大きな題名にする必要もないけれど、新説?を思いついたので書いてみたいと思います。【注意】ただの思い付きです。
お茶の呼び方には「チャ」と、「テー」のふたつの流れがあります。伝わったルートによって陸路はチャ、広東・チベット・モンゴル・ロシア・韓国・日本 はチャ・チャイなどです。海路では福建・イタリア・スペイン・イギリス・フランス・ドイツ はティー・テとなっているといわれています。
残念ながら中国語には日本語の仮名やカタカナの様に音だけを表す方法がありません。漢字の字列を読んで伝えているようなので、どんな音だったのか録音されていないので漢字の読み等で判断する他は無いわけです。
そこで以下の通りひらめきました。強引な面は多々あります。今後機会があれば検証をしていきたいと思います。
お茶を表す漢字は 荼 だったものを 陸羽が 茶 に代えたとの説があります。
荼という文字は植物を表す象形文字の草冠に音を表す「余」で構成されています。余のよみは ト 途上 塗装 の様に ト という音の文字がたくさん見つかります。この古い読み方がティーにつながったのではないかという富士山栗原園説です。
一方 ちゃ の方ですが お茶の機能から、茶の葉が胃の検査をするかのように動き、胃の中をさっぱりさせることから、検査の査から さ → ちゃ となったという中国の伝説があるそうです。陸羽が字を新しくしお茶の機能を伝えようとした時この新しいチャという音を使うようになったのではないかという富士山栗原園説です。
古い読み方を継承しているのがティー、それに対し「茶は南方の嘉木である」という茶経という本を書き、茶という専用の漢字を作りそして新しい読み方が与えられた、それがチャではないでしょうか。今から千年以上前に、本、文字、読みと大プロモーションが行われた、その後、お茶は税金をかけるまでになった。まさに、≪お茶ハンパない≫です。
以前書いた下記「チャとティー 読み方 新説」ですが、その時も読んでいたはずの下記参考文献の記事の中に、しっかり書いてあったので引用して表示します。
【”te”は「茶」を表す古い文字の「荼(ト)」に由来し、福建省では"te"と呼んでいます。】
日本茶の全てがわかる本 P.5 より引用