2022年の活動記録

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令和3年度「三重の自然史研究を支える次世代育成連続講座(昆虫)」全6回 第5回(三重県総合博物館・三重昆虫談話会連携企画)

2022年1月23日 三重県総合博物館(オンライン)


趣旨説明

論文報文の書き方 (2) 

「論文(報文)の構成」河野 勝行

「三重県総合博物館に研究紀要を投稿しよう」佐野 明

「生態、観察を報文にまとめる」河野 勝行

質疑応答

三重昆虫談話会 2022年 総会 (オンライン,2022年3月6日)


2022年3月6日にWebexを使用したオンラインで開催.

決定事項

参加者:?名

令和3年度「三重の自然史研究を支える次世代育成連続講座(昆虫)」全6回 第6回(三重県総合博物館・三重昆虫談話会連携企画)

2022年313日 三重県総合博物館(オンライン)


趣旨説明

図鑑を用いた同定法について 秋田 勝己・乙部 宏

三重県の昆虫研究史 河北 均

私の体験談

「ベテランからひとこと」中西 元男・中村 泰・間野 隆裕・秋田 勝己・稲垣 政志

閉講あいさつ 三重昆虫談話会会長 稲垣 政志

三重昆虫談話会2022年例会(対面,ウエブのハイブリッド開催,2022年12月18日)


新型コロナウイルス感染拡大防止のため,対面での開催が中止されていた三重昆虫談話会例会が,20221218日(日)午後1時30分から3時30分まで,三重県環境学習情報センター1階研修室で,対面とWEB参加のハイブリット方式で開催されました.なお,当日は参加者の体温測定や部屋の換気,席の分散など,新型コロナウイルス感染防止対策も実施されました。

 まずは,稲垣会長のあいさつで,三重昆虫談話会のWEBサイトを立ち上げ,会誌「ひらくら」のバックナンバーのPDF化での公開や,過去の活動記録などについて,河野さんと河本さんのご尽力により,掲載することができたことや,三重県が「三重県レッドデータブック2025」を作成していく計画であることなどが報告されました.

その後,新型コロナウイルス感染防止のための,会場での注意点が説明され,予定された2題の講演が行われました.

1題目は,前川和則氏の「三重県のCarabusは面白い」で,Carabus属のオサムシの中でも特にマヤサンオサムシ系統の亜種に関して,三重県内での分布状況や,♂交尾器等に関して説明がありました.

2題目は,中西元男氏の「観察者の居住地を起点としたチョウ類の定点観察」で,中西さんの自宅の松阪市新町と,坂部元宏先生の自宅の大紀町滝原で,定点観測されたチョウの種類や内容に関して,報告がされました.

松阪市新町で確認されたチョウは45種,大紀町滝原で確認されたチョウは59種で,特にセセリチョウ科とジャノメチョウ類での差が大きく,セセリチョウ科は草原性種が多く,連続的な叢環境が必要なこと,ジャノメチョウ類は森林喪失が要因で松阪市新町では確認種が少なかったのではないかとの興味深い話がありました。

なお当日の参加者は,ウエブでの参加を含めて17名でした.