『味にも影響する!ブーバキキ効果』
(A)丸みがあって、角がない形
と
(B)ギザギザした形
の、二種類のかたち、
「どっちの名前が<ブーバ>で、どっちが<キキ>???」
と聞くと、
<98%>の人が!
丸いほうが<ブーバ>!
ギザギザが<キキ>!
と答えるそうです。
「ブーバキキ効果」とか、「ブーバキキ現象」といいます。
同じ図形で、
<マルマ>と<タケテ>でも
同様のことが起こります。
この現象は、言語や文化を越えるそうです。
音のイメージと、形のイメージは
リンクするのですねーーー
発音するときの、<口のかたち>が影響すると考えられています。
「Bouba(ブーバ、ボウバ)」「マルマ」みたいな、
<あ、う、お の母音>とか、<な・は・ま・ら・わ行>とか
発音するときに、
<唇や、口のなかの形が、まるくなる音>は
丸いイメージにつながります。
「Kiki(キキ)」「タケテ」みたいな、
<い、え の母音>とか、<か・さ・た・や行>とか、<濁点゛や半濁点゜>とか
発音するときに、
<唇や、口のなかが狭まる音>は
硬く尖ったイメージにつながります。
さて、
<丸い形のものの方が、甘く感じる>というお話を
#18『丸い方が甘い』でもお話ししました。
音のイメージでも、丸いと、
いっそう甘さを感じます。
<カントリーマアム>とか、
<ミルキー>とか、
<マリー>、<アルフォート>、<ルマンド>とか、
名前で、もう甘い!!!です。
一方、
<プリッツ>とか、
<キットカット>とか、
<ポテトチップス>、<サッポロポテト>、<リッツ>とか、
名前で食感が感じさせられます。
カリッ、パリッ、サクッ、みたな、
クリスピーな食感が連想されます。
食感や、咀嚼音が、
おいしさに重要ってお話も
も是非もっかい見てみてくださいー。
商品名で、その重要な、食感や、咀嚼音が、助長して感じられるのです。
発音の響きで甘さや食感までイメージさせることができるのですーーー
お名前って大事ですねーーー