Pacing Game Sessions
基本的なセッション進行は、卓上にしろオンラインにしろ、ダウンタイム[DownTime] -> 探検[Exploration] -> ダウンタイム[DownTime]の区切りの色々なシーン=場面の繰り返しとなります。
また、ダウンタイム[DownTime]と探検[Exploration]内では、PCsパーティー一団でのパーティーアクション、各自キャラクター個別での行動アクション、遭遇[エンカウンターEnCounter]からもしかしたら戦闘ラウンド[EnCounter]が適宜に混在した色々なシーン=場面の繰り返しの流れとなります 。
以下の概要は基本ルール参照。
PathFinder 2eリマスター版の判定ルールは、以下の5種類のみです。
1 標準判定Standard d20 Check:普通のd20システム判定。成功、失敗の二種類の判定結果の判定
2 基本判定Basic Check:大成功、成功、失敗、大失敗の四種類の判定結果で色々な判定結果内容がある判定
3 基本セーヴィング・スローBasic Saving Throws:大成功、成功、失敗、大失敗の四種類で固定された判定結果の判定
4 フラット判定Flat Check:ただの出目と達成値を比較する、成功と失敗の二種類の判定結果の判定
5 秘密判定Secret Check:GM以外、真のその出目と判定結果とその判定内容を知る事が出来ない判定
判定方法は、すべて同一で、
「20面体サイコロを1個振るだけ」
です、
そして、20面体サイコロを1個を振って出た目の事を、
「出目」
と言います。
一般的なd20システムでは、
「ただ20面体サイコロ1個を振った出目が、
20が最高で、
1が最低」
となります。
これを、
「出目20、または、Natural 20」
「出目1 、または、Natural 1」
と言います。
ですので、
「20面体サイコロを1個を振って出目20を出し続ければ、
d20システムの最高神(走召糸色木亥火暴)」
と呼ばれるでしょう。
逆に、
「20面体サイコロを1個を振って出目1を出し続ければ、
d20システムの死神(走召糸色木亥火暴)」
と呼ばれるはずです。
(即行でキャラが死亡するので(走召糸色木亥火暴))
上記の5種類の判定ルールを、順番に説明して行きます。
普通のd20システム判定。成功、失敗の二種類の判定結果の判定
これは一般的なd20システムの判定ルールで、
「判定式は、
1d20の出目+色々な修正値 = 達成値}
となり、
「その達成値が対象の難易度以上ならば成功、
より小さければ失敗」
という、
「判定の結果は、成功と失敗の2種類だけ」
で、
「判定結果の内容も、
成功なら成功、
失敗なら失敗」
となります。
また、一般的なd20システムでは、
「出目20は、必ず成功、
出目1は、必ず失敗」
という判定ルールが多くあり、
「出目20ならば、再度20面体サイコロを1個を振ってクリティカル チェック、
とか、
出目1ならば、再度20面体サイコロを1個を振ってファンブル チェック」
とかと続けて判定していくルールの流れも多く採用されています。
大成功、成功、失敗、大失敗の四種類の判定結果で色々な判定結果内容がある判定
これはPathFinder 2eで追加された新しい判定ルールで、
「判定式は、
1d20の出目+色々な修正値 = 達成値」
と、一般的なd20システムの判定ルールと同一ですが、
「判定結果が、
大成功Critical Success
成功Success
失敗Failure
大失敗Critical Failure
の4種類となる」
ような新判定ルールです。
どのように4種類に分かれるのか?かは、以下の通りです。
1d20を振った出目が、
・出目20の場合、その判定結果は大成功Critical Successになる可能性があります。
但し出目20に各種mod.を足した結果の達成値Resultが、
対象の難易度DCより10以上小さかった場合は、
大成功Critical Successにも成功Successにもならずに、ただの失敗Failureになります。
(出目20は自動クリティカルでは無い)
・出目1の場合、その判定結果は大失敗=ファンブルになる可能性があります。
但し出目1に各種mod.を足したの達成値Resultが、
対象の難易度DCより10以上大きかった場合は、
大失敗Critical Failureにも失敗Failureにもならず、
なんと成功Successとなる
(出目1は自動大失敗Critical Failureかつ自動失敗Failureでは無い)
・出目1と20以外の出目の場合、
その出目に各種mod.を足した結果の達成値Resultが、
対象の難易度DCより10以上大きかった場合は、大成功Critical Success、
対象の難易度DCより10以上小さかった場合は、大失敗Critical Failure、
同じか+9まで大きかったら、成功Success
より小さく-9以上大きいならば、失敗Failure
となります。
最初は非常に分かりづらいですが、まとめると、
以下の三種類の結果判定パターンになります、
■パターン1 出目20の時の判定
大成功 対象DC-10 < 達成値Result
成功 無し
失敗 達成値Result <= 対象DC-10
大失敗 無し
■パターン2 出目20でも出目1でも無い時の判定
大成功 対象DC+10 <= 達成値Result
成功 対象DC <= 達成値Result < 対象DC+10
失敗 達成値Result < 対象DC-10
大失敗 達成値Result <= 対象DC-10
■パターン3 出目1の時の判定
大成功 無し
成功 対象DC+10 <= 達成値Result
失敗 無し
大失敗 達成値Result < 対象DC+10
これでも慣れるまでは、非常に分かりづらいので、
以下に判定ツールを用意してありますので、ご利用ください。
(Google Siteのurlが長いので短縮サービスにしました)
そして、技能、魔法(なんと個々のスペル毎に)などの各判定ごとに、
「個別に大成功、成功、失敗、大失敗の判定結果が記載されてる」
という判定ルールシステムになっています。
特に、嬉しい事に攻撃判定Attack Checkとセイビングスロー判定も
上記のように、ほぼ個々に判定結果の内容が記載されいる判定ルール
システムです。
特に大成功と大失敗の追加アクセサリー2個、
https://seth.hatenadiary.jp/entry/2019/10/22/144610
と、
https://seth.hatenadiary.jp/entry/2019/11/13/204209
がありますが、使うとヒドイコトになるのでNPCsボス戦のみとかのお楽しみで(走召糸色木亥火暴)
大成功、成功、失敗、大失敗の四種類で固定された判定結果のセイビング スローSaving Throw判定
これは一般的なd20システムの判定ルールですが、PathFinder 2eでは新しい呼び名があり
「Basic Saving Thorwns 449p」
と言う名称になってます。
判定式は、
「1d20の出目+色々な修正値 = 達成値}
と、一般的なd20システムの判定ルールと同一です。
なのですが、
「判定結果は、Basic Check:と同様に、
大成功Critical Success
成功Success
失敗Failure
大失敗Critical Failure
の4段階になってますが、判定結果内容は、
大成功Critical Success 効果とダメージは一切無し
成功Success 効果とダメージは1/2に減少
失敗Failure 効果とダメージそのまま適応
大失敗Critical Failure 効果とダメージは二倍
と固定になっている」
というSaving Thrown判定の事です。
Saving Throw判定の種類は、以下の三種類です。
頑健Fortitude +CON mod.
