投稿日: Dec 07, 2017 1:26:54 AM
2017年12月1日
今日は研究でいつもお世話になっている西日本産直協議会のメンバーで
和歌山市にある宇都宮病院の視察に行きました。
この病院では、病院本体の建物の横に、
「なるコミ」という地域の人たちのコミュニティスペースを開設。
毎日、ヨガや健康体操などの講座が開講され、
また1階のレストランでは、県内産の有機農産物を使った
ビュッフェ形式の薬膳ランチを食べることができます。
興味深いのは、講座の開講を病院から依頼しているのではなく、
講座を開講したい講師から場所を貸して欲しいと依頼がくるようで、
コミュニティスペースが求められていることがわかります。
講座はどれも満員御礼だそうです。
また、宇都宮病院の医師が怪談話をしたり、
県内の医師によびかけて持ち回りで講習会を開催したりと、
医師もこの活動に関わるような機会を設けておられます。
今後、少子高齢化が加速する中で
病院の役割も地域に根ざした活動にシフトしていくかもしれません。