2015年1月からスタートしました。
ご訪問ありがとうございます
<(_ _*)>
ゴールデンウィークになれば関東地方の道路も冬期閉鎖がほとんど解除されます。
冬期の道路閉鎖についてはこちら→冬期閉鎖による通行規制
啓蟄(けいちつ)も過ぎていよいよライダーたちの本格的な活動時期がやってきました。
スマホホルダーに取り付けた携帯カメラが写すライダー目線の走行中写真や携帯のパノラマ写真も添えてご紹介します。
ツーリング計画のご参考になれば幸いです。
【このページの目次】
2017/10/01 モグラ駅から奈良俣ダム裏側へ
2015/12/13 榛名神社って思っていたよりすごい
2015/09/13 【動画付】榛名湖、伊香保そして赤城広域農道
2015/06/13 みなかみ宝川温泉と吹割(ふきわれ)の滝
2015/05/06 上毛三山(じょうもうさんざん)完全走破
【関連ページ】
2016/07/16 2016地底深くの土合駅~榛名湖、奥利根ゆけむり街道、赤城広域農道
【モグラ駅から奈良俣ダム裏側へ】 2017/10/01
先週の内山牧場キャンプツーリングが雨に打たれてしまったこともあり、リベンジの意味もあって今週も再び群馬方面を走って来ました。
群馬方面のグーグルマップを眺めながら今回は水上、川場、片品当たりを貫く奥利根ゆけむり街道、日本ロマンチック街道、そしてお気に入りの利根沼田望郷ラインを楽しむミニ周遊コースを計画しました。
あれこれと風景を想像しながらコースを決めてる時もツーリングの楽しさの一つです。
具体的には関越の水上ICを降りてまずは日本一の地下70mモグラ駅土合駅へ
→奥利根ゆけむり街道沿いに利根川最上流の奈良俣ダム展望台で一休み
→片品からは吹割の滝(東洋のナイアガラ)を横目で見ながら日本ロマンチック街道を南下して利根沼田望郷ラインを思う存分楽しみながら月夜野ICまで
→途中町営の三峰の湯で温泉を楽しむ
という右回りのミニ周遊コースです。
まずは水上ICに向かう関越途中の高坂SAで一服タイム。
高崎SAは上りと下りの駐車場が階段でつながっていて行き来できます。
下りの駐輪場には天気が良いせいかたくさんのバイクが休憩していました。
水上ICを降りて間もなくの土合駅はJR上信越線の現役の駅です。
下り線は地下70mの新清水トンネルの中にホームがあり462段の階段を下りて行く日本最大のモグラ駅です。
清水トンネルは川端康成の小説雪国「国境の長いトンネルを超えると雪国だった・・」のトンネルです。
全長13kmもあるので途中の避難口として作られた駅との説もあります。
1日あたり平均20人ぐらいがこの駅を利用するそうです。
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駅舎の中には自動販売機やトイレもあり、改札口はありますが無人駅で自由にホームまで降りることができます。
改札を通って左に進むと下り線の地下ホームに続く長い階段が現れます。
途中数カ所休憩用のベンチがあります。
ホームに向かって右側にはエスカレーター設置用の溝が基礎工事でストップしたままです。
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階段からホームまでは湿度100%の冷たい空気が充満しています。
ホームの端には小さなトイレもあります。
2016年までは地下ホームの待合室が利用できたそうですが登山客の年間200人ぐらいがガスバーナーで暖を取りながら宿泊したために閉鎖され火器厳禁の張り紙が残っています。
このホームをスタート地点とする谷川岳は1931年(昭和6年)から統計が開始された谷川岳遭難事故記録によると、2012年(平成24年)までに805名の死者が出ているそうです。
谷川岳宙吊り遺体収容は1960年にご遺体を下ろすために機関銃やライフル銃でロープを切断したショッキングな出来事です。
