの巨人トゥウラアポウポウとの戦い
所持:
槍戟:カウマイレ
ポリネシア人が到達(フィジーやサモアから)
彼らの伝説の故郷はハヴァイキと呼ばれる
ニュージーランドやハワイにとっての故郷の地
ランギ(Rangi)
人物:
地下世界アヴァイキの住人
ロンゴ神の息子(姉が母親)。三兄弟の一人
事績:
マンガイア島を地上に持ち上げる。島の統治
所持:
斧鎌:ルアテアトンガ
オノ(Ono) / オノクラ(Ono-kura) / ホノウラ(Hono-ura) / マウイトゥア(Maui-tua) / マウイアロ(Maui-aro)
人物:
ポリネシアの文化英雄。卵生(マルケサス ver.)。風来坊(マンガイア ver.)。ボラボラ島生まれの巨人(トゥアモトゥ ver.)。タヒチ生まれの巨人(ライアテア ver.)
事績:
魔神(猪)ヴァオテレとの戦い(マンガイア ver.)。カジキとの戦い(ライアテア・トゥアモトゥ ver.)
所持:
斧鎌:テマルア
鈍器:ルアイパク
槍戟:ルアイパオア
乗物:テイヴィオカウア
登場:
『ホノウラの伝説』
ルア(Rua) / ルエヌア(Ru'enua)
人物:
アイトゥタキの祖。アヴァイキの人
事績:
アイトゥタキ島に到着
所持:
乗物:ンガプアリキ
テ・エルイ(Te Erui)
人物:
ハヴァイキの人。ヴィリポ号の船長
事績:
アイトゥタキ島に到着。先住民と揉める。サンゴ礁を切り裂き海峡(境界線?)を作る
所持:
斧鎌:ハウマプ
乗物:ヴィリポモエタカウリ
ルアタプ(Ruatapu)
人物:
アイトゥタキの長。ハヴァイキの長ウアヌク・ラケイオラ(Uanuku Rakeiora)の一人息子
ハワイキの長ウエヌクの息子の一人(マオリ ver.)。父との仲は険悪。兄弟パイケアの引き立て役
事績:
ラロトンガへの航海。アイトゥタキの長に挑み勝利する
謀略(Te Huripureiata)で兄弟たちを皆殺しにしようとする(マオリver.)。最終的にパイケアに敗れる
所持:
乗物:テアトゥアアパイパイ / テカレロアイタイ / トゥテペワアランギ
フク(Huku)
人物:
ラロトンガの漁師
長の子供? タパイル(Tapairu)の兄弟。トアの義理の兄弟
事績:
ラカハンガを発見。先住者マウイ・ムリとの戦い。木の実を蒔く。闖入者フェアトゥ(Wheatu)との争い。トア夫妻をラカハンガへ送り出す
所持:
乗物:タプア / テラフィティ / ホトゥランガランガ
年代:
最初の移住が 1350 年頃とされる
トア(Toa)
人物:
ラカハンガの祖。ラロトンガから追放された戦士
フクの姉妹タパイルの夫
事績:
フクと入れ替わりでラカハンガに上陸。男子を得るために娘や孫娘とまで結婚
所持:
乗物:レイアパタ
タケレ(Takere)
人物:
アティウ島の長ロンゴマタネの息子
事績:
スリングの使い手ということ以外は不明
所持:
変種:トゥカイパコラ
ポリネシア人が到達(フィジーやサモアから)
彼らの伝説の故郷はハヴァイキと呼ばれる
ニュージーランドやハワイにとっての故郷の地
ノアフルフル(Noa-huruhuru)
人物:
タヒチやトゥアモトゥに伝わる英雄。毛むくじゃら
タファキの祖父カイタンガタに対応する人物。妻のノナまたはヒナは女神ファイティリに対応
事績:
人喰い女(妻となる女性の母)を殺す
所持:
槍戟:タネテラウアイトゥ
パイ(Pai) / パイタンガロア(Pai-tangaroa)
人物:
タヒチの英雄。タウティラの大首長タイヒア(ホノウラの大おじ)に仕える
長の一人レヒアの息子
事績:
モーレア島を盗もうとしたヒロ神らを退ける(槍の轟音で鶏を起こす)。投げた槍はモウアプタ山の山頂を貫きライアテアの地まで到達
所持:
槍戟:ルファウトゥム
マカリイ(Makali'i)
人物:
タヒチの長
初代カウアイ大首長モイケハの兄弟。モイケハの父オアフ大首長ムリエレアリイとマカリイの関連は不明(タヒチに派遣されたムリエレアリイの息子オロパナがモデル?)
