御供所地区のゾーン30がゾーン30プラスに更新されます。
11/29(金) 午前10時 12月定例会が開会された後、上程議案(17議案)の説明が執行部からありました。
その中の「令和6年度大口町一般会計補正予算」について、「土木管理費道路管理維持事業 道路維持工事費追加 5,046,000円」が計上された事の説明がありました。
説明内容では「御供所地区のゾーン30をゾーン30プラス」にするための工事費との事でした。(ゾーン30プラスの説明は、下段をご参照ください。)
「御供所地区」と聞いて黙っている訳にはいきません。(笑)
その日の定例会(11/29)終了後に維持管理課に行き、「御供所地区のゾーン30をゾーン30プラス」に至った経緯をお聞きし、以下の資料をいただきました。
御供所地区のゾーン30プラス整備計画資料
御供所地区にお住まいになっている方はよくご存じだと思いますが、このエリアの交通問題は切実なものであります。
令和5年の豊田区では、当時の区長さんがお骨折りされ、このエリア内の住民の方々を対象に、上記の地図では「抜け道」と表記されている道路の通行規制の賛否を問われました。(この記事は「特集記事 豊田御供所地内交通問題の対応」として上げていますのでご参照ください。下記に関連記事として表記しています。)
この問題に付随しての「ゾーン30プラス」整備計画となっていると思われます。
この事は、次回(12/6)の「質疑」で質問させていただきたいと思います。
私は、何故、いきなり補正予算に上がってきたのか、を維持管理課に聞きました。
その答えとしては、
「当初は、令和7年度予定の整備計画であったが、国の予算が余って来たという情報が入り、前倒しで事業化をはかる事になった。」
との事です。
また、国は何%の補助をしてもらえるのか、との質問をしたところ、
「国は、55%で、残りの45%は町が持つ。また、ハンプ新設は町が負担する。」
との事です。
ちなみに、ハンプ(凸部)とは、
交通安全対策のために、道路の路面に設けられた凸状の部分のことです。通過する車両を一時的に押し上げるもので、事前にこれを見たドライバーが速度を落とすことをねらっています。自動車を減速させて歩行者・自転車の安全な通行を確保することを目的に設置します。
と説明されています。(国土交通省 国土技術政策研究所 道路研究部HPより)
その補助率や国の都合で前倒しになった事は気になるところではありますが、早くに安全対策がはかれる事は喜ばしいことであります。来年の3月末には整備完了予定です。
また、資料を見ますと「このたび一般県道小口岩倉線が、令和8年度を目標に供用開始される運びとなった。」としています。この県道小口岩倉線とは、愛岐南北線の事であります。「令和8年度に供用開始(目標)になる」という事もこの資料から分かりました。
いよいよですね。
という事で、今回取り急ぎ、御供所地区の皆様にご報告させていただきました。
お役に立てましたでしょうか。😃
11/29(金) 所管課回答の一部から追記します。
現時点(11/29)で「ゾーン30プラス」は、全国で192ヶ所しか実施していなく、愛知県においても、本町は稲沢市の次という事で2番目の実例になるとの事です。
既に実施した場所での調査によると、ゾーン30区間において時速30㎞以上で走る自動車が全体の47%あったのが、28%までに抑えられたという結果が出ており、それだけ安全性が高まった、との報告を受けているとの事です。
期待したいところですね。
ゾーン30プラスについて
生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進を図るため、最高速度30km/hの区域規制「ゾーン30」とハンプ等物理的デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」として設定し、道路管理者と警察が連携しながら整備を進めています。(国土交通省HPより)
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