反応Reflex +DEX mod.
意志Will +WIS mod.
ただの出目のみと達成値を比較する、成功と失敗の二種類の判定結果の判定
判定式がより簡単になっており
「1d20の出目 = 達成値}
の判定ルールです。
つまり、ただd20振りの出目(なんの修正値も入れ無い)と対象の難易度を比較する判定となります。
判定結果と結果内容は、普通のd20システムの判定ルールと同一で、
「その達成値が対象の難易度以上ならば成功、
より小さければ失敗」
という、
「判定の結果は、成功と失敗の2種類だけ」
で、
「判定結果の内容も、
成功なら成功、
失敗なら失敗」
となります。
GM以外、真のその出目と判定結果とその判定内容を知る事が出来ない判定
判定式と判定結果と判定内容は、今まで説明した四種類の判定ルールのどれかなのですが、
「DMだけがd20振りしてDMだけがその判定結果の内容を知っていて、
もし失敗(または大成功や成功、大失敗)してたら、
さも成功(または大失敗や失敗、大成功)しているように適当な事を参加者さんたちに伝えて良い」
というもので、
「なんと、
本当の出目の結果や判定結果、判定内容を、
参加者さん達には永遠に公表する必要は無い」
という、
「素晴らしい判定ルール」
となっています。
2 Basic Check:大成功、成功、失敗、大失敗の四種類の判定結果で色々な判定結果内容がある判定
Basic Checkの四種類の判定結果を確認するためのjacascript toolです。
をダウンロードして、ご利用ください。
以下は、pf2bc1.zi_に同梱されたreadme.txtの全文です。
PathFinder 2e Basic Checker Ver1.0
インストール手順
1 pf2bc1.zi_ファイルをお好みの保存フォルダ下へ保存する。
2 pf2bc1.zi_ファイル名をpf2bc1.zipに修正して、解凍する。
3 index._、javascript._、style._の3つのファイル名の拡張子をindex.html、javascript.js、style.cssに変更する。
実行方法
1 ブラウザ(FireFox推奨)からindex.htmlを開き、javascriptの実行を許可する。
2 ブラウザに以下のようなテキストとリストボツクス、実行ボタンが表示されればOK。
[PathFinder 2e Basic Checker]
AC/DC[未知]
出目[10] プラス修正[0] マイナス修正[0]
実行
Basic Check Results:
open game license version 1.0a
操作方法
1 AC/DC、出目 プラス修正 マイナス修正などの値をリストからマウス選択して実行ボタンをクリックすれば
PathFinder 2e Basic Checkの結果テキストが表示されます。
2 AC/DCが未知の場合は、プレイヤーさん用に出目 プラス修正 マイナス修正などの値をリストからマウス選択
して実行ボタンをクリックすれば、PathFinder 2e Basic CheckのAC/DCの範囲別の結果テキストが表示されます。
3 AC/DCを選択している場合は、GMさん用に出目 プラス修正 マイナス修正などの値をリストからマウス選択
して実行ボタンをクリックすれば、PathFinder 2e Basic Checkの選択したAC/DCに対する結果テキストが表示されます。
サイズSize 荷重無しNormal 1/2荷重(5未満切り捨て、最低移動力5ft. ) 移動力5ft. 移動不可NG
超小型Tiny 0〜3+筋力修正値 4+筋力修正値〜7+筋力修正値 8+筋力修正値〜10+筋力修正値 11+筋力修正値〜
小型Small 0〜6+筋力修正値 7+筋力修正値〜10+筋力修正値 11+筋力修正値〜 13+筋力修正値 14+筋力修正値〜
中型Medium 0〜8+筋力修正値 9+筋力修正値〜13+筋力修正値 14+筋力修正値〜 17+筋力修正値 18+筋力修正値〜
大型Large 0〜14+筋力修正値 15+筋力修正値〜20+筋力修正値 21+筋力修正値〜 25+筋力修正値 26+筋力修正値〜
超大型Huge 0〜30+筋力修正値 31+筋力修正値〜37+筋力修正値 38+筋力修正値〜 43+筋力修正値 44+筋力修正値〜