最終更新日．2025. 9. 10
日本産ゲンゴロウ上科の国内分布一覧表を作成しました。分布記録を発表したりするなど、研究の際にご活用ください。
なお、この一覧表はまだ作成途中ですので、不備がある箇所がございます。新分布記録を発表される際には「空白＝未記録」と判断せず、ご自身で直接文献を確認されることをお勧めいたします。
一覧表掲載種の配列、種和名および学名は、許可を経た上で「中島 淳，日本産真正水生昆虫リスト：http://kuromushiya.com/mlist/mlist.html」を活用させていただきました。感謝申し上げます。
→配列を「日本昆虫目録編集委員会 (編) (2022) [2023] 日本昆虫目録第6巻鞘翅目第1部. 櫂歌書房, 福岡.」にあわせました（2024.12.24）
→Sandracottus mixtus Blanchard, 1843がSandracottus chevrolati (Aubé, 1838) のシノニムとなったので、学名を変更しました（2025.1.7）
Hendrich L, Brancucci M (2025) Revision of the Oriental and Australasian diving beetle genus Sandracottus Sharp, 1882 (Coleoptera, Dytiscidae, Dytiscinae). ZooKeys 1223: 87–147. https://doi.org/10.3897/ zookeys.1223.138220
→Platynectini Toussaint & Balke, 2025が記載されました。アトホシヒラタマメゲンゴロウがこちらに含まれます（2025.6.15）
Bergsten, J., Nylander, J.A.A., Ospina, O.E., Lemmon, A.R. & Miller, K.B. (2025) Whole genome shotgun phylogenomics resolve the diving beetle tree of life. Systematic Entomology, 1–35. https://doi.org/10.1111/syen.12685
地方同好会誌の確認が行き届いていないところがございます。拾えていない記録をご存知の方は下記の連絡先にご一報いただけますと幸いです。ご協力いただいた方のお名前を（希望により）掲載させていただき、すぐに記録と文献を追記いたします。
連絡先：koutarouhigasi (あっとまーく）yahoo.co.jp
この一覧表を引用される場合は以下の表記をお願い申し上げます。
渡部晃平, 2021–. 日本産ゲンゴロウ上科の国内分布一覧表. https://sites.google.com/view/aquatic-insects-fan/home/Dytiscoidea . 閲覧日.
Watanabe, K., 2021–. Distributional list of Dytiscoidea (Coleoptera) of Japan. https://sites.google.com/view/aquatic-insects-fan/home/Dytiscoidea. 閲覧日.
謝辞
一覧表の作成にあたり、文献または情報をご提供いただきました以下の皆様に心より深謝申し上げます。
相本篤志、安藤真人、相蘇巧、青柳克、茶珍護、藤井俊介、深川元太郎、福岡太一、林成多、平澤桂、久末遊、岩田朋文、岩田泰幸、上手雄貴、神田雅治、金田直人、北野忠、前原諭、松井英司、中村涼、中島淳、中薗洋行、大庭伸也、大生唯統、岡田亮平、岡久雄二、小野田晃治、千田喜博、下野誠之、相馬純、末長晴輝、脇村涼太郎、吉富博之 の各氏。
日本産ゲンゴロウ上科の国内分布一覧表 Distributional list of Dytiscoidea (Coleoptera) of Japan
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