事績:
甥キラとの戦い(気絶)
所持:
鈍器:ナウルコヘレワレワ
登場:
『キラとラアマイカヒキの伝説』 - ハワイの伝説
ニニウカラニ(Niniukalani)
人物:
タヒチの長マカリイの戦士。元はモイケハに仕える
事績:
キラの仲間ウクリイとの戦い(死亡)
所持:
鈍器:カヒキナアカラ
登場:
『キラとラアマイカヒキの伝説』
ポヒナカホヌア(Pohinakahonua)
人物:
タヒチの長マカリイの戦士。元はモイケハに仕える
事績:
キラの仲間ホホイエアとの戦い(死亡)
所持:
鈍器:プアイハヌオレ
登場:
『キラとラアマイカヒキの伝説』
ポマレ 2 世(Pomare II)
人物:
タヒチ王。ポマレ朝の祖
ポマレ1世の息子
キリスト教に改宗
事績:
一旦王座を追われるが後に復位。トゥアモトゥのテ・ペヴァやトゥファリウアと和平を結ぶ
所持:
槍戟:トゥポルイ
年代:
d. 1821
ソシエテ諸島からの移住者
テフ(Tehu)
人物:
ファカヒナ島の文化英雄
事績:
タヒチからココナッツやタロイモを持ち帰る
所持:
乗物:カタウ
モエアヴァ(Moeava) / タカプア(Takapua)
人物:
トゥアモトゥ諸族の英雄。タカロア環礁の生まれ
行く先々での戦い
事績:
カウクラ環礁の戦士パティラを倒す。パティラの友好勢力との戦い
所持:
槍戟:パケケルアキテランギ / プアネア
乗物:ムリヘヌア
ケハウリ(Kehauri)
人物:
モエアヴァの息子
事績:
従兄弟タンギヒアとタカロアの長の地位を争う
所持:
槍戟:パケケルアキテランギ
タリアヘア(Tariahea) / タリエヘア(Tariehea)
人物:
アラティカ環礁の戦士
事績:
ヘレヘレトゥエ環礁の長に。侵略者ケハプイアとの戦い。敗れて奴隷となる
所持:
槍戟:トゥケヘヌア
テマウリアケハ(Temauri-a-Keha) / テマウリ・オケハ(Temauri Okeha)
人物:
ハオ環礁の長
巨人王ムナヌイの子孫。マロ、トゥプホエ、メレルル、ロゴらの父
事績:
ファカウフ率いるタタコト環礁の戦士たちを倒す
所持:
槍戟:テナイクラ
年代:
17 世紀後半~ 18 世紀前半?
テ・ペヴァ(Te-peva)
人物:
トゥアモトゥの長の一人。ファカラヴァ環礁やトアウ環礁のあたり
事績:
ポマレ 2 世やトゥファリウアと和平を結ぶ
所持:
槍戟:テウトイマアヴァ
年代:
ポマレ 2 世の治世が 19 世紀前半
トゥファリウア(Tu-fariua)
人物:
トゥアモトゥの長の一人。タカロア環礁やタカポト環礁のあたり
事績:
ポマレ 2 世やテ・ペヴァと和平を結ぶ
所持:
槍戟:ロンゴ
年代:
ポマレ 2 世の治世が 19 世紀前半
※ハワイ諸島全体について
ポリネシア人が到達(マルケサス諸島やタヒチ、クック諸島から)
彼らの伝説の故郷はカヒキと呼ばれる
女神ペレ一行はニイハウ→カウアイ→オアフ→(マウイ)→ハワイの順で移動
人類初の到達者はハワイイロアであるとされ、その家族の名がそれぞれの島に付けられている
ナナウラ(Nana-Ula) / ナナウル(Nanaulu)
人物:
ハワイの最初の王。タヒチの王子
ウル(Ulu)の兄弟(ナナウル ver.)
