自分の勉強できる量を知る

勉強、とくに宿題などでイレギュラーなことはしたくはないと思いますが、

一度嫌だと思うことを、一日もしくは一晩やり遂げるのもいい経験だと思います。

私自身は、効率的な勉強をすべきだと考えておりますが、

中には、どこまでやれるか試してみたい、試したことがないという方も

いらっしゃるかと思います。

一日に人は何文字書くことができるのか?

ノート一冊を書ききれるか。

数学の問題を何題解けるか?など。

但し、どうせやるなら、本当に無駄なことにならないように、

次のテスト範囲などをやってみましょう。

英単語や、漢字の練習などは、普段からノート提出がある場合、

その形に沿って、次のテスト範囲までやってしまえば、

今後、宿題が出された時、かなり楽になると思います。

数学の問題なども、問題を解かなくても構いません。

問題文を書いてみるだけでいいです。

そうすると、わかると思いますが、

1時間、1晩、1日でできる量は限られています。

それがあなたの力の限界です。

こういった作業にかかるのは、

精神的な問題(成績が悪い、やる気が出ない)ではなく、

物理的な問題(文字を書くスピード、要領の良さ)です。

よく、数十ページもある宿題を、

一日あればできます!と豪語する方がおりますが、

これはあまりにも無謀です。

(一日かけて、友達のノートを書き写すとしてもです)

物理的な問題(文字を書くスピード、要領の良さ)は

精神論でなんとかなる問題ではありません。

どんなに急いでも、どんなに寝ないでやっても、

一日は24時間ですし、1時間は60分です。

書き写すにしても、時間的に無理でしょう。

こういう宿題では積み重ねの努力を見られます。

学校の先生は何人ものノートを見てきています。

当然私も見てきました。

ノートを見る目はプロです。

友達のノートを書き写したものかどうか、

時間をかけて、毎日やってきたものかどうか、

本当に本人がやってきたものかどうか。

すぐに見破ります。

しかし、逆に言えば、前々から

じっくり用意されていれば、それはさも

時間をかけて、毎日やってきたもののように写ります。

そこで、この用意が役に立つと思います。

数学などでは、先生によって、

問題文まで一言一句記載して、提出するようにという

面倒な作業をやらせる先生もいます。

私自身は、数学に関して言えば、

問題が解けること、答えが出せること、これができれば、

途中式を書かなくても、ノートすら書かなくても、いいと思っています。

参考書を見て、口頭で答えをそらんじることができ、説明を求められたら、

白板、黒板に板書できるのであれば、別にノートや鉛筆などの資源を

無駄にする必要はないと思っています。

ですが、学校内では学校の先生の方針が絶対ですので、

これに従っていくしかないでしょう。

そこで、この面倒な作業を暇な時に、やっておくことをオススメします。

別に強制でも、自発的にやってほしいというわけでもありません。

ただ、どうせやらなきゃいけない面倒な作業は先にやっておいたほうが

楽ですよという提案、意見です。

仮にやらなくても、誰に怒られるわけでもありません。

しかし、自分ができる物理的数量だけは知っておいてほしいです。

物理的数量と難しく書きましたが、

要するに、1時間なら1時間、一晩なら一晩、一日なら一日で、

自分が何文字書けるのか、何問解けるのか。

これを知っておくと、今後の宿題も楽に進められるでしょう。

例えば、単語や漢字は1時間に400文字書けるとわかっていれば、

提出するのが20個の漢字を各々10回づつ書いてくる宿題だった場合、

大体30分で終わるという予想が立てられます。

であれば、ちょっとした時間にちゃちゃっとやってしまおうと思うでしょう。

これが、自分の漢字の書くスピードがわからず、ただ単に漢字20個、10回づつ、

面倒下さいな、時間かかりそうだなと、漠然とした不安を持つことになります。

それならば自分の限界を知って、時間がわかったほうが、

すっきりすると思います。

ぜひ、自分の限界を一度知ってみることをオススメします。

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