東京都、埼玉県の、市町村別の茶栽培面積は、資料が古い(平成18年)ので現在では大分変化していると思いますが、入間市495(単位ha)、所沢市209、狭山市130、飯能市77、日高市77、瑞穂町55、青梅市48、鶴ヶ島市23、川越市16、武蔵村山市15、東大和市15他と記載されていました。
全国に占める茶摘採面積の割合は、こちらも平成24年度の資料ですが、静岡44%、鹿児島21%、三重8%、福岡4%、京都4%、宮崎3%、熊本3%、佐賀2%、埼玉2%、奈良2%、長崎2%、岐阜1%、愛知1%、滋賀1%、高知1%、茨城1%と記載されていました。
この資料で見る限り東京の記載は無く狭山茶としては2%+東京分という割合になっています。
全国摘採面積割合2%の狭山茶は、大規模産地とは違い「自園、自製、自販」を特徴としています。
因みに富士山栗原園は更に規模が小さく「自園、委託、自販」体制で製品を作っています。
富士山栗原園の場合は、敢えて比喩するならば、wineでいうならばロマネコンティの様に、何年物といった味わい方が、富士山栗原園のお茶で○○年物ということが可能です。但しロマネコンティ―との共通項は生産量が少ないこと同一の畑で栽培していること位ですけれど・・・。