事績:
ハワイ島到着。単独でハワイを支配(ナナウラ ver.)。ウルと島々を分け合う(ナナウル ver.)
所持:
乗物:マノーヌイ
年代:
6世紀半ば
ヌウ(Nu'u)
人物:
カヒキ・ホヌア・ケレ(伝説の故郷)の人
事績:
大洪水を逃れる。月が身を守ってくれると信じ犠牲を捧げる。その誤りをカーネ神に指摘される
所持:
乗物:ワアハラウ
パアオ(Paʻao)
人物:
カヒキ(伝説の故郷)の高僧(kahuna)
事績:
ハワイ島到着。王としてピリを迎え入れる。暴君カパワー(Kapawā)を追放
所持:
乗物:カナロアアムイア
年代:
ピリカアイエア(Pilikaʻaiea)王の統治がおよそ 1110–1130
ヒク(Hiku)
人物:
半神(kupua)。フアラライ山(ハワイ島)の洞窟に暮らす
女神ヒナの息子
事績:
泉を湧かす。冥界ルアオミルから妻カウェルを連れ帰る
所持:
弓矢:プアネ
登場:
『ヒクとカウェルの伝説』
カナ(Kana)
人物:
半神(kupua)。モクオラ(ココナッツ島)に住む
ヒロの長ハカラニレオの息子
縄のような姿
事績:
地下世界から太陽を取り戻す。モロカイ島から母ヒナを取り戻す
所持:
鈍器:プハラカウ
杖棒:ワカイラニ
乗物:カウマイエリエリ
登場:
『カナの伝説』
ニヘウ(Niheu)
人物:
半神(kupua)
ヒロの長ハカラニレオの息子
カニの姿?
事績:
カナの旅に同行。巨大亀との戦い
所持:
鈍器:ワワイカラニ
杖棒:ワカイラニ
乗物:カウマイエリエリ
登場:
『カナの伝説』
モアナヌイカレフア(Moananuikalehua)
人物:
ハマクア(ハワイ島北部)の戦士
カウアイの大首長ルアヌイが出ないバージョン。女神の名前でもある
事績:
ハマクアとヒロの戦い。カウアイ島のパリラに殺される
所持:
鈍器:コホラレレ
登場:
『パリラの伝説』 - カウアイの伝説
ウミアリロア(ウミアリーロア / ʻUmi-a-Liloa) / ウミ
人物:
ハワイ大首長(ピリ王朝)
リロアの息子
ハワイ史の中で人気
事績:
兄ハカウとの争い。ハワイ島の統一。義理の兄弟キハアピイラニのマウイ大首長即位を手助け
所持:
斧鎌:ワイプ
年代:
15 世紀
登場:
『ウミの伝説』
オマオカマウ(Omaokamau)
人物:
大首長ウミに仕える戦士
ウミのおじ。バージョンによってはウミの養子
事績:
神官カオレイオクに促されウミの力を試す。マウイ島遠征。盲目の戦士イマイカラニを倒す
所持:
槍戟:カニアウピイイカラニ
登場:
『ウミの伝説』
ピイマイワア(Piimaiwaa)
人物:
大首長ウミに仕える戦士
バージョンによってはウミの養子
事績:
マウイ島遠征。カウキの丘を奪取
所持:
鈍器:カフエレポ / ワヒエ
登場:
『ウミの伝説』
ケパカイリウラ(Kepakailiula)
人物:
半神(kupua)。ケアアウの生まれ
月の女神ヒナの息子
肌が赤い。許嫁 Makolea への執着
事績:
マウイの長に Makolea を奪われる。コハラのククイパフの娘を娶る。マウイ島の人々を虐殺(妻も死亡)。オアフのカクヒヘワと和平を結ぶ。Makolea を追ってカウアイへ乗り込む
所持:
鈍器:オレロカヒエ
年代:
カクヒヘワと同時代なら 16 世紀~ 17 世紀?
