投稿日: Nov 01, 2018 8:18:38 AM
2018年10月22日
今日は、日ごろから協同組合やくらしについて
一緒に研究している30代若手研究者10名で、
奈良県川上村の一般社団法人かわかみらいふさんの
取組みについての研修を行いました。
2年前から、民間企業や行政が協力し合って、
移動販売や宅配に取り組んでいるかわかみらいふさん。
雇用者数も増加し、事業も毎年拡大されておられます。
今回は、吉野ストアとの協同で実施している
移動販売の現場を見学させていただきました。
公民館前で移動販売を行うのですが、
移動販売車が来る前に、その地区の住民の方々が
公民館に集まって自主的に体操をしておられました。
健康づくりと買い物を同時に行っているのはさすがです!
また、村の看護師さんも移動販売に同行し、
村民さんの健康チェックをお話しながらされておられました。
福祉と買い物、生活をとりまくサービスをうまく連携しておられます。
昼食にはダムカレーを食べました。
川上村には2つのダムがあります。
そのうちのひとつ、大滝ダムは、住民との論争もあり、
完成するまで半世紀かかったそうです。
沈没してしまった集落もあるようで、
なんとも複雑な気持ちになります。
ダムカレーをおいしくいただきつつも、
社会問題について考えさせられました。
川上村の取り組みがますます発展するように
微力ながら協力できればと思います!