13. ゲーム開発(1/3)

モバイル機器用ゲームの企画・設計

android SDK の設定:

レポートフォルダ モバイルシステム演習(小橋)から、

android-sdk_r24-windows.zip

を 各自のPCの D: ドライブにコピー する。

コピーした、android-sdk_r24-windows を D:ドライブに解凍する。

SDK Manager をダブルクリックして起動。

・パッケージの追加

準備: Proxy を設定。

Tools → Options から、Setting(設定)パネルを開く。

以下を記入:

HTTP Proxy Server  に 202.236.100.6
HTTP Proxy Port に 8080

Package のカタログが更新されて、最新の状態が表示されるまでしばらく待つ。

Tools と Android のプラットフォームが以下の様にチェックされているか確認。

Install をクリック。

パッケージのダウンロードと解凍、インストールが終了するまでしばらく待つ。

時間がかかるので、その間に、ゲームの企画をする。

ゲームの企画

・タッチパネル操作の特徴

・企画書

・ゲームタイトル

・コンセプト

・ターゲットユーザ

(参考) タッチパネルのゲームデザイン

・ねこ系ゲームは売上10倍の法則、書籍「タッチパネルのゲームデザイン」を読んでみた。 http://appmarketinglabo.net/touchpanel-gamedesign/

・「タッチパネル」のゲームデザイン ―アプリやゲームをおもしろくするテクニック http://migrateur.blog.fc2.com/blog-entry-160.html

原著 2012 英文プレビュー https://books.google.co.jp/books?id=RhVoR-ATDlUC&printsec=frontcover&hl=ja#v=onepage&q&f=false

ゲームの主要アクションを決める。

3.1 指の動かし方の豪華カタログ (P.049)

01.タップ

02.ダブルタップ

03.時間限定タップ

04.リズムに合わせたタップ

05.チマチマつつく

06.タッチ&ホールド

07.ホールド&ドラッグ

08.フリック

09.ページを送って戻す

10.プル&リリース

11.スクラブ

12.スワイプ

13.円を描く

14.正方形を描く

15.三角形を描く

16.数字や文字を描く

17.鍵穴?クネクネ? → 精巧な図や形は避ける

18.ジグザク

19.ピンチイン

20.ピンチアウト

21.渦を描く

22.階段を描く

・タッチパネルのデザイン

デザインテンプレート利用

・ストーリーボード

ゲーム内の要素(キャラクター、部品)

その動き

キャラクター操作

障害(目的)

障害の克服方法

など

これまで練習で作成してきたプロジェクトを Android 用にBuid する。

Unity の設定:

android SDK の場所を設定する。

Edit → Preferences

Android SDK Location に brows から、 D:ドライブの android-sdk-windows フォルダを選択

(参考)

Unityで作成したゲームをAndroidアプリ向けにビルドする方法【初心者向け】 http://techacademy.jp/magazine/2229

先回まで作成していたプロジェクトを Unity から開く。

ビルドするプラットフォームが android であるか確認 (先回設定済み)

File → Builds Settings

Player Settings のボタンから、

アプリの アイコン
スプラッシュ画面
アプリの起動時の画面状況(縦・横など)
アプリの対応OS(今回は Android 2.3.1 Gingerbread API Level9)

が設定可能。

アプリの開発登録元を設定

Player Settings → Inspector に表示される以下のメニューの

Other Settings から、 Bundle Identifier を学籍番号を追加して修正。

com.Company.ProductName3112789

今回はその他の設定はそのままで変更しない。

build ボタンを押すと、 apkファイル(android アプリのインストール用ファイル)が作成される。

名前は、 学籍番号d とする。

ビルドした apk ファイルのインストール

android端末への開発アプリのインストールには様々な方法がある

・Google Play に登録 → 開発者登録&登録料金 が必要 → 端末でネットワークからダウンロード可能

(参照)

Unity で iOS / Android アプリをリリースするまで http://qiita.com/seamountain@github/items/ab2c631d0785e653be34

[Unity] Android アプリを公開する為の設定 https://akira-watson.com/unity/unity-android-release.html

以下の方法のアプリのインストールには、開発者登録や登録料が発生しない。

・開発ツールを使って USBケーブル経由でインストール → 各端末用のデバイスドライバ(端末の開発メーカのサイトなどからダウンロードしてインストール)が必要

・SDカードに apk ファイルをコピーして、端末にセットしてインストール

・apk ファイルをWebに配置して、 URL を指定してインストール。

・Unityからデバッグツールを利用してUSB経由でインストール(開発機のOSに端末用デバイスドライバ + 端末にアプリ Unity Remote をインストール)

(参照)

無償化されたUnityのスマートフォン書き出し機能でお手軽にAndroidゲームを作る方法まとめ | GMOメディア エンジニアブログ http://tech.gmo-media.jp/post/52903538536/create-android-game-with-unity

今回は、↑の3番目の Web経由でのインストールを行う。

準備:

・XAMPP のドキュメントルート(htdocs)に、 apk ファイルをコピーして配置。

・Webサーバを起動(XAMPP Control 使用)

android端末の利用者は、 NBUWiFi に接続する。

apk ファイルを配置した URL に android のブラウザでアクセスする。

http://192.168.152.70/3112789d.apk

android にアプリがダウンロードされたら、ダウンロード(端末によって方法は異なる)のメニューから apk ファイルをインストール。

アプリがインストールされ、ゲームが起動する。アイコンの配置もされている。

アンインストールは通常のアプリ削除手順と同じ。

アプリの操作テスト

問題点の洗い出し。

現状、

・縦向きでアプリを起動すると、ゲームステージと ヴァーチャルスティック 、JUMPボタンの配置が重なり問題がある。

・横向きすると、JUMPボタンが反応しない

・JUMP中に ブロックに接触すると、ジャンプの移動量が延長されて、高く上がりすぎる

などの問題がある。ゲームの起動を横向き(LandScape)に制限する、JUMPの制御ロジックを変更するなどで対応。

(各自の応用課題とする)