登場:
『ケパカイリウラの伝説』
カプノフ(Kapunohu)
人物:
コハラの生まれ
コハラの長ククイパフの義理の兄弟
究極の槍を求める
事績:
精霊カニカアから槍を盗む。ククイパフからの侮辱。ククイパフを破る。戦士パオペレとの戦い。オアフでカクヒヘワを倒す。カウアイへ移住
所持:
槍戟:カニカウィ
年代:
カクヒヘワと同時代なら 16 世紀~ 17 世紀?
登場:
『カプノフの伝説』
パオペレ(Paopele)
人物:
巨人。コハラの長ククイパフの戦士
事績:
ククイパフの残党を率いる。カプノフに殺される
所持:
鈍器:ケオレワ
登場:
『カプノフの伝説』
カメハメハ 1 世(Kamehameha I)
人物:
統一ハワイ王
有力者ケオウア・ヌイの息子
事績:
おじの大首長カラニオプウから宗教的権威を受け継ぐ。モクオハイの戦い(1782 年)に勝利しハワイ島を統一。全ハワイの統一(1810 年)
所持:
刀剣:カウワ
槍戟:カイヘオカメハメハ
杖棒:カウウィラ
兵器:カロラ / ロパカ
法具:クカピヘ / ナニウアオラ
乗物:ノイク
年代:
d. 1819
ケクアオカラニ(Kekuaokalani) / クアモオ(Kuamo'o)
人物:
カメハメハの甥とされる(息子とする資料も)
神官など旧世代勢力の代表。カメハメハ 2 世との対立
事績:
カメハメハ 1 世の宗教的権威を受け継ぐ。クアモオの戦いで戦死
所持:
杖棒:カウウィラ
法具:クカピヘ
年代:
d. 1819
アウケレヌイアイク(アウケレヌイアイークー / Aukele-nui-a-Iku)
人物:
クアイヘラニの長イクの息子
事績:
意地悪な兄たちとともに航海に出る。兄たちを殺した水の女神ナマカオカハイ(ペレの姉妹)と結婚。カモホアリイ(ペレの兄弟)から魔法の水を盗み出し死んだ兄たちを蘇らせる
所持:
鈍器:カイワカアプ
登場:
『アウケレヌイアイクの伝説』
フアアカプアイマナク(Hua-a-kapuaimanaku) / フアアポフカイナ(Hua-a-Pohukaina)
人物:
ラハイナの長
ポフカイナ(カプアイマナク)の息子
事績:
ラハイナにいくつかの聖域(ヘイアウ)を建設。ハカラウでハワイ島の長たちを破る
所持:
鈍器:カラアウアロマカウアヒ
年代:
10 世紀頃(b. 966?)
