空き家管理、最初の一歩は玄関の鍵の交換です。できればピッキングされにくいディンプルキーにしましょう。古い家は鍵も古いことが多く空き巣に狙われやすいと思われます。また、身内の誰かが合鍵を作っていないとも限りません。目の届くにくい空き家の鍵を交換することは安心につながります。
(2016/12/24公開)
空き家=住んでいない家…ですので、管理上、出入口は1か所にした方が好都合です。勝手口は閉鎖してしまいましょう。全く使えなくするのではなく、内鍵を付け、外から解錠しても開かなくします。内鍵のやり方はいろいろあります。
(2016/12/25公開)
詳細は非公開とさせていただきますが、玄関と勝手口、両方共閉鎖しました。入口は壁の一部で、忍者屋敷的なイメージです。写真はその内鍵の一部です。ある方法で外から内鍵を開けて入ります。外側からは、ほぼ壁しか見えません。(お遊びです)
(2016/12/26公開)
不審者対策には防犯カメラが有効です。写真は安価なドライブレコーダー代用ですが…。ガラス越しの室内設置ですので、防水性も必要なく扱いが楽です。動体検知録画機能があればそれに越したことはありません。常時録画タイプのものと通電タイマーを組み合わせる運用法もあります。
(2017/02/04公開)
仏壇をどけたら、こんなところに穴が! 招かざる客クマネズミの仕業、目の届かないところに抜け穴が開けられていました。
撃退法(あくまでも一例)は、「1週間以上餌付けする。餌はソースをまぶしたポップコーン。」「餌に殺鼠剤を混入する。」「いなくなったことを確認したら外部からの侵入口を徹底的に塞ぐ。」、以上。なお、ホイホイみたいな罠で何とかできるほど簡単ではありません。
(2016/12/13公開)
家の中でネズミが活動しているかどうかは、ポップコーンを皿に入れて置いておくことで確認できます。少なくとも1週間以上様子を見ます。ポップコーンが無くなればヤツがいる証拠です。部屋ごとに設置すれば活動範囲も絞れます。
(2017/02/16公開)
寒くなると外で活動していたクマネズミがねぐらを求めて家に入り込む(帰ってくる)ことがあります。縁の下や壁の隙間は言うに及ばず、子ネズミは通風口の格子の隙間くらい簡単に通り抜けるらしいです。念のため通風口に金網等を取り付け塞いでおく方が安心です。
(2017/01/06公開)
空き家はいろいろな生き物の洗礼を受けます。戸袋にムクドリが巣作りしていました。ダニが湧くなど衛生上の問題もあります。ときどき開け閉めして巣作りさせないようにするか、雛が巣立った後で塞いだ方がいいでしょう。
(2016/12/15公開)
ムクドリが巣作りできないよう雨戸の戸袋の隙間を塞ぎました。使用した素材は曲がりますので、必要なときには開閉可能です。雨を戸袋に入れるときは、奥まで入れず隙間を最小限にしておきます。
(2017/01/09公開)
野鳥も人がいないのがわかるのでしょうか。建物のすぐ近くの南天に野鳥が巣を作ったことがあります。南天は根本から切ってもしつこく芽を出します。大きくなりすぎたら伐採してしまいましょう。枯らすなら根を掘り起こすか除草剤使用ですね。
(2017/01/17公開)
雑草対策は空き家管理の上で欠かせないものです。自転車の古タイヤに防草シートを括りつけ、「防草リング」を作ってみました。全面を防草シートで覆った方がより効果的ですが、一部だけでもそれなりの意味があります。防草シートの効果確認、草刈り作業の足場づくりなど。なお、古タイヤの下部には水抜きの穴が開けてあり、蚊の発生源となることは回避してあります。
(2017/01/03公開)
防草リングが野良猫に占拠されてしまいました。丸い輪が「猫ほいほい」(別名猫転送装置)になりそうなことは想定内でしたが、3匹も入っていました。悪さをしなければ当面は放置かな?
