中間テストの見直しをする
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期末テストを受ける前に、なんで中間テストを見直す必要がある?
と思われるかもしれませんが、中間テストの見直しを必ずしておいて下さい。
これには三つ意味があります。
1)期末テストに(少しかもしれないけど)出る可能性があるから、
2)期末テストで何点取らなければならないかの確認のため
3)テストを意識するため→テスト形式・問題数・テスト時間を考慮する
1)は実益を兼ねているのでわかりやすいかもしれませんが、
2)、3)は精神論的なことなので、別にそれほど意識しなくても
構いません。
2)の期末テストで何点取らなければならないかの確認は
もうすでに意識している方にとっては、それほど関係ないと
思います。
しかし、3)の
「テストを意識するため→テスト形式・問題数・テスト時間を考慮する」に
関しては、意外や意外、意識していない方が多いと思います。
できれば一学期・二学期のテストも見てもらいたいのですが、
テスト形式・問題数に関しては、先生によって傾向があります。
塾でもある程度予想することではありますが、
問題の約4割が非常に単純な計算問題を出したり、
難しい文章題などの配点が実は20~30点分だけだったり、
漢字や単語を埋めるだけの問題が10~15問、10~20点分あったりとします。
定期テストが、受験よりも点数の取りやすいところはこういうところにあります。
同じ先生がテストを作っている場合、必ず傾向があり、
そしてその傾向を毎回大幅に変えてくることは少ないです。
そうとわかれば、先生の心理を逆に読むことができます。
A3またはB4サイズのテスト用紙の、
二学期中間テスト、または一学期期末テストの問題数は、
そうそう変わりません、解答欄もそうです。
そうして、今回のテスト範囲を当てはめた時、
教科書の単元のどの範囲がどこに配置されるかどうか、
予想をつけられます。
数学で言えば、図形やグラフを使う問題が範囲だったら、
大体何問くらい入れられるかわかります。
当然ですが“図形やグラフ”だけのテストなんてありませんから、
文章題も入るだろう、難しい問題が1・2問入るだろう、
じゃあ、簡単な問題は何問くらい入れてくるか?
今までの傾向で、それは何点ぐらいの配点になるか、
前の学年でも同じ先生だったのなら、前の学年の時はどうだったか。
そんな意識をしてみると、なんとなく期末テストが
どんな風に出されるか、見えてくると思います。
漠然と不安を抱えてテストを受けるよりも、
ある程度、どんな形式、どれくらいの問題量、
どんな配点、どんな解答欄なのか、予想していると、
テストを受ける時、かなり余裕ができます。
こうしてみればわかると思いますが、定期テストは
どんな問題が、どんな形式で、どんな配点で出されるかわからない受験よりも、
安心して受けられるテストとなります。
嫌々、不安を抱えて受ける、受けた定期テストも、
こうやって見れば、なんだこんなもんかと思えてくると思います。
こういった効果もありますので、ぜひ中間テストの見直しをしてください。
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