1300発の銃弾でようやく目的を果たしたそうです。
その為なのか、このホームは谷川岳で遭難した方々の霊が「電車に乗って自宅に帰りたいよ」と集まる心霊スポットと言われていますがそれはないと思います。
何故なら肉体を持って生きているときは電車を使って谷川岳に向かっても、霊なら自由に自宅に戻れるような気がするからです。
でも帰宅した夜にふくらはぎが攣ってしまったのは長い階段を登ったせいなのか、はたまた霊がふくらはぎにとりついたせいなのか・・・
土合駅をでてから少しUターンして奥利根ゆけむり街道を奈良俣ダムに向かいました。
奈良俣ダムに向かう途中藤原湖の上流側に混浴大露天風呂で有名な宝川温泉があります。
いつもはここで一休みして通り過ぎるだけのダムの下流側です。
今回は少し先から続いている道を利用してダムの上まで行ってみました。
ダムには下からでもかすかに見える円形ドーム状の展望台があります。
展望台の中にある無料の望遠鏡は数百メートル先の木々の葉っぱが風に揺れているところまで拡大して見ることができます。
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同じダムでも下からと上からでは全く違った風景です。
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利根川の洪水調節と首都圏の水がめとして利根川水系8ダムが建設され、そのなかでも奈良俣ダムは最も堤高が高いダムです。
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奈良俣ダムは大量の石を積み上げた中央土質遮水壁型ロックフィルダムであり、ダムの高さは158mでこの形式では日本で第三位の規模だそうです。
石積みの中心には水を通さない粘土層があります。
工事に使われた石を運んだ大型トラックのタイヤが記念に飾られています。
タイヤの穴から見える女性がガリバーの小人に思えるほどその大きさがうかがえます。
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ふと気が付くと展望台前の駐車場に変わったバイクが停まっていました。
「本田技研」の巨大なステッカーが目を引きます。
アルファベットならともかく漢字の会社名ステッカーは初めてです。
社員の方なのか熱烈なホンダファンの方なのか・・・
片品まで向かう奥利根ゆけむり街道は標高の高いところでは10月の頭だというのに紅葉が始まっていました。
吹割りの滝を横目にR120日本ロマンチック街道を南下すると、南に向かう赤城広域農道と北に向かう利根沼田望郷ラインの分岐点あたりに到着です。
ちょっとした広場にバイクを停めると空っ風街道とよばれる赤城広域農道が貫く日本最大級の河岸段丘を一望できます。
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望郷ラインも月夜野に近づくと道の駅田園プラザかわばがあります。
お目当ては前回は夕方5時の営業終了でがっかりした道の駅の向かい側にある川田牧場ジェラート工房です。
川場産の牛乳を使ったおいしいジェラートを食することができました。
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道の駅田園プラザかわばは大きな道の駅でたくさんの種類の食事やお土産、地元の物産品であふれています。
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人だかりに近づいてみると、いわゆる猿回しの芸をやっていました。
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竹馬に乗るモン君です。
本人は得意になっているようですが少しかわいそうに思うのは私だけでしょうか?
