『冷たいと、美味しい?』
飲食店で出されるドリンクのほどんどは、
冷えてます。氷も入ってるし。
ぬるいのん出てきたら、ドン引きですね。
お家でも飲み物冷やしてる人、多いですよね。
冷えてると、ちょっと常温では飲みにくいようなカッタイ硬水とかでも
口当たり、のどごし、よくなりますね。
冷たいと、おいしい。
それって!科学的根拠、あるんでしょうか???
今日 導きたい結論は、「冷たいとおいしい。」です。
それには分子構造性が関わるってお話をしようと思います。
ここからの、ちょっとややこしい説明が、頭痛くなるかたは、
ここまでで、どうかまた次回ご覧いただけたら嬉しいです!
さて、問題です。
<水>の<体積がいちばん小さくなる(重くなる)>のは
温度が何℃のときでしょうか?
コタエは、、、
なんと、、、
4℃、です。
ちゅーとはんぱーーーーーなんでーーーーーーー
融点の0℃でもないし。
ほいで、一般的な物質やったら、
液体より、固体のほうが!密度が高くなるのにーーー。
水はずいぶんと特殊です。
0℃の水は0℃の氷よりも、密度が9%高くなります。
それゆえに、氷点下では、氷が水面にはる、という現象が起きます。
ほかの物質やと、固体になると、液体に沈みます。
水は逆です。
激寒の、海や湖でも、
水面に氷がはっても、
水中は凍らず、お魚さんとか、あらゆる生き物が生きていけます。
水という物質が、氷のときは、
分子同士が、手を伸ばして、固く繋ぎ合ってる感じです。
(水素結合っていいます。)
1個の水分子が、最大4つ手を伸ばして、他の水分子と、手を繋いで、固まるんやけど、
H-O-Hの角度が、104.5度で固定されてて、
場所とります。
人がめっちゃおるミナミの街で、
団体旅行者さんが、みんな腕伸ばして手ぇ繋いでるってかんじー。
もーーーめっちゃ固まってるし、めっちゃ場所とるーーーーーーー。
一方、手なんか繋がずバラバラに歩けたら、
場所とらへんし、多くの人がギュッとなってても、スムーズに歩けます。
固まってる氷と、動ける水、
まーーーナンか全然違いますけど、
なんとなくそんな感じですーーー。
ほいで、固まってる、氷の状態は、
<構造性が強い>状態です。
食べて、美味しいです。
氷おいしーーーすきーーー。
さらに、ギュッとなってる、4℃の水も、
(ほかの飲み物でも、)
構造性が強くて、
飲んで美味しいです。
温度が上がると、分子が、速くたくさん、
動くようになります。
人いっぱいんトコ、ギュッとなってて歩けるけど、
ローラースケート履いたり、自転車乗ったり、
速く動くようになると、
場所とります。
10℃超えると分子運動量増えるし、
冷たく なくなると、構造性がさがります。
ぜんぜん違うけどナンかそんな感じですー。
こういった、分子構造性によって、
水が美味しくなるって理論は、
全面的に支持されてるわけではないですが、(そんなことが味覚で感じられるんか的な)
なんかそうっぽねーーーみたいな感じのようですー。
分子構造性がお酒の味にも影響するってお話しも、
また別のご機会にしたいと思いますー。
次回も、ドリンクの温度にまつわるお話をしようと思いますー。