毎年のお茶の紹介文です。
≪今年の夢介は≫
3月後半雨天の連続で整枝作業が遅れ生育状況を心配しましたが、その後、暖かい日が多く結果として昨年より4日早く無事摘採することが出来ました。
摘採タイミングから、昨年より若い葉となりました。また、『さやまかおり』、『やぶきた』の割合では、今年は『さやまかおり』の比率が高くなりました。
茶工場では『さやまかおり』の若い葉を念入りに火入れしたとのことで、茶葉の仕上がりは昨年より繊細な形状になり、味も、香りもしっかりしました。
若くて自己主張のある≪夢介≫をお試しください。
≪今年の夢介は≫
今春は雨も程よく、茶樹にとっては潤いに満ちた良い環境だったと思います。
夢介は、さやまかおりとやぶきたのブレンドですが、かおりは収量増、やぶきたも若干増加しました、今年の夢介はストレス無く、伸び伸びと育ったと思います。
≪今年の夢介は≫
今春は雨量が少なく作物にとって厳しい環境が続きました。そんな中、夢介は比較的順調に生育し特にやぶきたは収量が増加しました。
昨年より7日早い5月10日摘採。若い茶葉と、やぶきたの増量で今年の夢介となりました。味や香りをお楽しみください。
≪今年の夢介は≫
2020年5月17日、天候に恵まれ、よく生育した茶葉を刈り取りました。前日は雨も降り、潤いのある、上品な味わいになっていると思います。
≪狭山茶の歴史ご紹介≫
お茶の栽培は鎌倉時代、禅宗儀礼の一環として比叡山から川越喜多院に伝わったそうです。戦国時代の戦乱で衰退しましたが、1819年蒸し製煎茶を導入、江戸の茶商と取引開始し復興しました。同59年(開国の翌年)には横浜港から外国商館を通して輸出開始、同75年には狭山製茶会社が出来、直接輸出するようになりました。 「狭山茶」ブランドの誕生です。
SELECT JAPAN TEA SAYAMA
SAYAMA TEA co. SAYAMA MUSASHI JAPAN
≪生産地のご紹介≫
東京の西、狭山丘陵の西端北麓、数万年前ここに古多摩川が流れていました。入間市を流れる霞川、瑞穂町を流れる不老川はその名残といわれています。茶畑は青梅から東へ向けて広がる扇状地にあり、昔は川だったことから水はけがよくお茶の栽培に適しています。
≪さやまかおりについて≫
この夢介は、さやまかおりとやぶきたのブレンドです。
やぶきたは、緑茶優良品種であり国内の栽培面積で76%を占め超有名ですが、さやまかおりは1.6%と少数派です。
さやまかおりは、やぶきたの実生から選抜された品種で、基本的な性質はやぶきたに似ていますが、耐寒性が強く、切れのある渋みと爽やかさが特徴といわれています。
≪今年の夢介は≫
天候の関係で昨年より10日遅れの2019年5月22日に摘採しました。葉は若く、朝方までの雨もあり、柔らかな味わいになっていると思います。近所のお茶工場で製茶、パッケージも新しくなりました。