中禅寺湖畔
大谷川の橋から見た中禅寺湖(1942年10月18日)
(2018/10/28公開 )
(2018/10/28公開 )
※目印は撮影位置です
撮影日は1942(昭和17)年10月17日、撮影位置は、ストリートビューのこちら(2018年7月)近くです。背景の山の稜線が一致しています。この写真には写っていませんが、すぐ左が大谷川(華厳の滝の源流)の起点であり、中禅寺湖橋がかかっています。ここから流れ出た水が華厳の滝となって流れ落ちているのです。中禅寺湖は、激しく落下する水を静か蓄えている姿ともいえます。そして、写真の右側には「明治天皇御製の碑」が建っています。並んで赤鳥居、その後ろには男体山が聳えています。この場所での写真撮影には何か意味があったような気がしてきます。
これが「明治天皇御製の碑」です。ストリートビューとは碑の向きが違っています。次の写真で碑の文字部分を拡大してみました。
背後の山は二荒山(男体山)です。当時の 中禅寺湖橋はこんな風でした。
一行は同じ日に華厳の滝を訪れています。華厳の滝については、いずれページを改めて紹介する予定です。また、この写真とは別に、それから10年以上後の中禅寺湖付近の写真も残っています。こちらもいつの日か加筆したいと思います。(2018/10/28公開)
日光旅ナビ (観光スポット-中禅寺湖)
鬼怒川のほとり(飛山城跡と鬼怒川めぐり-鬼怒川縁の遺跡を訪ねる-40. 明治天皇・中禅寺湖)
J-TEXTS日本文学電子図書館(J-TEXTS近代文学作家作品-『明治天皇御集HTMLファイル《底本振り仮名ナシ》』)