登場:
『フアアカプアイマナクの伝説』
ケカウリケ(Kekaulike)
人物:
マウイ大首長
カヘキリ 2 世の父
ハワイと敵対
事績:
ハワイのアラパイヌイ(Alapa'inui)の侵攻を恐れワイルクへ逃れた
所持:
乗物:ケアカミロ
年代:
d. 1736
カエオクラニ(Kaeokulani)
人物:
マウイ大首長
カウアイの女首長の婿
事績:
カメハメハ 1 世との戦い。カウアイへ移る。クキイアフの戦いで甥カラニクプレに敗れる(1794 年)
所持:
鈍器:カモオレフア
年代:
d. 1794
ニホオレキ(Nihooleki) / ケアハイキアホレハ(Keaha-iki-aholeha) / プイプイアカラワイア(Puipui-a-ka-lawaia)
人物:
ワイアナエとカウアイの長。ハワイ島からの移住者
妻はカウアイの長。カマプアアの友人
事績:
妻の故郷カウアイで死に死体がワイアナエに返される。両親の祈りで生き返る。魂は妻のもとへ戻り別人として再婚。カマプアアに無礼を働いた妻のもとを去る
所持:
変種:パフフ
登場:
『ニホオレキの伝説』
クアリイ(クーアリイ / Kuali'i)
人物:
オアフ大首長及びカウアイ大首長。カラパワイの生まれ
事績:
ロノ・イカイカの圧政に反抗。オアフ統一。20 代目のカウアイ大首長に
所持:
斧鎌:ハウラヌイアケア
槍戟:フリモクアラナ
年代:
d. 1730
登場:
『クアリイの伝説』
モイケハ(Mo'ikeha)
人物:
初代カウアイ大首長
オアフの大首長ムリエレアリイの息子。タヒチの長マカリイの兄弟。キラの父。ラアマイカヒキの父(またはおじ)
事績:
タヒチからカウアイへ移住。キラをタヒチに派遣(派遣理由にいくつかバージョンあり)
所持:
法具:ハウェア
年代:
11 世紀~ 14 世紀と諸説あり
登場:
『モイケハの伝説』
キラ(Kila) / キラアモイケハ(Kila-a-Moikeha)
人物:
カウアイの英雄。カウアイ大首長となるバージョンも(カウアイ大首長のリストには存在しない)
初代カウアイ大首長モイケハの息子。後に大首長となるハウラヌイアイアケアやラアマイカヒキの兄弟
事績:
タヒチ行(目的は兄弟ラアマイカヒキを連れて来る、タヒチの旧敵を殺してくる等々)。おじマカリイとの戦い。ハウラヌイアイアケアが父の後を継ぎキラは別の地を治めた。バージョンによってはキラが後継者。
所持:
鈍器:カヒキコロ
登場:
『キラとラアマイカヒキの伝説』
ラアマイカヒキ(Laʻa-mai-kahiki)
人物:
3 代目のカウアイ大首長。タヒチ(カヒキ)で暮らしていた
初代カウアイ大首長モイケハの息子(または甥)。Ahukini-a-Laʻa の父
事績:
モイケハの呼び出しでタヒチからカウアイへ。ハウラヌイアイアケアの後カウアイを統治。モイケハの死後タヒチに戻ったという話も
所持:
法具:オプク / ナニウアオラ / ハウェア
登場:
『キラとラアマイカヒキの伝説』
パリラ(Palila)
人物:
カウアイの英雄。6 代目の大首長ルアヌウに仕える
有力者カルアオパレナの息子
ルアヌウがおらずカルアオパレナが大首長になるバージョンも
事績:
コナ(ハワイ島)の長カマカオカラニを破る(ルアヌウ有 ver.)。またはモロアアの長ナマカオカラニを破る(ルアヌウ無 ver.)。ハワイ島でヒロとハマクアの戦いに参加。ヒロの長に
所持:
鈍器:フリアマヒ
年代:
14 世紀前半くらい?
登場:
『パリラの伝説』
ルペアカワイオワイニハ(Lupeakawaiowainiha)
人物:
戦士
事績:
カルアオパレナの面接に落ちる
所持:
鈍器:カラレア
登場:
『パリラの伝説』
ナマカオカラニ(Namakaokalani)
人物:
モロアア(カウアイ島北東部)の戦士。カルアオパレナと島を二分
ルアヌウが出ないバージョンの登場人物(ルアヌウがいるバージョンのコナの長カマカオカラニに類似)
事績:
パリラが一撃で倒した木々の下敷きに
所持:
鈍器:カワロワイ
登場:
『パリラの伝説』
カウイラニ(Kauilani)
人物:
ワイルア(カウアイ島)の少年。オアフのカクヒヘワの廷臣(カクヒヘワはオアフのアーサー王とも呼ばれ、廷臣は円卓になぞらえられる)
ワイルアの長ケアフアの息子。姉は半神(kupua)
魔法の力
事績:
父の敵、半神アクアペフアレとの戦い。オアフ島へ姉探しの旅。オアフの大首長カクヒヘワの宮廷に
所持:
槍戟:コアウィコアワ
年代:
カクヒヘワと同時代なら 16 世紀~ 17 世紀?
