二学期定期テストまでにやること～数学編～
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数学のテストを受ける上での最も理想的な“前提”として、
「わからないところがなく、どんな問題が出ようとも、
制限時間内に解き、さらに見直しができる」
ことが、望ましいと言えます。
細かな違いはあるにせよ、理系の講師、先生に聞けば、
大方こう答えると思います。
これがテストを受ける際の理想的な“前提”です。
前提と書いているのは、ほとんどの先生が、“そのつもり”で、
テストを作っているからです。
冒頭から堅苦しい哲学のようなことを書きましたが、
この理想的な“前提”を無視して、自分勝手な屁理屈や理論で、
テストに望もうとして、高得点を取ろうとする、取れると思うことは無謀です。
特に二学期以降は、一学期の結果から、高得点を取らなければならない状況・状態に
追い込まれているのであれば、この前提を意識しなければ、挽回が難しいです。
ということを踏まえて、この前提を一つ一つクリアしていく必要があります。
まずは、「わからないところがない」。
受験においては、難しいことではありますが、定期テストにおいては、
出題される範囲が決まっていますし、それほど大量というわけではありません。
そのため、定期テストまで、正確には定期テスト一週間前に、
わからないところがない状況・状態にあるためには、
「わからないところ」をわかるまでやる、わからないところを作らないというスタンスで、
勉強を進める必要があります。
わからないところがあれば、友達・先生に聞く、塾や家庭教師に聞くなど、
とにかくわかるまでやるようにして下さい。
自分がわかるまでやることに、効率も効果的もありません。
そして「わかる」というのは、教科書・問題集の類似問題はもちろんのこと、
その他の参考書・問題集の問題もできるようになって、初めて「わかっている」といえます。
次の定期テストで点数を取らなければならない方は、“そこまで”やってください。
そうすれば“定期テスト”で「どんな問題がでようとも」、解くことができるようになると思います。
次は「制限時間内に解く」ですが、
これは「二学期の勉強の仕方」にも書かせて頂いております。
自分で決めた時間内に、できるだけ多くの問題を解く、決めた問題数を解くという訓練をしましょう。
定期テストで出される問題は、比較的簡単な計算問題８～１０題、少し難しい計算問題５～６題、
難解問題１～２問、文章題３～５題、と多くて３０問強、少なくても２０問は出ます。
先生によっては５０問近く出す方も、十数問しか出さない方もいると思いますが、
大体２０～３０問を基準に考えていいと思います。
そうなると、その２０～３０問を制限時間内、つまりテストの時間内に解く、
解き切る訓練が必要となります。
定期テストまでに、このテスト形式での問題を解く訓練を何回かはしておかないと、
ただ単に「わかっている」、「解ける」では、テストの時に、「時間」に対応できません。
そこで、少なくとも３回ぐらいは、テスト時間５０分内で２０～３０問を解くことができるという
事実を、実力をつけておくようにしておくことをオススメします。
そして、さらに、「見直しができる」時間を作り出せるようにしておくことも必要です。
これは上記のことができてからのことではありますが、これもテスト時間内に行う必要がありますので、
事前にできることは、自分がよく間違える癖を見つけておきましょう。
自分の過去のテスト結果で、癖は見えてきます。定期テストまでには一度確認しておきましょう。
忙しくなる二学期において、数学の「二学期からの勉強の仕方」、「定期テストまでにやること」は、
かなり難しい、つらいものとなりますが、サボってしまった罰、一学期の結果に対する罰だということを
かみ締めて、やり切って下さい。
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