投稿日: Sep 09, 2019 8:31:9 AM
2019年9月2日
今日はキャリアデザインゼミナールとゼミ活動の一環として、
奈良県大和茶研究センターさんと太陽食品株式会社さんを訪問しました。
大和茶研究センターでは所長さんに、
お茶の歴史を辿りながら、年月をかけて豊かになったお茶の種類、
宇治茶と大和茶の違い、中国と日本のお茶の楽しみ方の違いなどを
楽しく教えていただきました。
そして、大和茶研究センターで育ったお茶を、
入れ方を変えていただきました。
熱湯で入れたお茶は、渋くて渋くて、お茶に申し訳ない感じでしたが、
70度ぐらいのお湯で入れたお茶、水出ししたお茶は
甘みが多く、とても美味しく感じました。
昔はお茶は薬として服用されていたものであり、
今のように一般市民に普及したのは江戸時代ぐらいからだそうです。
近年は、日本人のお茶離れが進んでいますが、
海外では抹茶ブームなどもあり海外向け商品の開発などもされているそうです。
農家さんが大切に育ててくださったお茶をおいしくいただきたいものです。
次に、奈良市でハトムギの卸を約50年続けられておられる
株式会社太陽食品さんを訪問しました。
ハトムギの魅力をお話いただき、ハトムギを使った料理、
併設しているハトムギの杜で販売している手づくりパンを
たくさんいただきました。
この会社では、健康食品を販売していることもあり、
有機栽培のハトムギを自社で生産されておられます。
8年前ぐらいから始められ、今では約30ヘクタールの農地があるそうです!
しかも、耕作放棄となった農地を利用しておられ、遊休地対策にも貢献されておられます。
今年はとても生育がよかったそうで、
収穫前のハトムギをみせていただけました!(翌々日に収穫予定だったそうで、ラッキーでした)
土作りにこだわっておられ、8年がんばってようやく安定してきたそうです。
さらに、ハトムギの裏作で小麦も栽培されておられ、
ハトムギの杜のパンはその小麦も使っておられます。
奈良でこんな素敵な会社があることはとても嬉しいですね!