『おいしい相性理論』
食べ物のレシピの組み合わせの可能性は、食材の数からゆーと、
<1千兆コ>も!!!あるそうです。
すごい数―――――――
ほいでも、実際に食べられてる組み合わせの数は、
約100万個だそうです。
10億分の1の組み合わせしか、使われてないのですねーーー
食品科学者たちは、
その組み合わせの法則を、
発見したいわけです。
「フードペアリング仮説」は有名ですね。
<共通の香り成分を持つ食べ物どうしは、相性が良い>という考え方です。
カクテル作りにも、めっちゃ使えますよねーーー。
これは、ある有名シェフが、
<ホワイトチョコレートとキャビア>ってゆー意外な組み合わせが、
びっくり相性がいいことに着目して、
「香り成分とか、もしかしたら一緒なんじゃね???」
と気づいて、
ハーバード大学の研究者らが、
膨大な食べ物の種類を図に示して、線で繋いで、研究して、
2011年に、『Nature』誌に、「フードペアリング仮説」が掲載されました。
たとえば、チョコレートとブルーチーズには、
少なくとも73のフレーバー化合物が共有してて
意外やけど!相性がいいのです。
他にも、意外な組み合わせやと、
イチゴ×バジル
フォアグラ×コーヒー
醤油×バニラ、とか。
ほいで、この、似た者同士 相性イイ理論、
西欧や北米の料理は、フードペアリング仮説で説明がつくんやけど、
どーも、アジアとかの料理やと、
「逆やん!!!!!」ってことも、明らかになりました。
同じ香り成分を含む食材を、避けるのです。
そこで、スペインの研究者さんが、
食材を数学的にマッピングして、2017年に提唱したのが、
「フードブリッジング仮説」です。
“橋渡し”んなる食材があったら、
相性悪そうな食材どうしでも、繋がる!という理論です。
たとえば、<アプリコット と ウイスキーガム>は合わへんくっても、
そこに、<トマト>を橋渡しに使うと、組み合わせられる!とか、
<チョコレート と トマト>は合わへんくっても、
そこに、<バルサミコ酢>を橋渡しに使うと、組み合わせられる!そうです。
ほんまかいな。
ほんまらしい、、、
(「ウイスキーガム」がわからん、、、)
ほいで、
西洋料理は、フードペアリング仮説が合ぉてて、
ラテンアメリカ料理は、フードペアリング仮説もフードブリッジング仮説も両方合ぉてて、
東南アジア料理は、フードブリッジング仮説が合ぉてて、
ほんで、
日本を含む、東アジア料理は、、、
どっちの仮説にも、合わへんらしぃのです!
結局なんなんやぁぁぁーーー
まーーー、もっと、食文化を解き明かす、新しい理論が、
今後出てくるかもしれないですねーーー
フレーバーの研究というのは、発達過程なんですねーーーーー
次回も、こりずに、フレーバーのお話しをしたいと思いますー。
日本語の資料がないーーー
https://diposit.ub.edu/dspace/bitstream/2445/119627/1/672373.pdf