登場:
『レペアモアの伝説』
カウェロ(Kawelo) / カウェロレイマクア(Kaweloleimakua) / カウェロアマイフナリイ(Kawelo-a-Maihunaliʻi)
人物:
19 代目のカウアイ大首長
アイカナカやカウアホアと同時に生まれる。バージョンによってはカウアホアの弟
戦士(ulu)たちを率いる
事績:
一時オアフの大首長カクヒヘワの下に身を寄せる。巨人カウアホアとの戦い。アイカナカとの死闘
所持:
鈍器:クイカア
槍戟:コイヘラウメキ
年代:
統治がおおよそ 1650-1670
登場:
『カウェロの伝説』
カウアホア(Kauahoa)
人物:
巨人の戦士。18 代目の大首長アイカナカに仕える
アイカナカやカウェロと同時に生まれる。バージョンによってはカウェロの兄
事績:
カウェロとの戦い
所持:
鈍器:カヘフマクア
登場:
『カウェロの伝説』
カマラマ(Kamalama)
人物:
カウェロの弟
事績:
カウェロの力を知らしめる。兄と共にアイカナカ軍と戦う。戦後はハナマウルで両親の世話
所持:
槍戟:カプアオカホオイロ / カプアオケカウ
登場:
『カウェロの伝説』
カロナイカハイラアウ(Kalona-ikahailaau) / カロナ(Kalona)
人物:
コオラウの人
カウェロの義父
槍の名手として知られる
事績:
カウェロに戦い方を教える
所持:
鈍器:ワヒエエカエカ
登場:
『カウェロの伝説』
フメフメ(Humehume)
人物:
最後のカウアイ大首長カウムアリイの息子
事績:
世界周遊。ハワイ王家への反乱を起こすが敗走(1824 年)
所持:
兵器:フメフメ
年代:
d. 1826
先住民による独自の文化を持つ
1770 年クックによって領有を宣言されて以降イギリスの植民地に
流刑地として知られる
バイアメ(Baiame) / バイアマイ(Baiamai) / バイアミ(Baiami)
人物:
天空神で造物主
豊穣の女神ビラングヌル(エミュー)の夫。一本足のダーラマラン(ダラムルム)の父または兄弟
名を呼んではいけない存在
所持:
杖棒:ドゥルムブルム
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(カミラロイ族)
ジャンカウ(Djan’kawu) / ジャンガウル(Djanggawul)
人物:
造物主。ドゥワ半族の先祖の一人
二人の姉妹がいる
事績:
各地を旅する。姉妹にいろいろなものを生ませる
所持:
杖棒:マワラン
乗物:グルウル / ビルビラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルングのドゥワ半族)
バナイチャ(Banaitja)
人物:
創造神・文化英雄。イリチャ半族の先祖の一人
Laintjung の息子または父または化身
巨体
事績:
ブルー・マッド湾に上陸。原住民に殺される
所持:
槍戟:バリニン
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルングのイリチャ半族)
ニャピリルヌ(Nyapililnu)
人物:
精霊の女性。本島に上陸した二組の男女の一人。ペーパーバークの木の守護精
ジャンカウ姉妹との類似性
事績:
本島に上陸。ペーパーバークの樹皮の活用
所持:
杖棒:ワジュラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルングの Maŋgalili 氏族)
アトニッタ(Atnitta)
人物:
天界(alkirra)の指導者(oknirabata)
太陽(ochirka)や星(kuratya)の父
atnitta は胃を意味する
事績:
アルキリイアとアチリに石ナイフを投げてやる
所持:
刀剣:アッラリラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(カイテチェ族?)
アルキリイアとアチリ(Alkiriia と Achirri) / アルキリアとアチリ(Alkiria と Achirri)
人物:
二つの鷹の卵から生まれた兄弟。アルキリイアが兄でアチリが弟(兄と弟を意味する普通名詞)
人間の形がまだ不完全な時代
事績:
二人で旅をする。人間をナイフで“仕上げる”
所持:
刀剣:アッラリラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(カイテチェ族?)
