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林道ツーリングの楽しみ方の林道シリーズです。
【このページの目次】
2016/02/14 2月だもの、雪の一之瀬林道 R411青梅街道(大菩薩街道)の柳沢峠に向かい路面凍結の雪の林道を走ってきました。
2016/01/15 大ダル林道のダルの由来は何? 林道ツーリングのコースを検討していて気になったことを調べてみました。
グーグルマップ→大菩薩ライン(柳沢峠)辺りの林道
いつも利用させていただいているサイト林道浪漫によれば泉水谷林道と林道泉水中段線が繋がっていることがわかります。
グーグルマップは林道大ダル線も道が描かれてなく林道系には弱いようです。
ちなみに大ダル林道は山梨県にありますが東京都水道局が管理しています。
【2月だもの、雪の一之瀬林道】 2016/02/14
今日はバレンタインデー
昔のようにチョコレートはもらえませんでした。
まぁ、日曜日ですし・・
午前中は雨が降っていましたが、昼前には晴れになり春一番が吹いた暖かい一日でした。
久しぶりに林道を走ってきました。
先ずはいつもの奥多摩湖に向かいます。
奥多摩湖の大駐車場は雪が残っていました。
車の数よりバイクの方が多い気がします。
駐車場の入り口で転んだライダーがツレと大声で話していました。「だれか雪をどかしてくれればいいのに!」「ほんとだよな~」
転んだのは写真左上の白いヘルメットのお兄さんでした。
お大事に。
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この後が大変!
一之瀬林道は通行止めの看板がありましたが入ってみたところ、小枝の絨毯と路面凍結のダブルパンチです。
といっても、それほどたいした凍結ではなく部分的でしたので問題なく(転ばずに)通り抜けました。
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路面は最もひどい所ではこんな感じです。(下の写真)
50mぐらいの区間だけ完全な路面凍結が続いていました。
幸いなことに緩やかな下り坂でしたので【実践】万一の緊急事態でのライディングテクニックで紹介したエンジンを止めてギアをローに入れ後輪ブレーキをクラッチで操作する方法が役立ちました。
これで両足を自転車練習中の補助輪のように地面につけながら前後両ブレーキをかけることができます。
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おなじみの東京都水道局の林道の案内塔を見つけました。
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青梅街道への出口にこんな看板がありました。
なんだ!通行止め区間を選んで走ってきたんだと初めてわかりました。
その先の泉水谷林道も林道大ダル線も鉄扉で通行止めでした。
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雪の柳沢峠は初めてです。
峠の茶屋は日曜日にもかかわらず休業中でした。
誰一人いません。
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雪の中を走ったのでバイクはどろどろです。
明日の朝、洗車します。
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少し長めの動画ですが、よろしかったらどうぞ!
小曾木街道、成木街道、大菩薩街道(青梅街道)の走行に加えて、後半は雪の一之瀬林道の走行動画です。
バックグラウンドミュージックはハンドルネームよっさんという方の伊藤賢一さんの演奏をコピーしたギター演奏「ゆきどけ」です。
【大ダル林道のダルの由来は何?】
オフロード走行大好きの友人から大ダル林道という名前を聞いたときに「だるってどういう漢字でかくの?」と聞いてしまいました。
大ダル林道は大ダル峠に由来することは誰でも簡単に想像できますが、では大ダル峠のカタカナ表記のダルの語源は何でしょうか?
近くに大垂峠(おおだるみとうげ)があるから?英語のdull?ダルビッシュが由来?と諸説あります。
林業と日本の歴史に詳しいある方から昔聞いた話を思い出し調べてみました。それらしく思いますので紹介します。
熊野を含む紀伊半島を中心に日本全国で「ダルに取り憑かれる」という言葉が戦国時代から伝わっています。
ダルに取り憑かれると急に脱力感に襲われ意識が朦朧とし歩くこともできなくなってしまいます。
「ダル」は「ダリ」「ヒダル」ともいわれ全国各地に伝承が残り悪霊の仕業と言い伝えられています。
険しい山道で餓死した無縁仏の亡霊(ダル)が山中をうろつき通りすがりの人に取り憑くのだと信じられてきました。
熊野辺りでは空腹のときに憑かれやすくダルに憑かれたときは米を一粒でも食べるとダルが退くと伝えられています。
そのため昔の人は山へ行って弁当を食べるときは飯粒を一粒でもいいから残しておくようにしていたそうです。
飯粒がないときには手のひらに米という字を書いてそれを食べる真似をしても直るとも言われています。
今でも熊野地方で林業関係の仕事をする人は弁当はすべて食べずに少しだけ残す風習があるそうです。
ダルに憑かれる場所は山や硲(さこ・はざま)でたいがい決まっているといわれています。
2000年ごろだったか「特命リサーチ200X」という番組で大台ガ原(奈良県と三重県の県境をなす台高山系の主峰)で多数発生したダルの事例をもとに科学的な分析が行われました。
共通項としては
1.何かに取り憑かれたと感じるが誰一人として姿を目撃していない。
2.直前に何か異様な気配を感じる。
3.意識がもうろうとし体に急激な脱力感を感じる。
4.それは2~3時間で消え去り後遺症は残さない。
以上のことから番組ではガス中毒ではないかと推測。
大台ガ原でガス濃度の計測を行ったところ大気中の二酸化酸素濃度が8250ppm(通常のおよそ20倍!)だった場所があったそうです。
落ち葉などの有機物が腐敗することによって発生した比重の重たい二酸化炭素は窪地などガスの溜まりやすい場所では拡散せずに一所に溜まりその場所での二酸化酸素濃度が濃くなるということがあります。
そこへ人が入り込み二酸化炭素を大量に吸い込むと心拍数が増加し、脱力感、意識障害などの中毒症状が現れます。
この二酸化炭素中毒という医学的に証明された症状はダルに取り憑かれたという人の症状にぴったり一致しているそうです。
参考→Wikiヒダル神
現在のようにバイクや車などであっという間に通り過ぎることができなかった時代では然もありなん!
もしかすると近くにある心霊スポットのおいらん淵などもそうした地形をしているのかも知れません。
ツーリング途中で休憩するときは地形を見て風が流れているところを選びましょう。
志賀草津高原道路のイオウガスの噴出孔付近で長居をしてはいけないのと同じです。
イオウの匂いが漂う殺生河原 駐停車禁止です!
また別の説として肉体的に疲れ果てたときの低血糖の状態に近いとも言われています。
尚、からだが疲れたときの状態「だるい」とか「だりぃ」と同じ語源という説もあります。
登山家には有名な東京都・埼玉県・山梨県の境界にある雲取山(標高2,017.09m)から西に下ったところにある三条ダルミ(さんじょうだるみ)なども気になります。
こちらは峠状の鞍部付近の平らな地形を表す弛(タル)が語源かも知れません。
三ツ山を越え飛龍山へと至る分岐点でもある三条ダルミは富士山の絶景を楽しめる平坦地で休憩の最適地となっている所だそうです。
-「ツーリングの楽しみ」以外にバイク(CB1100)を愛する方へ-
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