清水寺仁王門

1941(昭和16)年10月28日撮影の仁王門横顔

(2018/10/24公開 )

※目印は撮影位置です

写真は京都清水寺の仁王門を横(南南西方向)から撮影したものです。撮影位置はストリートビューのこちら(2015年11月)でご確認願います。1941年と比べ、植栽や通路に違いがみられます。仁王門も板壁が白く塗られているという違いがあります。仁王門は2003(平成15)年に解体修理されています。(出典:音羽山 清水寺「巡る」)ストリートビューが本来の姿、塗られていない板壁は仮の姿だったのかもしれません。前方石段を登って左手に狛犬が確認できます。実はこの狛犬、撮影時期が1年後であれば写っていないはずです。狛犬が金属製であっため1942年に供出させられ、1944年に石の狛犬が再建されるまで「不在」だったからです。そのあたりの事情は 狛犬について私が知っている2、3の事柄「清水寺の狛犬」に詳しく紹介されています。他は、有名な京都の清水寺(世界遺産)ですのでネットで検索してみてください。

確かに狛犬が…

見ている人も確認できますが、狛犬の形まではわかりません。次の写真では、枝の陰に石灯籠があることがわかります。照明(街灯)もついていたことがわかります。(2018/10/24公開)

■参考サイト

京都府 (京都の魅力・観光-世界遺産(世界文化遺産)古都京都の文化財-世界遺産(世界文化遺産) 清水寺

音羽山 清水寺 (巡る-1仁王門)

狛犬について 私が知っている23の事柄(狛犬探偵団-第2章 清水寺の狛犬)