理由と状況の違い

勉強をサボってきた・サボっている方でも、

学期始めは、さすがに少しは勉強しようかと思うはずです。

ですが、多くの方が続きません。

理由はいろいろとあるようですが、以下のの四つの理由をよく聞きます。

「(いろいろとしたいことがあり)時間がないから」

「(部活・委員会・友達との付き合いなどで)忙しいから」

「(宿題など課題だけで手一杯で)面倒だから」

「(簡単だと思って油断していたら)授業の内容がわからなくなってきたから」

もちろん、これらの理由・気持ちはわかりますが、

その気持ちを誰かにわかってもらったところで、

その理由が何であれ、学校の授業・時間が止まることはありません。

社会に出れば、これをもっと厳しく実感すると思います。

大事なのは、自分自身の状況を理解した上で、どう工夫していくかということです。

ここで断っておきますが、上記の事柄は、実は“理由”ではなく“状況”です。

これを理由と勘違いされるようですが、これらを理由にして、

勉強しない・できないと言うと、人から“言い訳”だと必ず思われます。

自分でも人からそう言われれば、“言い訳”だと思うはずです。

若い方は、自分にとっては“理由”なのに、周りには“言い訳”として

思われることによく腹を立てるようですが、よく考えてみて下さい。

時間がないのはあなただけでしょうか? 忙しいのは?

面倒だと思うのは? わからないと思っているのは?

全てのことが、あなただけの“理由”となりますでしょうか?

そう考えれば、上記の事柄は自分に置かれている“状況”に

すぎないことに気づくと思います。

“状況”ですので、打開しようと思えば、必ず打開できます。

その打開策を練ることが、最初の勉強となります。

そこで、まず、簡単な打開策としてあげられるのが、時間をとるか、量をとるかです。

勉強して頭が良くなる・良くなったと感じたことを、物理的に数値に表すことはできません。

ですので、具体的な数値に置き換えることから始めます。

勉強“時間”で、勉強し、頭が良くなった、物事を覚えたと思える人は、

勉強時間を作る対策をとって下さい。

忙しい、時間がないのは状況ですので、その状況の中で、

作れる時間はどれくらいか、そして、その時間は必ず勉強すると決めて下さい。

私としましては、この方法をオススメします。

これは大人になっても活かせる大事な勉強となるからです。

勉強“量”で、勉強し、頭が良くなった、物事を覚えたと思える人は、

量をこなす対策を取って下さい。

面倒、わからないのは状況ですので、その状況でも、

簡単にできる・量をできる方法を見つけて下さい。

量をこなすことが好きな方は、毎日●ページやる、●問やると

決めるのがいいでしょう。これは例え一度解いた問題でも、

何度でもやる気持ちでやりましょう。

足りなければ、参考書・問題集を借りて、必ず毎日のノルマを達成してください。

こちらは、部活などで忙しい方でもできますが、どうしてもサボりがちになったり、

週末やテスト前に一気にやろうとする傾向があります。

その点を注意して、必ず“毎日”やることを義務付けて下さい。

これでどちらで勉強しても、具体的な数字を出すことができ、

その結果をもとにして、次回のテストではどうするかと検討することができます。

(●●時間、勉強した。●●ページ・●●問解いたという自信にもつながります)

宿題や塾があり、その上、勉強できないと言われる方も多いですが、

このどちらかの方法で、勉強できるようになれば、後々必ず役立ちます。

この二つに限らず、自分の“状況”を好転させる、打開させる方法を

見つけるのでもいいです。

まずは自分の“状況”を好転させる、打開させるために、“毎日”実行してみましょう。

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