投稿日: Jan 23, 2017 6:21:22 AM
2016年1月21日(土)
今日は奈良女子大学COC+地域連携事業の一つとして、
奈良県内の醤油蔵の見学に行きました。
奈良女の学生さん10名と全国の若手研究者5名が参加し、
NPO『なら食』研究会さんのご協力をいただいて、
御所市と奈良市に位置する歴史ある醤油蔵をうかがいました。
発酵中の状態を見せていただいたり、
醤油をしぼっているところを見せていただいたりと
身近な調味料であるにもかかわらず普段見れないような生産工程を
見せていただくことができました。
現在、日本に流通している醤油の98%ほどは外国産の原材料に頼っていますが、
奈良県には大豆、小麦、塩のすべてを国産のものを使用して醤油を生産している蔵が残っています。
輸入原料が悪いわけではありませんが、それぞれの蔵で伝統や技術を守られながら、
熱い思いをこめて作られている醤油を感じることができました。
見学の最後には、お醤油の味見もさせていただきました。
同じお醤油でもさまざまな種類があり、お料理に合わせて使い分けることができます。
また、天然醸造であれば毎年微妙に違った味も楽しめることが醍醐味かと思います。
醸造や発酵はとても奥深いものがあります。