『魅惑のオンザロックの氷』
ウイスキー氷入ったやつ、って、
オンザロックって言いますね。
氷の上に、ウイスキー乗るんですけど、
これが、水やらお茶やと、こうはいかないですね。
氷が浮きますんで。
氷水とか、お茶とかやと、
氷がプカプカ浮いてますよね。
ウイスキーは、
氷や水より軽いです。
比重が軽いウイスキーやから、オンザロック、になります。
ロック、岩に見立てた、氷の上に、ウイスキーが乗る状態です。
さて、皆さま、
バーテンダーさんたちは経験的にご存知でしょうけれど、
オンザロックとか、お酒入ってるグラスの、氷って、
融けるん早いですよね。
なんでか知ってますか?
溶けた水【重い】と、ウイスキー【軽い】の、比重、重さの違いで
摩擦が生じて、
摩擦で氷が溶けやすくなるのと、
あと、希釈されていくときに生じる熱で、
氷が早く溶けやすくなります。
軽くて上に上るウイスキーと、
溶けて沈んでいく水、
摩擦で融けるって、
たとえば、アイスクリーム食べるときに、
無風のなかで食べるのと、
扇風機の前で食べるんやったら、
扇風機の風の摩擦ある方が、早く解けていくん、イメージつきますかね。
ほいでまた、別のタイプのドリンク、
フルーツ果汁入ってるカクテルとか、
比重重いドリンクやと、
氷溶けてきたら、
プカプカしてる氷が融けても
ドリンクより上に水が停滞して、
上、水!
下、カクテル!
ぶんり!!!
ってなっちゃうんで、
バーテンダーたちは
どっちのタイプのドリンクでも
氷があんまり融けないうちに
お客様に早めにドリンクを召し上がって頂きたいなぁぁぁーーーーーって
心の中で叫んでたりしたりとかするのですーーー