部活動を言い訳にするなら少し考える

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一学期中間テスト後、6月は部活動が活発になり、

特に進級・進学が関わっているにも関わらず、最後の引退試合などに、

力を注ぐ方がいるので、厳しく忠告しております。

受験進学校であれば、その『一つのことに情熱かける』経験が、

『受験勉強』に役立つこともあるので、うるさく言うつもりはありません。

しかし、進級・進学に、明確な要綱・基準のある私立校・中高一貫校において、

そのことを「同じように」勘違いしてしまうと、部活動の引退と同時に、

進級・進学の引退、つまり不合格・他校転校・受験へと進むことになります。

一生懸命に部活動に励んできた皆さん、そしてそれを、

文武両道を応援していた親御さんにとっては、まさに寝耳に水のことだとは思います。

毎回の面談時にも、「“次”頑張れば、進級・進学は大丈夫でしょう」

「もうちょっと頑張れば、進級・進学は問題ないでしょう」

「この教科とこの教科の成績を上げれば、進級・進学できます」などと

言われてきての、この3年次、一学期になって、「このままだと進級・進学できません」

あるいは、「もう進級・進学できません」と言われる。

これは2年次まで、学校・先生が『嘘』をついてきたわけではありません。

ただ『頑張れば』と言っていたのが、

『成績の基準点(進級・進学要綱)の計算上、不可能ではない』ということだったわけです。

ズルい言い方かもしれませんが、1年次・2年次の状況では皆さんが、

どう変わるかわかりません。

いきなりテストの点数、成績を上げる方もいますし、その逆で落とす方だっておりますので、

学校・先生が、『無限の可能性と未来がある』皆さんに、下手なアドバイスや、

パワハラになってしまうようなきつい・厳しい忠告はできません。

ですので、“次”“もうちょっと”“頑張れば”という表現になります。

しかし、3年次ともなれば、事情が変わります。

1年次、2年次と、テストの点数・成績の『記録』を積み重ねておりますので、

その記録の計算上、明らかに進級・進学要綱の基準に満たない、

あるいは満たせられないとなれば、学校・先生は強気になれます。

確固たる『記録』と『事実』を突きつけ、さらに嫌味にように、今までそれに関して、

アドバイス、通告、勧告をしてきた「事実」も突きつけるでしょう。

もちろん、そういった証拠が、事実が、記録が揃ったからと言って、

刑事ドラマの刑事さんのように、怒鳴ったりはしません。

淡々と、事務処理を行うことになります。

さて、そこで、部活動が関わってきます。

各学期の成績、毎回のテスト、普段の勉強・宿題などにおいて、

よく部活動を“理由”=「言い訳」にされる方が増えてきました。

驚いたことに、親御さんの中でも、そういった意識の強い方がおります。

各御家庭の教育方針に苦言を呈するつもりはありませんが、

進級・進学要綱、勉強、部活動・習い事に関する、

学校・先生、親御さん・生徒本人の意識・姿勢・態度がミスマッチしていると、

せっかく入学した私立校・中高一貫校において、

進級・進学ができないという悲劇になることがあります。

最近は少し極端に、この傾向が出てきてしまっているように思えます。

何度も書いてきておりますが、昨今の私立校・中高一貫校は、

文武両道を推し進めており、これを教育目標に掲げている学校が多いです。

むしろ、目標に掲げないという学校はないといっても過言ではないでしょう。

それは事実として、データとして、成績上位者のほとんどが、その通りに、

文武両道ができており、むしろ出来ているからこそ、学力も、成績の水準も

高まってきていることを、学校・先生側は知っている・感じているのだと思います。

ですが、これは『出来ている』人が基準です。

しかし最近の学校では、そのことを考慮した進級・進学要綱、教育カリキュラム、

学力レベルとなっており、年々、少しずつではありますが、

厳しくなってきているように思えます。

そうなるとその負担となってくるのが、文武両道ではなく武一道となってきている方です。

一昔前であれば、温情のような救済処置があったものの、

昨今の記録化・情報化によって、具体的な数字が『記録』されますので、

明確な基準を示さなければ、(世間の)追及が厳しくなっていくように

なっているように思われます。

そうしますと必然的に、記録された数字・結果に関して、

厳しいものとなってしまいます。

さらに、ハラスメント問題も相まって、可能性がある、機会がある、未来がある

生徒に、子供達に、余計な、うるさい、厳しい、説教・指導は問題となるため、

ギリギリまで、何も言えないという状況・状態になります。

私立校・中高一貫校生の普段の勉強を主とする塾をやっている関係で、

最近強く思うのは、進級・進学要綱を知っており、普段の生徒を見ている、

そして、その生徒の状況・状態を知っている学校・先生は、もう少し早くに

言ってあげるべきだとは思います。

ただ、それも様々な思惑・力が働いて、言うに言えない、止めるに止められないと

なっているのかもしれません。

そうして、今の現状のような、全てにおいて『自己責任』の責任が重い状況・状態に

なってきているのではないかと懸念しております。

昨今、部活動による弊害が少し謙著になってきていると思います。

週5・6日の練習は当たり前、大会前などは毎日朝昼夕方、夜遅くまで、

半強制的に練習に時間がとられ、拘束される。

生徒自身も、家に帰って勉強するよりは、友達一緒に楽しく、

あるいは、その活動そのものが楽しくて、自らの意思で、

活動に積極的に参加するのかもしれませんが、

そうすることで、確実に『時間』が奪われていきます。

部活動・習い事・趣味に関わらず、自分の未来・将来、進路に

大きく関わってしまっていること、影響していることは全て、

一度考え直す必要があると思います。

学校・先生側が、一度引き上げた進級・進学要綱の基準、目標に定めた学力レベルを

引き下げることはなかなかありません。

そして、時代の流れから『自己責任』の言葉が、意識が、姿勢が、

非常に強く出てきます。

私立校・中高一貫校の生徒の皆さんは、そのことをよく考えての行動・態度・姿勢・意識を

持つことを強くオススメします。

そして、時代の流れ、記録化・情報化に対応するためにも、

追い込まれてから、なってみてから、わかった、遅かったではなく、

早め早めに気付いて、対応していくことをオススメします。

そういった意味でも、ある意味、私立校・中高一貫校で学ぶということは、

社会に出てからの順応性、対応力が身につく機会があるとも言えます。

文武両道を目指す。出来なかったらどうする。やれるようになったらどうする。

言い訳にはしない。今年は、来年は、未来は、将来はどうする、どうなりたい。

そういったことを、早くから考えられ、行動に起こせるようになることを

オススメします。

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