まだ、わからない所がないから大丈夫?

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私の塾でもそうなのですが、テストで悪い点数、成績を落とす方のほとんどが、

各学期の授業の最初の時期、特に新学年になったばかりの時期に言われるのが、

「わからないところが特にないので、今のところ大丈夫」です。

新学年になっての一学期、最初の授業、最初の単元、最初に学ぶことの多くが、

一見すると、“簡単”で“楽”で“わかりやすい”ものです。

それは、教科書が、学校の先生が、授業での説明が、そういう風に作られている、

またはそういう風に教えてくれているだけだからです。

小学校、中学校でも経験してきていると思いますが、そういった非常に簡単に思える、

非常に楽に思える、わかりやすい・理解しやすいところほど、

今後のことを習う上で、重要になってくることとなります。

このことを解説するのに、一番わかりやすいのが、

小学校で一番最初に壁となる、算数の九九です。

九九を覚えること、これ自体は“単純”です。

(初めて習う小学生の立場で考えると、簡単とは言えないかもしれませんが、

ここでは単純とさせて頂きます)

面倒ではありますが、“覚える”だけで、ただただ反復で、“答え”を言うだけで、

周囲の大人達から褒められる、友達からすごいと思われる、テストで点数がとれる。

しかし、じゃあ、その単純で、“覚えてしまえばいい”だけの九九において、

応用問題や文章題、二桁、三桁の掛け算となった時に、

その“覚えてしまえばいい”だけの九九を“使いこなせなければならない”という

状況になってきます。

そこでつまづく方、ないがしろにする方が多いと思います。

九九や、学校の勉強、これから習う様々な新しいことにおいてもそうですが、

最初にやっていること、習うことを“覚える”ことよりも、

それを“使いこなす”ことができるかどうかこそが、重要となってくることを

多くの方がわかっていません、というよりもわかっていても、

それをさほど重要だと思っていません。

去年も、その前の年も、それ以上前の年でも構いません。

4月、最初に習ったこと、それ自体は覚えている、できている、やれている、

そう思う方が多いと思います。

実際に、最初に習うことは、時間をかけて、ゆっくりと教えてもらう、

じっくりとやれている、から“こそ”できると思います。

しかし、それを使いこなせているかどうか、“知っている”だけではなく、

“知った上で、それをどう使うかを知っている”かどうかを問われるのが、

テストであり、二学期・三学期、小学校・中学校・高校以降となります。

一昔前なら、知った、知っていることが“力”になったかもしれませんが、

インターネットなどの情報網が発達した今は、“知っている”ことは、

大した力になりません、なぜなら、今は“検索”さえすれば、

“いつでも”“誰でも”「知ることが」、「知ることは」できるからです。

ですから、むしろ今は“知っていること”が大前提で、その上で、

その知識をどう使うかが問われています。

嫌味で書きましたが、こう書かれれば、少しは、学校の勉強も、

勉強の仕方次第で、自分の未来や将来に関わる勉強と思って頂けるでしょうか?

そういった上で、改めて問いますが、いかがでしょうか?

“まだ”わからないところがないから“大丈夫”ですか?

“わからない”ところがないなら、“わかった”ところを

“使いこなせる”ようにしておいたほうがよろしいのではないですか?

人間ですから、“ミス”をすることは多々あります。

ですから、単純な“計算ミス”、漢字・用語の“書き”間違え、

重要単語の“ど忘れ”は多々あります。

しかし、それらは、テストにおいて、“使いこなせていない”こととして、

“わかっていない”“できていない”ことと“同じ”扱いを受けます。

テスト後に「いや~わかってはいたんだけどね」「あーそうだよ、ミスった~」と

言ったところで、一度“記録”されてしまった点数も、成績も変わりません。

わかりきったこと、わかっていることこそ、反復につぐ反復で、

精度を上げておくことをオススメします。

一回やってわかったこと、一問一答で100%と思わずに、

百回やってもできること、百問百答、千問千答で100%になるように

しておくと、使いこなせることの証明=自信につながります。

無駄、無意味に思える積み重ねが、後々に必ず力、実力となることを、

“知って”みるのも人生の勉強になると思います。

「わからない所がないから大丈夫」と思える余裕のある、この時期に、

その力、実力をつけておくようにしてみて下さい。

その“結果”が必ず、新学年になってからの“最初のテスト”、

一学期中間テストに現れます。

昔の方の言う、基礎、初歩こそ大事、初心忘れべからずというのは、

こういう意味なのかもしれませんよ。

4月の、余裕がある時期だからこそできる、“勉強”でもありますので、

ぜひ、試してみて下さい。

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