投稿日: Nov 21, 2016 3:0:18 AM
2016年11月18日(金)
今日は学生と平宋さんにて柿の葉寿司作り体験を実施しました。
最近、出張帰りに柿の葉寿司をよく買うようになったのですが、
その理由としては奈良県のものであるということと添加物が比較的少ないからです。
この程度で柿の葉寿司を選んでいたのですが、
今日の体験と講義を通してますます柿の葉寿司を選ぼうと思いました。
柿の葉寿司にはいろんな疑問を持たれたことがあるのではないでしょうか。
例えば、なぜ魚の身があんなにも薄いのか、なぜ柿の葉で包まれているのか、包む意味は何なのか、
などなど一般的なお寿司と形が異なっているぶん、こんなことを考えたことがあるかと思います。
実はそれぞれちゃんと理由があるわけです。
知りたい方は是非体験に行って聞いていただければと思います。
柿の葉寿司は奈良県のお米ヒノヒカリを使い、奈良県の特産である柿の葉を使い、
山で囲まれた地で魚を食べるために先人たちが工夫してきた集大成であり、
柿の葉には米と魚以外にも食文化や歴史、そして人びとの想いが包まれています。
柿の葉寿司が流通したきっかけは、冷蔵庫がそれほど普及していなかった大阪万博だったそうで、
それまでは販売しても誰が買うのか、買うものではないというのが地域の人の印象でした。
今では奈良の特産となっていますが、いろんな経過を経てきたことがわかります。
是非一度、柿の葉寿司について考えてもらえればと思います!