風を写真に収めるのは至難の業、そこでこの項目では、風及び風に乗って飛ぶことのできる、蝶や鳥も対象とします。
10月3日
The Goschkevitschi's Labyrinth
ゴシュケビッチのラビリンス??
この蝶の英語名が気になり暫し検索。
ゴシュケビッチ氏は下田開港後1854年12月露西亜からプチャーチンの通訳として来日、安政の大地震の津波で船が破損、帰国は翌年7月ドイツの船まで待つこととなった。その間伊豆半島で蝶を採集し持ち帰る、その内の6種が新種とされた。その一つに彼の名前が採用された。因みに夫人も昆虫採集し夫人の名前に因んだ学名の虫もいる。彼は写真技術があり日本人に教えたり、毛生え薬の処方もしたそうだ。ラビリンスについては迷宮のままです。
狭山丘陵西端北麓 秋分 水始涸《里黄斑日陰蝶》
10月2日
The Pale Grass Blue
羽の表(内側)は撮らなかったのか、撮れなかったのか、撮る気が無かったのか・・、蝶の名前が判明した今、内側を撮らずに満足していたことが残念です。次の機会には内側も忘れずに撮ろうと思います。
狭山丘陵西端北麓 秋分 蟄虫培戸《大和小灰蝶》
10月1日
The Red Dragonfly
涼しい所に行って秋に戻って来るのが「アキアカネ」涼しいところに行かないのが「ナツアカネ」、とは言えトンボは答えてくれない。
その他の情報を参考にしてアキアカネ♂と言う結論に至りました。因みにこのトンボ、何処で夏を過ごしたのだろう?
狭山丘陵西端北麓 秋分 蟄虫培戸《秋茜》
9月24日
The Gray Starling
昼間、十数羽位で現れ地面や木立に数分滞在、そしてどこかへ飛んで行きます。
現代文明の皺寄せから市街地で群れて活動、益鳥と言われたこの鳥の新しい生活様式を思いつつ暫し写真撮影を楽しませて貰いました。
狭山丘陵西端北麓 秋分 雷乃収声《椋鳥》