投稿日: Aug 11, 2019 8:55:5 AM
2019年8月3日(土)
今日もならコープの役職員さんとの研修の一環で、
高知県香南市にあるカワクボファクトリーさんを訪問しました。
この会社は、もともと釜揚げシラスの加工用機器を開発するメーカーさんでしたが、
実際に釜揚げシラスの生産にも取りくんでおられます。
というのも、釜揚げシラスを生産するときに、
一般的な生産方法では防腐剤として過酸化水素を添加するのですが、
生産者にとっては大変臭いがきつく、食べたいとは思えない商品なのだそうです。
過酸化水素は商品が店に陳列されるときにはなくなっていると考えられるため、
食品添加物表示はありません。
しかし、社長さんは、消費者にほんとうに安全なものを食べてもらいたい
という熱い想いを持っておられ、その熱意の中から
化学薬品を添加しなくても釜揚げシラスを生産できる機械を開発されました。
この日は、大変暑く、シラスがほとんど水揚げされなかったのですが、
貴重で高価な1ケースを市場で卸して来られ、機械の実践をしてくださりました。
本当は100ケースで採算がとれるということで、大変申し訳なく感じたとともに、
社員さんたちの熱意を感じました。
そして、その場でできたての釜揚げシラスをいただきましたが、
ふかふかしていて、臭みはまったくなく、とても美味しかったです!
そして現場にはいけませんでしたが、鯛の養殖を完全無投入でされいる
海援鯛の漁師さんともお話できました。
こちらも丁寧に熱心に想いをもって生産されておられ、
ぷりぷりの身に生産者たちの熱い想いを感じました!
こんな商品が広がっていくような支援をしたいものです!