チャムブワル(Tjambuwal) / ジャムブワル(Djambu-wal) / ジャムバワル(Djambawal) / ボルング(Bol’ŋu)
人物:
アーネムランドの嵐の精。天候を操る
事績:
海岸からの侵入者を退ける。マカッサル(またはボルネオ)からの侵略者に敗れる
所持:
鈍器:バルライト
槍戟:ラルパン
杖棒:ブルングンダ
法具:ムナン
登場:
『Miwal ga Djambuwal』 - Marrangu-Djinang 族の伝説
Thunderman
人物:
名も無き嵐の精。天候を操る
所持:
槍戟:ビルピリ / ワラリ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(Ngaymil 族)
ヤルビリ(Yarbirri) / ヤル・ビライン(yar Birrain)
人物:
原初の三兄弟の一人。他にはマムーン(Mamoonh)とビルング(Birrung)
不可視の精霊(Dirawong)か?
事績:
砂漠に川(湖)を出現させる
所持:
槍戟:ヤルビリノヤリ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ブンジャルン族)
マヤウンガリ(Mayawuŋgarri) / ゴン・ベニュジュル(Goŋ-Benydjurr) / ラーイ・マルマル(Läy-marrmarr)
人物:
土地の精霊。上記の名前が併記されるが別名なのか別個体なのか不明
所持:
槍戟:グナンガラ / ベニュジュル / ラルンガンディ
登場:
ヤーオーカラの伝説(ヨルング族?)
イルンタリニア(Iruntarinia)
人物:
精霊。人に痛みを与える
所持:
杖棒:ウッリンカ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(アルンタ族)
ウヤル(Wuyal) / ウダル(Wudhal) / ウォイジャル(Woijal)
人物:
ドゥワ半族の祖霊。蜂蜜ハンター
ガンジャララの従兄弟
事績:
各地を旅する。多くの聖域を設置
所持:
槍戟:ジャナラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルング族) - ワギラグ(ワワラグ)姉妹の伝説の一部
ガンジャララ(Gandjalala) / ビリニュジャルキ(Birrinydjalki)
人物:
ドゥワ半族の祖霊・文化英雄。蜂蜜ハンター
ウヤルの従兄弟。ワギラグ姉妹の一人とされることも
事績:
各地を旅する。法律を授ける
所持:
槍戟:ジャナラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルング族) - ワギラグ(ワワラグ)姉妹の伝説の一部
ミヤルル(Miyalur) / ミアロル(Mialor)
人物:
ヘビ人間。海での漁
ウルグダニーのおじまたは兄弟
事績:
槍を隠す
所持:
槍戟:ウィンディンビン
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヤウル族?)
ウルグダニー(Wulgudany) / ウルグダン(Ulgudan)
人物:
ヘビ人間。陸での猟
ミヤルルの甥または兄弟
事績:
槍を要求する。槍とともに旅をする
所持:
槍戟:ウィンディンビン
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヤウル族?)
マーナ(Mäna)
人物:
サメ氏族の先祖
内陸への襲撃(津波?)
事績:
別の氏族に槍で刺される。タコノキの下に槍を遺す。タコノキの葉がギザギザに。彼自身の歯がタコノキに変わったとも
所持:
槍戟:ワルングル?
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルング族) - タコノキの逸話
ウルパン(Wurrpan)
人物:
Nurrurrumba の人。アカエイを獲って暮らす
ガンジ(Gandji)とは義理の兄弟
事績:
アカエイを巡りガンジと喧嘩になる。ハゲコウと化し飛んで行くガンジを撃ち落とす。ガンジから逃げる内にエミューと化す
所持:
槍戟:ワンダワリジンバルミリ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(ヨルング族) - ハゲコウとエミューの逸話
ブラクとガラマチィ(Burrak と Garramatji) / ブラクとウカルマチャ(Burrak と Wukarmatja) / ブラクとムヌミニャ(Burrak と Munuminya)
人物:
Yathikpa 地域(ブルーマッド湾の北側の海辺)のジュゴンハンター
とにかく死ぬ
事績:
神聖な岩 Martjala に銛が当たり火が起きる。海水が沸騰して死ぬ。ジュゴンに引かれ岩にぶつかって死ぬというバージョンも
所持:
槍戟:グチュル
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(Madarrpa 族?)