傍らの池にはアヒルと大きな錦鯉が目を惹きます。
久しぶりに銭湯のなかで刺青をされた方々にお目にかかりました。
シャワーがない三つならんだ狭い洗い場で背中を洗うタオルが隣の方に触れてしまい「チッ!」と舌打ちされて刺青を見た時には思わず「すんません!」と謝ってしまいました。
子供のころ大阪の銭湯で見ていた刺青だらけの光景がよみがえってきました。
温泉の駐車場には軽トラにキットで売られているマスクをかぶせたフォルクスワーゲン風の車が停まっていました。
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帰路、関越の嵐山PAにはスクーターをベッド代わりにスヤスヤと眠る忍者のような方がいました。
ホワイトベースの二宮祥平さんの動画で見たまんまを実践されている方です。→ツーリングで役立つセンタースタンドの活用方法
まじめに気持ちよさそうです。
これからの紅葉の季節が楽しみです。
グーグルマップは⇒上毛三山
群馬県道R211の真正面に現れる真っ赤な大きな鳥居を潜り抜けてぶらりと榛名神社を参拝しました。
神社に一番近い無料の駐車場にバイクを停めて榛名神社の鳥居をくぐると右手には細長い岩のトンネルがありました。
もしかしたら倒れた大木かも知れませんが表面は岩のように見えます。
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何じゃこれや! あたり一面、槍のような巨岩に取り囲まれています。
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本堂も含め全ての建造物が巨岩に張り付くように建てられています。
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布袋様などの七福神や立派な滝もあります。
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榛名神社を出て榛名湖に近づくといつもの男根岩が左に現れます。
巨岩マニアの憧れの男根岩を過ぎるとまもなく榛名湖に到着です。
今まで見てきた岩と比べるせいか榛名山はボテッと丸みを帯びているように感じます。
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今回は初めてロープーウェイに乗ってみました。
10分程度の間隔で運転しています。
ここのロープーウェイは釣鐘のような車体が2つ並んでいるのが特徴です
頂上には小さな祠がありました。
絵馬をチラッと見てみると結婚願望、安産など女性たちの切実な思いが読み取れます。
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締めくくりは榛名湖の北側にある温泉です。
湖を眺めながらの露天風呂は最高です!
町営の100%かけ流しの温泉と向かいあってホテルのような立派な温泉があります。
【動画付】榛名湖、伊香保そして赤城広域農道2015/0913
まずは動画にまとめてみました。
「すきだねぇ~」と言われそうですが、榛名湖に向かうと左側に巨岩が出現します。
誰でも目につくでしょ!
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榛名湖に到着です。
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伊香保温泉では再び「石段の湯」に浸かりました。
専用の駐車場が有ります。
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赤城山を越えると大沼があります。
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スワンの後ろには島の上に建っている赤城神社にわたるための赤い橋が見えます。
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小腹がすいたのでたこ焼きを食しました。
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帰りの上里SAにて
ツーリング日和です。
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2015/09/06 神津牧場と荒船風穴 で訪問した荒船風穴の看板がありました。
富岡製糸場と4つ合わせて世界遺産です。
本日のルートプランで参考にした過去の地図です。
上毛三山パノラマライン
【宝川温泉と吹割(ふきわれ)の滝】2015/06/13
本格的な梅雨シーズンの最中、晴れの天気予報を見てツーリングの虫が這い出してきました。
春先に見つけた混浴の大露天風呂、宝川(たからがわ)温泉は当時は雪の為バイク訪問不可だったのでリベンジ決行です。
もう一つの目的が買い替えたばかりのiPhone6にダウンロードしたてのツーリングマップルナビの試用です。
ツーリングマップルというライダーの為の地図の電子版(アプリ)です。
車種は2輪車限定でGPS付きです。
おなじみのコメントが表示されたり、地図上の何ページの何処にいるのかなどもすぐにわかります。
無料の試用期間は1カ月です。
ツーリングマップルの魅力を最大限盛り込んだナビ(iPhone版)
【今日のコース】
往路は関越で水上IC⇒宝川温泉(混浴:日帰り有り)⇒奈良俣(ならまた)ダム(利根川系最上流)⇒吹割の滝(東洋のナイヤガラ)
復路は時間によって奥日光ルートも考えていたのですが再び関越を利用しました。
R120から沼田ICまでは渋滞が予想されるのでいつもの赤城広域農道を使って赤城ICから高速に乗りこみました。
宝川温泉を通るR63奥利根湯けむり街道は初めての道でしたが路面状態もよくワインディングが続くかなりGOODな道でした。
利根川に注ぐ宝川に沿って大露天風呂がいくつか並んでいます。
日帰りの利用料金は1500円。
【宝川温泉】
日帰りは⇒宝川山荘
途中に「熊出没注意!」の看板が有りましたが、おそらく捕獲されたであろう子グマが4頭ほど檻に入れて飼われています。
宝側温泉のホームページからは自然豊かな大露天のみを予想していましたが、意外にも古物が大量に並べてあり民族館のような雰囲気です。
というか最近数が減ってきた秘宝館の雰囲気が漂っています。
立派な食堂もあります。
さすがにカメラは持ちこめないのでネットで拾った写真を紹介します。
宿泊客限定ですが女性の湯あみ着(バスタオルのような衣類)も貸してくれます。
外人さんもいますね。
金髪?
