二学期をよく考えておく

二学期を迎える9月からは、学校行事、部活動・委員会などの学校生活が充実してきます。

もちろんのことですが、勉強・授業の進度も、友達付き合いも深まって、

忙しいなんて言うこともできないくらい日々忙殺されてしまいます。

部活動・委員会をやっていない方でも、友達付き合いが悪ノリしてくる頃でしょう。

休み時間、放課後友達を遊ぶのは楽しいけど、学校で勉強したくない、

帰り道道草を食っては、なるべく家に帰りたくない(家で勉強・宿題したくない)

休日は遊びに出かけたい。

一つ一つの行動は個人の自由ですが、それらを積み重ねて、成績を落として、

先生に親御さんに心配され、勉強しろ勉強しろと言われるのは当然受けるべき責任です。

これらの責任逃れはできません。

他でも書きましたが、中学以降は、全て記録されます。

各教科のテストの点数、成績、総合評価、これらが全て残ります。

嫌な記憶は薄れ、忘れてもらえるかもしれませんが、無情にも記録は学校を

去るまでずっと残ってしまいます。

二学期はそういう意識を持つ、気を引き締める必要があります。

学校行事ごと、一週間ごと、やりきった・やり終えた解放感から、

ちょっとぐらいいいやの連続になりがちなので、気をつけましょう。

と、毎年多くの生徒に言ってきてはいるものの、なかなか難しいのが現状だと思います。

特に、部活動で忙しい、友達付き合いが忙しいというのは、子供たちにとって

勉強をしない立派な理由となるようです。

さらに最近は、TVドラマや漫画などの影響なのか、仲間意識が強くなってきたように思います。

また、携帯電話ですぐに会話、メールできるのも、共有意識、共存意識が

強くなっている要因の一つだと思います。

仲間意識が強い、つらいこと・嫌なことを・心を共有する、共存すること自体は

非常に良いことだと思いますが、それが原因で友達の足を引っ張ってしまうと感じること、

または自分の足が引っ張られていると感じることはないでしょうか?

それが一番わかりやすいのが、テストの点数、成績だと思います。

同じように遊んでも、同じように宿題も勉強もしないでも、必ずテストの時に、成績に

差が出てきます。

その差を才能だとか、頭が良い悪いで片付けるのは、友達にも失礼ですし、

自分自身に対しても惨めな思いをすることになってしまいます。

中高一貫校生は特にこういった傾向が強くなると思います。

進学校・受験校は、受験がありますので、最終的に受ける学校は自分で選択できますし、

友達と同じ学校に行きたいと思えば、それなりの努力もします。

しかし、中高一貫校ではこういったことはありません。

進級するのが当たり前、進学する学校は同じなので、友達と同じようにしていれば、

友達と仲良くしていれば、そのまま進級できるかの錯覚に陥りますが、

実際は“テストの点数”“成績”で進級・進学が決まっています。

そのことに気づかず、友達も似たような境遇・環境(勉強していない)だから、

大丈夫だろうと思っていると、手痛いしっぺ返しを受けることになります。

部活動での先輩後輩との付き合い、友達との付き合いが悪いとは言いませんが、

その付き合いがマイナスになる、マイナスになっているのでは?と親御さん、

先生、他人に思われるようであれば、その付き合いをよく考えたほうが宜しいと思います。

二学期からはそういったことも考えなければなりませんので、

頭の中はいろいろ考えごとばかりで、さらに心苦しく、さらに勉強したくないと

思うことになります。

ですので、できれば学校が始まった週末までには、二学期からの生活を、方針を、計画をよく考えてみて下さい。

こういったことを考え、方針を、計画を、意識を自分の中で決められるのは、

余裕がある9月上旬くらいです。

ぜひ考えてみて下さい。

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