耐震DIY

主に空き家の耐震補強、そのメモ

間取図を元に耐震計画を立てる

1階と2階の間取図を重ね、開口部を中心に壁の無い部分の補強計画を考えてみました。青い部分は既設壁、赤い部分は補強予定か所(火打ち金具取付等)です。空き家なので補強は剥き出し、1階を重点的に施工する計画としました。例示図面は間取りの一部、ピンク色が2階間取り(1室)です。

(2016/12/22公開)

火打ち金具で開口部を補強

火打ち金具は、床下・天井裏に取り付け、水平方向の力に耐えるためるものです。開口部に垂直方向に取り付ければ強度不足を補えるかもしれません。見た目はアレですけれど。

2016/12/09公開

端材で開口部下部を補強

三角の端材(ソファー解体の際に出た部品を加工)使用し、開口部下部を補強してみました。通行の妨げにばらないよう小さめの物にしました。

(2017/01/22公開)

木材で小窓を補強

余っていた廃材を流用してみました。一応、窓の開閉はできるよう取付位置を考えています。

2016/12/11公開

端材でドア枠を補強

三角の木の端材を使用し、ドア枠上部を補強してみました。5cm程度の端材で、強震時のドア枠の変形に耐えられるか心もとないものですが、何もしないよりはマシでしょう。この大きさなら通り抜けの妨げにはなりませんし。

(2017/01/11公開)


棚受金具で柱を補強

目的外の使用法です。どの程度補強の足しになるかわかりません。誰も住んでいない空き家の補強なので、何もしないよりはマシということで。

2016/12/11公開

引き戸固定で擬似壁増設

引き戸を壁に見立ててL字金具で固定してみました。各部屋を引き戸で区切る間取りは、必要に応じて部屋が広く使えますが、耐震上は問題ありです。壁に接していない柱があったら、引き戸を固定するのも無意味では悪ないと思います。

(2017/01/05公開)

雨戸をネジで固定

大きな開口部にある雨戸は1枚や2枚固定しても問題ないでしょう。空き家だし。ドリルで穴を開けネジで締め付けました。ただ、柱に固定ではないので、強度についてはそれほど期待できません。

(2017/01/15公開)

増築箇所の補強・その1

増築箇所は地震の揺れに対する強度が弱いそうです。柱の接続部分を補強してみました。何もしないよりはマシ程度のものですが…。

(2017/03/07公開)

増築箇所の補強・その2

階段上、入口ドア付近の補強例です。空き家なので何もしないよりはマシという考えです。正式な耐震診断をした上での補強が望ましいことは言うまでもありません。

(2017/03/11公開)

大型家具の前にロープを張る

部屋の壁1面を使って置いた大型家具、転倒防止ではなく「転倒時間稼ぎ」のためロープを渡しました。こんなんで大地震時の転倒を防げるとは思っていません。要は避難するための時間稼ぎです。本格的に耐震措置を施すのがいいに決まっています。でも、何もしないよりははるかにマシ。

(2016/12/30公開)

自動電源遮断装置まねごと

地震発生時に自動でブレーカーを落とし、電源復旧に伴う通電火災を防止する装置です。市販製品のように「震度○で作動」という目安がなく、軽い揺れで作動、あるいは肝心なときに作動しないことも考えられます。そこは空き家、発熱する電気製品は不使用という事情により、誤作動があっても支障はなかろうという判断です。重りはフィルムケースに詰めた砂です。

(2016/12/18公開)