露天風呂自体は予想を裏切らない素晴らしい温泉でした。
源泉はかなり高温らしく下流に行くに従い露天風呂ごとに温度が下がっていきます。
一番奥の「麻耶の湯」のみが女性専用ですが、そこに行くためには混浴の露天風呂の前の遊歩道を服を着て歩いて行きます。
うら若い女性にはオジサンの丸出しの前を歩いて行くのは少し恥ずかしいかもしれません。
混浴露天の男女比率は8:2ぐらいだと思いますが若いアベックや初老の夫婦などがくつろいでいました。
【奈良俣(ならまた)ダム】
宝川温泉を出てゆけむり街道を走ると目の前にならまたダムが現れます。
かつては水上から歩いてしか行けなかった宝川温泉が交通便利になりメジャー化したのはダム建設に伴う道路整備だそうです。
利根川水系ダム
奈良俣ダム
奈良俣ダムは、利根川支川楢俣川に建設された多目的ダムで、堤頂高158mのロックフィルダムです。同時に楢俣川に隣接した湯ノ小屋沢川の水をダム貯水池に導くために、取水堰と導水トンネルを設けています。
昭和49年4月に調査所を開設し、昭和56年1月に本体発注を行い、厳しい気象条件を克服しつつ工事は進められ、平成3年に完成しました。
奈良俣(ならまた)ダムは利根川に作られた発電・治水用の7つのダムのうち矢木沢ダムとならんで最も上流に位置しています。
700段ほどの階段を歩いてダムの上にも行けますが途中で断念しました。
実は車でダムの上まで行ける道が有ります。
【吹割の滝】
滝に向かう途中の片品温泉卿あたりでつり橋の向こうに休憩スペースを見つけたので歩いてみました。
河原で少年たちがタムロしていました。
滝が近づいてくると大量の土産屋が「ここが滝に一番近い入り口!」と看板を上げています。
砂漠のオアシスのように突然現れる観光地です。
ソフトクリームを購入。
「魚の目、タコを取って上げます」の看板を出している店も有りました。
正直に言ってもいいでしょうか?
「東洋のナイヤガラ」はちょっと強調しすぎ。
せめて「上毛(群馬)のナイヤガラ」程度でしょう。
でも滅多に見れない風景です。
吹割の滝(東洋のナイヤガラ)
昭和11年12月16日、当時の文部省から『天然記念物及び名勝』に指定された吹割の滝は、高さ7m、幅30mにおよび、ごうごうと落下・飛散する姿から東洋のナイアガラとも呼ばれています。
『吹割の滝』の名は、凝灰岩・花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸蝕し多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩が吹き割れたように見えるところから生まれました。
周辺には遊歩道も整備されており、『鱒飛の滝』の壮絶な景観や『獅子岩』と呼ばれる岩壁群、『般若岩』などの奇景、歴史ある『浮島観音堂』、『浮島橋』や『観瀑台』からの眺めなど、独特の渓谷美に彩られた多くの見所が存在します。
2000年のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニングにも登場しました。
どちらかというと周辺の岩に見とれてしまいました。
なんとなく人の顔に見えるのは私だけでしょうか?
メンタル的におかしくなっているせい?
