やる時にやる

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普段、どんなに勉強しない、ふざけている方でも、さすがに、

テスト前、テスト中の、最後の日曜日、自由時間は、

テスト勉強に頑張っていると思います。

特に、私立校、中高一貫校生は、この時を、この瞬間を頑張らなければ、

せっかく私立校、中高一貫校に入った意味が失われてしまいます。

昔から、この時間はものすごい集中力を発揮する方が多いです。

それこそ、追い込まれてからの火事場の力なのでしょうが、

昨今はあきらめる方と、余裕を見せる方が増えてきているのも事実です。

そして、その結果の、当然の「結果」が言い渡されます。

普段勉強しない、授業を真面目に聞かない、宿題を出さないといったことも

問題ではありますが、テスト前の、追い込まれてからの、この自由な時間すらも、

やらない・できないをされる方は、大問題となります。

というよりも、たかだか学校の勉強ごとき、テストごときの話でなく、

社会に出て役立つ勉強、会社に入ってからの仕事、

自分の将来・夢・未来といったものに対しても、

「追い込まれてもやらない・できない」を言い始めたら、

何もやれない、できない人になってしまいます。

そういう時、そういう状況・状態になったら、やる・やれる、できるを豪語されるのは

構いませんが、今、できていない方がそう言う、思う、考えるだけで、

本当に、やる・やれる、できるを証明できるでしょうか。

証明なんて小難しい言葉でなく、本当にやる・やれる、できるか、

このことをよく考えておいて下さい。

追い込まれてからの力を発揮する、やる・やれる、できるの経験をしていない方が、

たかだか学校の勉強、テストごときでやらない・できない方が、

やる・やれる、できるを見せる、結果を示すことは、かなり難しいことだということに、

なってみてからわかった時には、大分時間の経っているということを忠告しておきます。

学校の勉強、テスト以外で、それを示す、結果を出すのは非常に困難なこととなりますが、

あえて挑戦するというのであれば、年に数回しかない学校の勉強、テストごときの

この一回、この時、今日、やってみて結果を出してみて下さい。

そこから先は、無限の可能性と機会があるのですから、皆さんの言う、社会に出て役立つ勉強、

自分の将来・未来・夢に関するもので、結果が出るように、挑戦してみて下さい。

嫌味な聞き方をしますが、今まで、その「社会に出て役立つ勉強」「将来・未来・夢」は、

目に見える“記録”“数字”“結果”が出ていますか?

コンクール入賞などといった「成功例」以外でも構いません。

むしろ、学校のテストや成績と同様に、「失敗例」でも構いません。

きちんと、「成功」「失敗」が、記録されたものとして、数字として残っていますか?

そしてそれは、学生時代に行うたかだか学校の定期テスト、中学から始まって、

高校までの約30回ほどの「記録」、「結果」と同じだけの“数”、

記録と結果を出していますか?

成績という「結果」で言えば、皆さんは、少なくとも中学から高校までで、

1年間で3回、中高時代合計18回の成績という「記録」が出ます。

皆さんが思い描いた、社会に出て役立つ勉強、将来・未来・夢に関するもので、

30回、18回という「結果」、「記録」がありますか。

別に輝かしい「成功」だけの記録だけでなく、悔しい思いをしながらも「挑戦」した記録として、

“30回”“18回”という数字を、記録していますか?

今は挑戦する場や機会に恵まれ、簡単に応募もできる環境が整っているにも関わらず、

「挑戦」していないように思われます。

ゲームが好きなら好きで、「大会」に出てみようと思いませんか?

別に勝てる・勝てないでなく、そういった大会に、10回でも20回でも参加して、

そこで戦って、勝った負けたの「記録」を「結果」を得ていますか?

話が少し脱線してしまいましたが、こういった、今、この時を、この時に賭けるといった

姿勢・態度が“できない・やれない”ことは、そういう“経験をしていない”ことは、

「社会に出て最も役にたたない勉強」となります。

学校の勉強、テスト“ごとき”は、それを最も簡単に、やりやすく、体系だったものと

なっております。

もうすでに、学校の勉強、テスト以外で、十数回、数十回という「記録」「結果」を持っている

“何か”があるのであれば、こんなこと問題ではありませんが、

もし持っていないのであれば、この期末テスト、最後の日曜日、最後の自由時間、

賭けてみませんか?

集中して力を発揮できるかどうか、十数時間何かに集中して取り組めるかどうか、

やってやり切る、試してみてはいかがでしょうか。

出来ない・やれないではなく、出来ること淡々と、やれることを黙々と、

弱音を吐かず、投げ出さず、逃げ出さず、やってやりきれることを、

「経験」しておくことを、強くオススメします。

それは、学生時代における「社会に出て必ず役立つ勉強」となります。

ぜひ試してみて下さい。

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