カルティウィリイカ(Kaltiwilyika)
人物:
野犬氏族のブルタラ集団の老人。Chilpma(アリススプリングスの東南東)に暮らす
二つのチュリンガ(霊物)を入れた網袋を所有
事績:
網袋を盗んだパヌンガ集団の若者二人を追跡。二人が紛れ込んだ Okniambantwa の人々を殺す。Okniambantwa の人々に殺される
所持:
槍戟:ワッリラ
登場:
アルチェリンガ時代の伝説(アルンタ族?)
アランガ('Araŋa / Aranga)
人物:
邪悪な精霊。虹蛇の頭を持つ人の姿で描かれる
所持:
鈍器:ミージャールン
登場:
ガンバランヤ(Oenpelli)の伝説?
ディグヌク(Dignuk)
人物:
夜行性の小人。沼地で魚を獲る
人々を襲うことは無い
所持:
槍戟:バナウルン
登場:
ガンバランヤ(Oenpelli)の伝説?
ウォービン(ワウビン / Waubin)
人物:
カウラレグ(Kaurareg)族の祖。オーストラリア本土からやってきた巨人戦士
石の姿で Hammond 島を守る
事績:
ムラルグ(プリンスオブウェールズ)島を平定。石に変化(Hammond Rock として知られる)
所持:
盾:バイダマルババ
ジュンラニジュラ(Djunranydjura)
人物:
Luŋgutja の人。Birrkili Gupapuyŋu 族の犬(クラン?)の先祖の女性
外国の影響を嫌う
事績:
マカッサルのジョウマ(Djowuma)やヌワ(Nuwa)との取り引きや定住を拒む
所持:
乗物:バダワン
プンディート・プーロトン(Pundeet Puulotong)
人物:
部族の処刑人
部族の詳細は不明だがオーストラリア南東部の話と思われる
事績:
部族の依頼を受け罪人を始末する
所持:
鈍器:プンディートプーロトンノコンボウ
ネッド・ケリー(Ned Kelly) / エドワード・ケリー(Edward Kelly)
人物:
無法者。生まれはオーストラリア
身近に犯罪者のいる環境で育つ。警察に追われ続けた生涯。甲冑姿が有名
事績:
警察に追われブッシュレンジャーに。銀行や警察署を襲撃。逮捕され絞首刑に
所持:
火器:ベッティー
年代:
d. 1880
チリ領の島で正式名はパスクア島
ポリネシア人による移住(時期は 4-5 世紀、800 年頃、1200 年頃と諸説あり)
独自の文明を持っていたが何らかの理由で崩壊したとされている
ホトゥ・マトゥア(Hotu Matuꞌa)
人物:
イースター島の初代王にして神。ヒヴァ(伝説の故郷)の王
事績:
ラパ・ヌイ(イースター島)へ移住
所持:
乗物:オテカ
年代:
300 年頃から 1200 年頃までと諸説あり
イラ(Ira)
人物:
ヒヴァ(伝説の故郷)の王ホトゥ・マトゥアの子
事績:
ハウ・マカ(Hau Maka)が夢で見た未知の島(イースター島)を調査
所持:
乗物:オラオランガル
・『クムリポ』 - ハワイの創世神話
・『Hawaiian Mythology』(Beckwith)
・『Fornander Collection of Hawaiian Antiquities and Folk-Lore』(Fornander)
・『Maori Religion and Mythology』(Best)
・『The Lore of the Whare-wānanga: Or Teachings of the Maori College on Religion, Cosmogony, and History』(Whatahoro)