部活と両立する勉強の仕方～国語編～
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学年、学期に関わらず、部活動をやっている・いないに関わらず、
この国語に関しては、皆さん共通の認識があると思います。
勉強をしてもしなくても、大体平均点を取る、点数を取れる。
日本に住んでいて、日本語を使っているんだから余裕でしょう。
実際にそれで、点数が取れている、取ってきた方にとっては
耳に念仏なのでしょうが。
本来の、本気の、本当の『国語』の勉強は、他の主要教科以上に難しいです。
まず、正確な確実なたった一つの答えが存在しません、そして、
無限とも言えるほどの問題を多種多様に出すことが可能です。
こういった側面を持つ『国語』に対して、その心構え、その意識では、
学年が上がるごとに、足をすくわれる可能性が高くなります。
それでも『学校の定期テスト』は、授業を聞いて、ノートを書いて、
宿題・ノート・プリント提出さえしていれば、上記の通り、
大体平均点を取る、取れるということになります。
だからこそ、忠告を、アドバイスを無視するのでしょうが、
最終的に高校・大学受験がある方は、気をつけて下さい。
受験の国語のテストは、先生が授業で事前に教えてくれていたような『答え』は
どの参考書にも書いてありませんし、同じ問題・文章が出されることも、
その出題傾向すらもわからないという、まさに真の『テスト』が出されることになります。
“その”テストにどう対応するのか、対応していくのか、勉強するのか、勉強していくのか、
受験生になって焦って悩んでやっても、点数が伸び悩むということになります。
その勉強の、手助け、準備となるのが、普段の学校の授業です。
普段の学校の授業をおろそかにすればするほど、その『ツケ』は、
受験勉強の時にやってくると思って下さい。
他の教科と異なり、『感覚』『感性』が問われることが多くなりますので、
その『ツケ』を払うのは、並大抵でないことを、“部活動”をやっているなら、
なおさらわかると思います。
そういうことを踏まえて、よく考えて、学校の授業を受けて下さい。
数学、英語は『わからない』『わからなくなってきた』から、眠い・寝るとなりますが、
国語は『わかる』『できる』からと考えて、“心置きなく”寝る方が多くなります。
各教科編で何度も書いておりますが、
「部活動をやっているから、忙しいから、疲れているから」
“許される”わけではありませんので、気をつけて下さい。
いかに挙げることは、特に変わった勉強法ではありませんが、
国語の点数、成績に悩まされ、進学・進級要綱に引っかかり始めた方は、
試しにやってみることをオススメします。
１、授業中寝ない、ノートを書く、宿題提出は必須
２、通学途中に“教科書”を読む
３、新出漢字などはスマホなどでデジタル漢字帳を作っておく
４、できる限り、毎日家で教科書本文・ノートを音読する。
５、部活中、友達・試合相手の感情、行動を“文章”で表現してみる
６、部活動に関する日記をつけてみる
７、部活に関する“本”を読んでみる。
１に関しては、各教科編でも提案していることですが、
『当たり前』のことですので、意識して徹底してやってください。
２、３、４に関しては、定期テスト対策です。
基本的に１を徹底してやっているなら、そこまでしなくとも、
テストで点数がとれると思いますが、より高い点数をとっておき、
成績を＋１しておくと、数学や英語、他の教科の『助け』になると
思いますので、試しにやってみて下さい。
５、６、７は国語の『感性』を磨く、文章を作る、表現してみる、語彙を増やす、
触れる、読むということを、“部活動”に絡めたものにしました。
もちろん、部活動に全然関係ないことに関してやっていただいても構いませんが、
絡めたほうが、『まだ』やる気になる、続けられるかと思い、提案させて頂きました。
【後書き】・～・～・～・～・～・～・
部活動に入っている・いないに関わらず、定期テストで点数が取れている・取れる国語は、
生徒の皆さんが最もないがしろにしがちな教科だと思います。
加えて、やってもやらなくても、勉強してもしなくても、授業を聞いていれば、
テスト前に、できる人のノートをコピーして、書いてある内容を覚えれば、
大体、そこそこの点数を取れる、取れている事実があったりします。
さらに、部活動をやっている方は、その上、
「部活動をやっているから、忙しいから、疲れているから」の意識が強くなると、
もう授業中寝ることの衝動を抑えられないでしょう。
各校の先生の思想にもよりますが、「そのこと」は百も承知だからこそ、
ふざけるな、国語の勉強こそ大事な勉強だと、厳しい目で評価するのか、
まぁまぁ若いうちは仕方がない、テストで点数さえ取れているならばと、
優しい対応をしてくれるかのどちらかになると思います。
個人的な意見ではありますが、国語の先生は他人の『感情』や『思い』を、
感じ取るのがうまい、あるいは好きだからこそ、皆さんの『感情』や『思い』を
察してくれたり、わかってくれたりする傾向が強いです。
そのためか、普段の授業態度に対しての評価の査定が、若干甘くなることがあります。
ですが、それでも、先生も人間です。
いつまでも『甘えて』ばかりいると、雷が落ちることになりますので、
注意して下さい。
それでも、理系、いわゆる数学・理科の先生ほど、さっぱり冷たい対応を
されるということはないですから、先生が“暖かく”見守ってくれている内に、
姿勢を、態度を正しておくことをオススメします。
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