狭山から八王子、横浜経由で海外へ

ティーロード　狭山　八王子　横浜　海外

18世紀後半、イギリスでは技術、動力、交通が発達し産業革命が始まりました。それとともに各種の需要（欲望）が高まり、貿易の発展へとつながりました。

嘉永6年（1853年）にペリーが浦賀沖に現れ、安政5年（1858年）には、日米修好通商航海条約が結ばれます。

幕末の主要輸出品目は生糸、お茶、等の一次産品であり、生糸が50%から80%で次にお茶が7%から20%とまさにお茶は主要輸出品目でした。

開港は、横浜、函館、長崎でしたが、その中で、主要貿易港は横浜でした。

狭山丘陵北鹿で生産されたお茶は、八王子を通り、横浜へ、そこで宇治等別の産地のお茶とともに、主にアメリカに向けて輸出されました。

生糸やお茶が通った、八王子経由で横浜へ向かう道は、シルクロードやティーロードという通称があったようです。