大宮氷川神社
武蔵一宮氷川神社の朱色の楼門(1960年頃)
(2018/11/22公開 )
(2018/11/22公開 )
※目印は撮影位置です
さいたま市大宮区高鼻町にある武蔵一宮氷川神社の楼門前の写真です。このストリートビュー(2018年8月)と同じ方向からの撮影です。ストリートビューでは神橋の欄干が写っていますので、この写真とは位置が少し違います。写真の方は橋を渡り楼門により近づいた位置からの撮影です。実は楼門を通り抜けた後で振り返っても同じような楼門の写真を撮ることができます。こちらのストリートビューをご参照ください。楼門は左右対象の造りのため楼門の手前か通り越した後か判別できません。もう少し引いた位置からの撮影であれば「常夜灯」の有無で、はっきりできたかもしれません。
さて、撮影者はかなり低い位置から撮影しています。おそらく人物の背景として朱塗りで印象的な楼門を画角に取り込むためローアングルから撮影を試みたものと思われます。人々は冬の服装をしており、1月(正月)頃と思われます。よく見ると地面に白いものが写っています。参詣者が落としていった「おみくじ」でしょうか? 初詣を始め大勢の参詣者で賑わう大宮氷川神社の1960(昭和35)年頃の写真です。楼門が鮮やかな朱色に彩られていることを想像しながら、ローアングルで楼門を捉えようとした撮影者の気持ちになって、もう一度写真を御覧願います。
屋根のようなものがあり、その下側に横に長い黒い影が2本程度あるように見えます。少なくとも樹木など自然物ではなく人工的なものです。それが何であるかは確認できませんが、斜めに傾斜している屋根のようなものから察すると氷川神社舞殿かもしれません。一方、楼門の手前側は神橋と池であり、大きな建物は存在しません。したがいまして、この写真は楼門を通る手前で写したものということになります。家族と手をつないだ子ども、自転車を押す人もこれから参詣に向かう姿として見て違和感はありません。(2018/11/22公開 )
武蔵一宮氷川神社 (境内のご案内-楼門)
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