Scratchプログラミング言語

ネコと対話1

新しい記事はこちらです.

数値計算(次回)を行うのに,ネコのスプライトは必要ではないが,対話型にすると面白いプログラムが書けそうである.

ためしに作ってみたのは,ネコが九九算を出題し,それに回答するプログラムである.

数値 a, b はコンピュータの関数を利用した◯から◯までの乱数を利用する.今回は1〜9である.

a x b ? の質問は,「調べる」の中の□と聞いて待つという□に「演算」のhellow と worldを使って乱数を表示させる.ちょっと分かり難いが,結果的には以下に示した手続きで「吹き出し」に例示したような a X b ? の表示ができた.

 

入力用テキストボックス(解答欄)がステージの下部に現れるので,答えを入力しリターンキーを押下する.入力した値は,答えという変数に格納される.

答えが正解ならばYES,そうでない場合はNOを表示させる.「もし〜なら〜でなければ」の条件文は「制御」に用意されている.「見た目」の中に〜と言うが用意されているているので,条件文にドラッグ&ドロップして,「もし答え=ab なら」にYES, 「でなければ」にNOを記述すればよい.

今回のプログラムは反復出題にはしていないので,一問ごとに旗🚩をクリックする.

 正解の場合

 不正解の場合

日本語にも対応しているので,子ども向きには以下の様に書き換えるとよい.

Scratch言語は,子ども用ではあるが,プログラミング経験のない大人向きでもある.スプライトは,画像ファイル,カメラ映像などをアップロードして使用できるが,絵心があれば自分で描くこともできる.