(2017/01/04公開)
空き家でも水が使えないと不便です。屋外にバケツを置いて雨水を貯めるのがお手軽ですが、ボウフラが湧くと迷惑です。そこで自転車のリムに網戸のネットを取り付け被せました。鎖は玄関庇に降った雨の誘導用のものです。
(2017/01/13公開)
空き家は普段目が届きません。不審者に悪さされると困るので、番犬を置くことにしました。と言ってもシルエットですが。やましい心の持ち主に対しては心理的な抑制効果はあるかもしれません。
(2016/12/23公開)
家に人感式センサーライトを取り付けることは防犯上意味があることです。普段目の届かない空き家ではなおさらです。ソーラー充電式のものなら世話入らずですが、場所を選ぶ(日当たりがいい場所)のが難点です。
(2017/03/05公開)
セパレート型のソーラーライト、暗くなると自動点灯するものですが、ライトを取り外しラジオを接続しました。夜間自動でラジオを鳴らすことができます。防犯及び小動物撃退効果が期待できます。空き家なのでうるさいということもありませんし、電気代もかかりません。
(2017/01/30公開)
ソーラーパネル(車のバッテリー補助充電用)とラジオをつないで、日中自動でラジオを鳴らす装置を作ってみました。間に電圧を下げる部品を挟む必要があります。うまく鳴るかどうか、音量は日差し次第、曇り空では音が出ません。
(2017/03/10公開)
防犯のためには、空き家とは言え人の気配があった方が望ましいと思います。窓に仮面を置いて人の気配が感じられるようにしてみました。やや悪趣味ですが、不審者対策としては少しは足しになるかも。
(2017/03/01公開)
ガス止めました。水道止めました。電話、NHK同左。電気だけは止めずに契約電力を10Aに変更しました。基本料金約281円+1kw約20円(東電,2017現在)でそこそこの電気製品が使えます。空き家とはいえ、照明、電動工具、掃除機程度は使えないと不便ですので。
(2017/01/26公開)
電気を10A契約にすると、電子レンジやストーブなど消費電力の大きい製品が使えません。使えるのは合計1000Wまでの機器です。白熱電球(60W〜100W)はLED電球(3〜10W)に変え、より多くの電化製品が使えるようにしましょう。
(2017/02/24公開)
NHKシールは2008年に廃止されています。住んでいても剥がして構わないものですが、空き家の場合は必ず剥がしましょう。と言うのはNHK訪問員の方がシールを見て住んでいると勘違いし(違うかもしれませんが)、訪れたりします。無駄足させても気の毒ですので、空き家のNHKシールを剥がし、アンテナを撤去しておきましょう。
(2017/02/02公開)
水道を止めると水が出ません。流し近くに水タンクを置いておくと便利です。たまにしか行かないのであれば、ペットボトルに水を入れておくだけで十分です。ただし「置き水」は飲用には適しません。
(2017/02/20公開)
空き缶2個で作った燃焼効率の高い装置です。外缶下部の穴から空気を取り込み、内缶上部の穴から吹き出させ、木を効率的に燃焼させる仕組みです。その辺に落ちている枯れ枝が燃料として使えます。電気やガスの使えない空き家でも火が扱えます。
(2017/01/31公開)
一斗缶に穴を開けて風呂の煙突(不要品)を通し、間を断熱材(パーライト)で埋めたものです。下穴から取り込まれた空気が熱せられて上昇気流を発生させる非常に燃焼効率の高い装置です。雑木が燃料に使えます。ウッドガスストーブ同様、災害時の熱源として活用できます。
(2017/02/03公開)
水道を止めると全自動洗濯機は使えません。限られた水で軍手程度は洗えるよう手動洗濯装置を作りました。果実酒ビンの蓋に穴をあけ、ゴムのトイレ掃除用具の柄を差し込むだけ、ゴム部分には穴が開けてあります。水、汚れ物、洗剤を入れシュポシュポします。
(2017/02/06公開)
空き家前の私道(砂利道)にプランターの土を捨て申し訳程度に砂利を載せてありました。雨が降れば泥水が流れ出し、乾燥して風が吹けば土埃が舞い上がる…、迷惑行為です。同じようなことをしないよう気をつけたいものです。
(2017/03/19公開)
「隣接土地所有者に説明をしないまま隣接土地内にコンクリート杭2本を打ち込み」
(出典:日本土地家屋調査士会連合会「懲戒処分情報の公開」)…懲戒処分を受けた土地家屋調査士がいます。写真は別の境界標です。境界が公道側にほんの少し食い込むことを示しています。設置には誰も立ち会っていませんでした。念のため空き家の境界標写真を残しておく方がよさそうです。
(2017/02/10公開)
土地家屋調査士が懲戒処分されると官報に告示され、連合会サイトに一定期間公開されます。ところが、官報サイトは検索できないし、連合会公開ファイルはスマホでは表示できない仕様(2017現在)になっています。無断で他人の土地に杭を打ち込んでも業務停止1か月、ずいぶんと甘い業界もあったものです。いずれにしてもこんな測量屋に当たったら最悪です。
(2017/02/13公開)
C級測量屋作成の測量図(2枚)の比較イメージです。筆幅が2.0mと2.1m、境界標が「刻」と「金(金属プレート)」、「ビ(金属鋲)」と「コ(コンクリート杭)」改ざん満載です。全く同じではありませんが、同等の虚偽図面は実在しており、それを元に境界交渉を有利に運ぼうとした不心得者がいたそうです。
(2017/03/03公開)