令和6年度予算「歳入」総括編
下記資料は、令和6年度予算「歳入」の総括表です。
初めて見られる方は、何のことかわからないと思います。私がそうでした。(汗)
予算、決算書には、このような資料が500ページくらいありまして、それをドーンと渡されますので、最初はそれだけで気後れしました。
さて、本年度大口町の一般会計当初予算は、108億円で議決しました。
予算規模としては、昨年度と比べて3億7千万円ほど少ないです。
減額の主な理由は、新型コロナウイルス関係の補助金の減額、町債の減額などです。
また、町長の方針として、「今年はいったん立ち止まって、今までの事業を見直す年にしたい。」という思いもあり、このような予算立てになりました。
それでも増え続ける民生費(医療・介護・子育て予算)には、しっかり対応しており、予算案としてはバランスの取れたものになっていると思います。
詳しくは、4/18(木)発行の「議会だより おおぐち」240号に「予算検証」特集として記事にしてありますのでご参照いただければと思います。
歳入は、21款(カンと読みます。)あります。
各明細の細目を、行政の予算、決算書では、「款」「項」「目」「節」「説」といった単位で表します。
予算、決算書を読むのに、数字の羅列や配置、そしてこの単位に慣れるのが大変でした。
このような事でしたので、最初は、提案された金額や事業が妥当か否かを判断するのはもちろん、考えすら及ばなかったのが現実でした。
情けない話しですが、説明をされてもさっぱりわからない、という状況でありました。
役場 を定年退職して、現在、会計年度任用職員で働いている方に弱音を吐くと、「それは、慣れ、ですよ。すぐに慣れますから大丈夫ですよ。」と慰められたのが、1年前の事でした。
安穏としていて「慣れ」る事はありません。やはり積極的に勉強しなければと思い、予算、決算書とにらめっこしながら、付箋を貼りながら、マーカーで下線を引きながら、わからないところは職員さんや同僚議員に質問しながら、何とかココまでやってきました。
6月定例会の一般質問では、「歳入」について質問をする予定です。
質問できるところまでは、持って来れたかな、というのが今の私です。
●令和5年度普通交付税[再算定]不交付団体一覧表
下記は、令和5年度の地方交付税(普通交付税)不交付団体の一覧表です。
歳入の中では、「10款 地方交付税」にあたります。
都道府県では、「東京都」のみが不交付団体ですね。
市町村では、本町を含む76団体が不交付団体です。
愛知県内の不交付団体は、18団体で都道府県の中でも突出していますね。さすが、愛知です。