2015年度は、Accessの演習は見送る。
同様の内容を、XAMPPで実施する。
第7週 Accessによるデータベースの制作 中間制作としてデータベースの設計を行う
キーワード: 3層スキーマ 内部設計 外部設計
演習内容は先週の続きである。
中間制作の評価について
ここまでで学んだ概念をもとに、
・各自で個別にデータベースを利用したシステムの企画をする。
・データベースを MS-Access で制作する。
提出物:
・企画書( Wordファイル 前回の課題)
・データベース( Accessのファイル 今回の課題)
単位認定について: 評価点の 20% として採点する。
この課題が未提出となる場合、 今後続けてデータベースを受講することは お勧めしません。
前回の設計演習1で作成したデータベースの要件定義に従いデータベースのプロトタイプを完成しテストを行う。
前回でデータベースの概念スキーマ(テーブル・テーブルのリレーション)と外部スキーマ(クエリー)は設計済みである。
今回はデータベースの外部設計を行い、データベースにデータ入出力インターフェイス(入出力フォーム)を準備する。
<外部設計>
・レコード入用・表示用フォームの設計
・レコード印刷用レポートの設計
<テスト>
データベースを試験的に利用してみる。
・何件か試験用データを入力
試験用データは自分で適当に準備すること。
試験用データについて:
テーブルに入力するデータ件数は、データベースの動作を確認できる程度でよい。
例えば、テレビ番組表 のようなデータベースを作成している場合、実際に放映されているデータを利用してもよいが、全テレビ局の全放映予定を入れておく必要は無い。各局、数件程度入力しておく。
ジャンル分け用のテーブルには、要件に従い、全ジャンルを入力しておくことになる。
要件に集計機能がある場合は、集計結果を見て、何が表示されているか確認できる程度のレコードを入力しておくこと。
(ジャンル別のランキングなど)
以下の様に、テーブルのフィールドの設定を行うことで、テーブルに記録するデータの値の制限や、
データ入力フォームを作成する場合に、ブルダウンメニューを利用した値選択などが出来るようになる。
設定項目
クエリ・フォーム・レポートなどの動作を確認する。
中間課題データベースに、以下の様な機能を設定してみてください。
・フォームまたはレポート用のクエリを定義する。
・データ入出力フォームとレコード印刷用レポートを作成する。
・テーブルの各フィールドのデータ入力規則を定め、データベースに設定する。
(ヒント) 旧資料
提出するファイルをレポートフォルダに提出:
ファイル名は
Accessファイル「学籍番号(中間課題)」
Wordファイル「学籍番号(要件定義)」 ←こちらは、要件に変更があった場合に修正して提出する。
講義中にデータベースが仕上がらなかった人は 来週までの宿題とします。