3.XAMPP(2/2)

復習:

DBMS、テーブル、フィールド、キー、レコード、PHP、Apache、MySQL、について説明する。 ← WebClasの第3回課題として提出

準備:

XAMPPのコントロールパネルを起動し、Web と データベースサーバを起動する。

■演習 動作確認用データベース作成

解説動画1

サーバlocalhost に データベース mytest学籍番号 を作成する。

テーブル student を作成する。

テーブルのフィールドを適当に設定する。

作成したテーブルに、データを記録して内容を確認する(表示)。

例)

フィールド id 学籍番号を記録

フィールド name 名前を記録

フィールド mail メールアドレスを記録

フィールド tel 電話番号を記録

※ テーブルの作成・データの記録の際にXAMPPから発行されるSQL文を確認しておくこと※

手順:

メニューの データベース をクリックし、新規データベースを作成する から、

データベース名 mytest学籍番号 で作成

照合順序 utf8_general_ci を指定(文字コードの指定)

データベース mytest学籍番号 に移動し、テーブル student を新規に作成

テーブル student の各フィールドの設定例)

各フィールドの設定で 種別を varchar や int を指定した場合、 文字数や桁数の指定が必要になるので、適当な値を指定する。

※ 上記のフィールドの設定例で、 tel の型を int(11) とするのは不適切。整数値11桁の設定では、番号の先頭 0 が表現できない。

主キーの設定について:

student テーブルで id フィールを主キーに設定するには、以下のように、 インデックスに PRIMARY を指定する。また、 AUTO_INCREMENT をONにしておくと、入力を省略した場合、DBMS(MySQL)がレコードの入力時に自動的に番号を割り振り入力される。

■ 演習2

student テーブルの拡張

フィールドを追加する。 名前、型、属性 は適切に選択すること。

フィールドにデフォルト値を設定しておくと、すでに入力済みの レコード のフィールドにも値を設定できる。

例)登録日の設定

フィールド名 registration_date

データ型 DATETIME

デフォルト値 CURRENT_TIMESTAMP

操作: テーブルの「構造」タブから 「1」個の カラムを追加する を 実行する。その後、追加するフィールド名やデータ型を設定する。

■ 演習3

解説動画2

データベースに追加するテーブルその2

groups テーブルの追加 フィールド group_id (A_I)と group_name (varchar(20))

主キーは group_idフィールドを A_I 設定することで設定される。データ型は INTになる。

データベースに追加するテーブルその3

student_group テーブルの追加 フィールド group_id (int(7)) と student_id (int(7))

主キーは演習5で設定する

■ 演習4

group テーブルと student_group に数件レコードを追加する。

記録に際しては、矛盾の発生しないように、存在するグループ、学生を指定すること。

■ 演習5

student_group テーブルに 複合キーとして 主キー を設定する。

インデックスのメニューを表示して、 2 つのカラムにインデックスを作成する を実行

インデックスの種類は PRIMARY (主キー。重複なし)

データは、着席したPCのDドライブに保存されています。

今後も今回の座席を利用してください。

課題の提出について

データベースmytest学籍番号の studentテーブルの設定 レコード(記録内容) がわかるように、画面のスクリーンショットを2枚撮って、

WebClassの第3回課題 としてアップロード。

ブラウザのタブを複製し(タブを右クリック)、ウインドウを複数画面に並べて、1枚のスクリーンショットに収めて提出してもよい。

提出物1: テーブルの内容が分かるようにスクリーンショットを記録

提出物2: テーブルの構造が分かるようにスクリーンショットを記録

1と2を1枚の画面に収めて提出する例

提出は、WebClassの 第3回課題を利用してください。

時間が余ったら、次回の予習に進んでください。

■予告

第4週 テーブル設計: テーブルの正規化について第1正規形、第2正規形、第3正規形まで学ぶ。 正規化の演習を行う。

キーワード: 正規化 主キー 外部参照

参考資料:

講義資料

Webclassコンテンツ

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