『はじめがたいせつ』
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〈美味しさ〉には〈安心〉が必要ってお話しを
前回いたしました。
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しょっぱなに、美味しい、と感じると、
あとは安心して、
惰性で食べれます。w
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例えば、
パンの外側んところが、塩分が強なっとって、
一口かじるといい味がします。
ほんだらもー、安心して、
脳は「あともきっとおいしい」、と
想像で味を補ってくれるんです。
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途中の味には、あんまり注意を払わないんです。
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そーいった作用で、特許をたくさんもっているメーカーもあるそうです。
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こーいったトリックを使うことで、
摂り過ぎると体に良くない成分、
砂糖や塩や脂肪とか、ナンヤカンヤを、
大量に使わんと、
消費者に美味しいって思って貰える食品を作れるんやそうです。
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しょっぱなの印象ってゆーのは大切ですね。
強い印象となります。
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(途中で食べ飲みしてるモンをすり替えても、
ぼちぼち気づかへんのやそうですw)
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こういった、
はじめのんが強く印象に残り、
全体の評価も上がりやすいことを、
「初頭効果」といいます。
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焼き鳥も、串のいちばん上の肉がいちばんでっかくってジューシーでおいしいもんなぁーーー。
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コース料理も、私はオードブルや先付とかが最も、
メイン料理よりも、
ほぼ満足感に直結してしまいますわー。
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ドリンクも、一口目、大事ですもんねー。
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トリックとして、騙したいってゆーより、
おのずと、
時間とともに、
ぬるなるし、氷融けて薄なるし、炭酸抜けるし、香り飛ぶし、比重でバランス変わってくし、、、
まー変化が起こっていってしまうので、
早く一口目を飲んで頂きたいし、
その第一印象の為に神経を使ってしまいますよねーーー。
早よ飲んでほしいぃーーーーー。
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食体験には、味だけでなくって、
飲食店に入って、
どんだけ早く店員さんに気づいて貰えるか!とか、
店に入ったしょっぱな印象も、影響が大きく、
満足感を左右するんやそうです。
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最初と、あと、
最後もたいせつ。
最後の印象も大きく影響するんを、「親近効果 」っていいます。
コースのデザートや、お茶や、お見送りとか。
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なに食べ飲みしたかよりも、
たしかに、
お見送りが嬉しくて好印象やった飲食店さん、ありますわーーー。
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(参考文献「「おいしさ」の錯覚」チャールズ・スペンス著 角川書店)