【赤城広域農道】
往路はいつもの赤城(西麓)広域農道です。
沼田ICまでのR120の渋滞を避ける最適の道です。
赤城西麓広域農道
【広域農道】
農村地域に散在する農地を一つの団地と捉え、集出荷・加工プロセスの一元化などにより産地としての市場競争力を高めることを目的とした農道。
都市に対する環状道路もしくは幹線道路に対するバイパスとしての機能を持つこともあり、農村における生活水準の改善に資するとされる。
この事業を「広域営農団地農道整備事業」と言い、その道路を一般に広域農道と呼ぶ。
赤城ICから関越に乗りこみました。
ツーリングマップルナビのナビ誘導機能は本格的です。
東京オリンピックを前に次々と開通する高速道路などの更新も行われるので便利です。
専用のナビはもういらないかも。
地図上では誘導する道が少しわかりにくいですが慣れると思います。
試用期間の1カ月が過ぎたら購入するつもりです。(月額240円)
【上毛三山(じょうもうさんざん)完全走破】2015/05/06
2015年のゴールデンウィークの初頭に行った同僚とのマスツーリングをキッカケにして群馬県の妙義山、榛名山、赤城山を結ぶ上毛三山パノラマ街道の存在を知りました。
マスツーリングではR299の秩父から富岡を通過して松井田妙義までがメインのルートでしたので埼玉を出て上毛三山の入り口に到達したというトコロです。
そこで今回は上毛三山の残りの部分を含めてぐるっと埼玉、群馬、栃木を一周するルートを走ってきました。
下のグーグルマップでは赤線が上毛三山パノラマ街道を示しています。
走行距離は高速を使った日帰りツーリングに丁度良いおよそ490kmでした。
グーグルマップ⇒群馬上毛三山走破
すでに同僚と行ったマスツーリングのページでご紹介済みですが、ウィキペディア調べた上毛三山の概略です。
群馬県人にとっては生活に密着した身近な山のようです。
上毛三山(じょうもうさんざん) Wiki
上毛三山(じょうもうさんざん)とは、日本の群馬県内にある赤城山・榛名山・妙義山の三つの山を総称した名数である。このうち、火山である赤城山と榛名山は、いずれも那須火山帯に属している。「上毛」とは「上毛野」の略で、群馬県の旧国名上野国を指している。
市街地からでも山並みがよく見えることもあり、群馬県民にはとても親しまれている。群馬県内の中学校・高校の校歌にこの語句が含まれていることが多く、群馬県の郷土かるたである上毛かるたにも、これらの山について詠まれた歌がある。
毎年1月1日に群馬県を舞台に行われる全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)は、上毛三山のそれぞれを見ながら走る100kmのコースとなっている。
群馬県内の小学校では、運動会のときの組分けを、この上毛三山の名前を用いて「赤城団」「榛名団」「妙義団」の3組とし、対抗させる例が多数存在する(地域によって異なり、また人数が少ないと紅組、白組とする場合もある。逆に人数が多い場合は、同じく有名な山である浅間山を追加して「浅間団」としたり、白根山を追加して「白根団」としたりすることもある)。
上毛かるた大会では、団体戦に限り「す」「も」「の」は役札となり、全部取ると10点が加算される[1]。
上毛新聞のコラム「三山春秋(みやましゅんじゅう)」は、上毛三山にちなんで名づけられたものである。
自宅からは関越自動車道、上信越自動車道を使って前回のマスツーリングで終点だった松井田妙義ICに向かいました。
家を出たのは予定より少し遅く8:30頃です。
インターを降りたら国道18を走っていったん北東へ移動します。
安中市を通過する比較的交通量も多い普通の生活道路です。
直線で15kmほど進んでからは折り返して今度は国道406で北西へ向かいます。
こちらは信号も少ない快適なツーリング向きの道です。
ところが国道406の室田発電所付近で急に長蛇の列で車が停まっています。
バイクの利点を生かして路肩をすり抜けて先へ進んで見ると、途中であきらめた何台かの車が切り替えしてUターンして行きました。
そして行きあたったのが交通事故による両車線の通行止めでした。
事故の瞬間からは時間が経過しているらしくけが人等はすでに救急車で搬送された後のようです。
正面衝突でもしたのでしょうか、2台とも前方が激しくへこんでいました。
なのでルートを変更して事故現場の50m程度手前から林道っぽい道を北上して榛名湖に向かいました。
入り口は林道でしたが間もなく快適な道に接続し予定の群馬県道33に戻ることが出来ました。
榛名湖に近づいて榛名神社を越えたあたりで突然とんでもない風景が目に飛び込んできました。
思わずバイクを停めてそばに行くと見上げるような立派な男根岩でした。
巨石オタクの方々にとっては必見の物件らしいです。
榛名湖の湖畔で撮影したパノラマ写真です。
たぶん右側の山が榛名山だと思われます。
山に近づくと立派なロープウェイが斜面を登っています。
かなりの観光地で馬車や2人乗りの足こぎ自転車などが走っていました。
榛名湖を出て群馬県道33を北上していくろ榛名湖メロディーラインと書かれたまっすぐな道が現れました。
一定の速度で走行して耳を澄ませてみたのですが何も聞こえませんでした。
バイクのエンジン音が邪魔のようです。
時速50km/h以下で走ると地面の溝によって「静かな湖畔の森のなかから・・・」とメロディが聞こえるそうです。
心霊写真ではありませんがときどき携帯の画面がフニャフニャと動き出してこんな写真になってしまいます。
伊香保温泉に近づいてくると高根展望台があり伊香保の町全体が見降ろせます。
伊香保温泉の入り口です。
今回は温泉に入らずにR34を赤城山の方に向かいました。
トラックの左に見える大きな鳥居が左折して赤城山に向かう目印です。
赤城山の頂上の近くにある平沼です。
沼に沿って走っていくと赤い欄干で繋がった湖上に浮かぶ赤城神社があります。
そういえばここは前にも走ってきたことがあると思いだしました。
赤城山を北上して薗原湖(そのはらこ)に向かうR251です。
薗原湖は以前はキンバラコだと思っていましたが良く見ると菌ではなくて薗です。
薗原ダムです。
トンネルの入り口に大きなパラボラアンテナが屋上にあるダムの管理施設が有りました。
薗原ダムに沿って金精道路R120に向かって快適なR267を走りました。
このあたりは赤城広域農道を走る際に時々使う道です。
いつもは水が無くなって土色の斜面がむき出しのダムですが今回はたっぷりと水を貯めこんでいました。
以前何度か訪れた老神(おいがみ)温泉の入り口が有ります。
吹割の滝という日本の滝百選に選ばれた観光スポットを通過します。
ネットで調べるとかなり立派な滝でした。
なんでも幅30m、高さ7mの東洋のナイアガラと呼ばれるらしく今度来た時に見てみようと思います。
スキー場のある片品あたりです。
ついに懐かしい丸沼スキー場に来ました。
若いころスキーといえばここに来ていました。
雪が無い今の季節に入り口から見る風景は全くの別物ですが、少し走るとまだリフトも動いているしスキー客が滑っていました。
雪質はご覧の通りです。
丸沼スキー場から先は金精(こんせい)道路になります。
5月というのにまだ寒い。
丸沼高原は標高2000mあります。
丸沼に隣接する多尻沼の湖面には凍った氷が浮いていました。
「ここから金精道路」との標識があります。
R120をひたすら走ればやがて湯ノ湖です。
湖の端から流れ落ちる湯の滝を見降ろせます。
ここまで降りてくるともう寒さは感じません。
ここにも二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)の大きな鳥居がそびえています。
ここからはいろは坂の走行中です。
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いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
平安時代末期に流行ったらしい
『涅槃経(ねはんきょう)』の「諸行無常 是正滅法 生滅滅己 寂滅為楽」を表すと言われるそうです。
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登りと下りが別々の道ですので対向車のない走って楽しい道です。
今日は空いていて助かりました。
思いっきりバイクを倒せます。
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